2009年 08月 09日
沢旅~渓流で泊まる
7日から8日にかけて泊まりがけで沢登りしてきた。
場所はあえて詳しくは記さないことにする。
宮城県と山形県との境をなす奥羽山脈の船形連峰の中にある沢だ。

今回は渓流釣りもするTさんと2人での遡行。
バイクが縁で初めて出会ったのが昨年の晩秋で、その時に山の話をして以来の再開。
でもなぜか2回目のような気がせず、ずっと以前から知っているような気がする(笑)

7日朝から沢を登り始めたが、沢は穏やかな様相でこれといった滝もない。
流木などが多くかなり荒れているところもあったが、全体としては穏やかな癒し系の沢かな。
紅葉の時期などに、ゆったりと遡行するスタイルが合っているかもしれない。

途中からTさんは釣り竿を出し、所々で釣りをしながら沢を遡行していく。
オイラは釣りをしないので見学だ(笑)
しかしどうもオイラ達の前に先行者がいるようで、岩魚が警戒し全然食いつかない。
しばらく粘ったが釣れないので、二俣に分岐するところで釣りをいったん中止。

遡行しながらテン場(テントを張る場所)を探す。
昼過ぎには沢床より5mほど高い平場を見つけ、ここをテン場にすることにした。
タープとテント(オイラはツェルト)を張り、焚き火を起こすことにした。
Tさんは時折小雨の降るこんな状況でも、濡れた木でも火を起こすコツを知っている。
さすがに渓泊まりのベテランだ。
ちなみに焚き火は規制されている場所も多いが、ここは対象外の場所だ。

焚き火が十分大きくなってきてからTさんは岩魚釣りへと。
オイラはたき火の番だ(笑)
雨が少々降っていても、焚き火はよく燃えた。

短時間でTさんが岩魚を2匹釣り上げて戻ってきた。
大きい方は34センチほどある。
グッジョブ!さすがである。

夕食はオイラのナスの肉みそ炒めかけご飯とTさんのエリンギとピーマン・ベーコンの蒸し煮?だ。
オイラはカロリーが足りないので、たぬきウドンもプラス。
そしてなんといってもメインは岩魚。
岩魚の刺身はぷりぷりして美味かった~
岩魚の胃袋を焼き鳥風にしたのも歯ごたえがあり美味かった~
岩魚をじっくり遠火で乾かすようにあぶった焼き枯らしは最高に美味かった~
Tさんごちそうさまでした!

山奥深い漆黒の闇の中でも、焚き火があるだけで何となく心強い。
炎を眺めているだけで飽きないし、何となく心が安らぐ。
火と人類の長いつきあいを実感する。
明日もあるので9時過ぎに寝る。

8日もテントから出てくるとどんよりした曇り空。
昨夜はツェルトの中に蚊が侵入してきたので、防虫ネットを被って寝たのだが十分眠ることができた。
ささっと雑炊をつくり朝食をすませる。
この日は沢をそのまま源頭まで登って稜線に抜ける予定だ。

出発し登っていくと15mほどの滝があった。
この滝がこの沢で一番高い滝だったが、右岸を高巻いて通過する。
この沢の魚止めの滝であろうか。
その後も何箇所か滝があったが、いずれもザイルを使うような滝はなく、直登か巻いて登れた。

数カ所分岐があったが、地形図とGPSを頼りに右に左にと遡行を続ける。
沢を詰められるところまで詰めたが、いよいよ登れないほどのナメ床急斜面となった。
滑ったらただではすまないので、オイラ達のレベルで登るのは無理と判断。
沢の右から斜面をよじ登り、ヤブこぎへと突入。

ヤブもかなりの急斜面が続く。
1時間以上も激ヤブと格闘し、何とか稜線の尾根まで登った。
登山道はそこから反対側に下ってすぐだった。
大変だったが、ひとつの沢を下から上まで全部遡行できたことに充実感一杯だ。
Tさんと握手し喜び合う!
またこれで沢登りによけいハマりそう(笑)

帰りはそこから2時間40分ほど登山道を歩き下山した。
登山口にはTさんの奥さんが待っていて、昨日オイラの車を置いていたところまで送ってもらう。
天気はよくなかったが、内容の濃い楽しい沢旅であった。

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雰囲気のある場所
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F1(6m)は右岸を直登
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F2(6m)は左岸を直登
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F3(4m)は右岸から巻く
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ナメが続く
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Tさんが岩魚をさばく
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岩魚の刺身
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岩魚の焼き枯らし
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火があると安らげる
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8日朝のブナの原生林
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F4(15m)は右岸から高巻く(この滝を我々は魚止めの滝とした)
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またナメが続く
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F5は2段滝(4m×2)1段目は右岸から巻いたが直登もできそう
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F5の2段目は右岸を直登
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F5の後は滝らしい滝はなかった
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源頭へと詰めていく
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さらに源頭へと
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この後は激ヤブのため画像はありません。

by torasan-819 | 2009-08-09 22:18 | 沢登り | Comments(9)
Commented by スズ7 at 2009-08-10 20:48 x
地形図を見てフムフム…。
凄い沢登りですね。
イワナ、美味そうですが、こちらの方面にはウジャウジャいるそうですが。1時間以上もの激ヤブとの格闘はお疲れ様でした。
Commented by utinopetika2 at 2009-08-10 21:28
同じく、地図を眺めながら、う~ん、なるほど!
いや~すばらしい!
大きなイワナ、刺身ですかぁ~美味しそうですね。
焼き枯らしは燻製のようですね。
Commented by torasan-819 at 2009-08-11 06:22
スズ7さん
いや~ヤブを抜けるときは必死でした。
もう少し楽に抜けられる場所があったような…
先行者がいたようで岩魚の食いつきはよくなかったです。
Commented by torasan-819 at 2009-08-11 06:25
utinopetika2さん
焼き枯らしはまさに岩魚の燻製です。
ほっくりした身がなんとも美味かったです。
渓流で泊まり岩魚を食べる…ある意味究極の道楽です。
Commented by ゆ~いち at 2009-08-11 21:49 x
お~、今度は沢登りですか?
オラもちょっとだけ渓流をかじってるので
今度、地図を見ながら話を聞きたいです~
Commented by torasan-819 at 2009-08-12 03:42
ゆ~いちさん
Tさんとゆ~いちさんが以前からの知り合いだと聞いてびっくりでした。
ゆ~いちさんも渓流やってるんですね!
オイラもちょっとだけ釣りに興味が出てきました。
でもこれ以上趣味を広げると大変なことになりそう(笑)
Commented by ゆ~いち at 2009-08-13 21:28 x
え?Tさんって・・・
無線やってるTさん?(笑)
普段、名前で呼ぶことがなく
コールサインで呼び合っているので
まさかとは思いながらも、気がつきませんでしたよ~
Commented by torasan-819 at 2009-08-14 07:04
ゆ~いちさん
そうなんです無線もやっているTさんです。
渓泊りの生活技術いろいろと教えて貰いました。
山の中の焚き火宴会にゆ~いちさんもどうですか?
Commented by ゆ~いち at 2009-08-14 20:55 x
昨日、Tさんに電話しちゃいました(笑)
いいですね~山の中の宴会
でも、今年は9月が土日出勤多くて、そのまま禁漁になりそうなんです~ (^^;

それに、沢登りの装備はないです~


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