2010年 01月 22日
初めての冬山訓練合宿(第1日) ~ 2010年1月9日
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1月の9~11日の連休は冬山訓練合宿に参加する機会を得た。
山域は「安達太良山」だがオイラとしては初めての冬山テント泊であり、少々期待と緊張が入り交じっての参加となった。
訓練を行うのは福島登高会という山岳会だが、縁がありこの会の山行には昨年から何回も参加させていただいている。
福島市内の集合場所には早めに着いた。
しかしなんと、テントを忘れて戻った人がいたり、急用で戻ることになった人がいたりで予定よりかなり遅れて「あだたら高原スキー場」へ向け出発した。





あだたら高原スキー場の駐車場は以前は有料だったが今は無料だ。
スキーにシールを貼り、テント泊まり装備の重いザックを背負いスキー場の端を歩き始める。
この日は8人パーティーの予定だったが、急用で1名が戻ったので7人となった。
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オイラはまだ山スキーが2回目で、シールを付けての歩行がどうにもぎこちない。
慣れているみんなに遅れないようついていく。
すぐゲレンデ脇の登山道に入りいよいよ本格的な登りになる。
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少し登ったところで休憩し衣類の調整。
真冬とはいえ思いザックを背負って登れば汗が噴き出る。
冬山ではなるべく汗をかかないように、こまめに衣類で調整するのが大切だ。
汗をかいたまま行動を停止するとたちまち冷えてしまい、危険ですらあるからだ。

ちょっと下ると沢に「烏川橋」がかかっていて、橋の手前で小休止。
橋の先に進むと馬車道(緩やかな道)と旧道(登山道)の分岐標識があり、ここは斜面が急な旧道へと進む。
まだスキーの扱いになれていないオイラはちょっと不安だったがなんとか登れるモンだね。
単独行の女性に先に行ってもらったり、登山ツアーらしい団体さんに追いついて追い越させてもらったりしながら登る。
今日のテン場(テント場)は「勢至平」というところだが、オイラは勢至平に来るのも始めて。
安達太良山には表登山コースから昨年11月に初めて登ったばかりなのだからして。
やがて「勢至平」の道標を過ぎ、「峰の辻」への分岐の先で右手のヤブを越えて林間に入った。
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林間と表現したが樹木はまばらだ。
その中にカラマツらしき林を西側に背負った場所がテン場だった。
林がうまい具合に風避けになるらしい。

リーダーのIさんの指示の元、テン場の整備が始まる。
まずは4~5人が横一列に肩を組み、雪を踏みならして平らな場所を作る。
テントを2組張ったら、西側に風よけに雪のブロックを積み上げる。
これがあると無いとでは、風の当たり具合がかなり違うらしい。
7人での作業でほどなくテント設営を完了(トップ画像)した。
少し離れたところに立派?なトイレも設営する。
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設営後は何をするのかと思いきや、雪崩ビーコンの訓練となった。
雪に埋めた発信状態のビーコンを、受信状態にしたビーコンで距離による電波の強弱を判別して探すのだ。
オイラはビーコンを使うのはもちろん初めてだが、これがけっこう難しいのだ。
テン場の前で雪原で行ったので、けっして広いエリアでやったわけではないのだが。
しかし何度かやっているうちにコツらしきものが分かってくる。
ビールを賭けた探索ではオイラがいち早く探し当てたし(笑)
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限られた物資で行うテント泊には生活技術が必要だ。
水は雪から作るが資源は無尽蔵(笑)
しかし火力の強いガソリンストーブでも結構時間がかかる。
持参したストーブはホエーブス725とオプティマス8Rで、どちらもかなり使い込まれていて何十年前の物?という感じだ。
メタでプレヒートして着火したら徐々に火力が強くなっていくのは時間は少々かかるが、その過程が儀式のようでもあり味わい深い。
外は寒くてもテントの中でバーナーを焚くと暖かい。
725の燃焼音は大きめだが、それがかえって頼もしく心を落ち着かせる。

テントは2つともエスパースだが、大きい方は新調した物で初使用とのこと。
冬山用に内張も取り付けたので暖まりやすく居心地がいい。
夕食は親子丼だが、わざわざ溶き卵もビニールパックに入れて持ってきて本格的に作る。
テントの中ですし詰めだが、仲間と食べる夕食はことのほか美味い。
オイラはビーコン訓練でゲットしたビールと自分で持ってきた焼酎でいい気分。
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食べて飲んだらあとは明日のために寝るだけだ。
実はオイラは冬季用のシュラフを持っていなかった。
そのためこの合宿では、スリーシーズン用のシュラフを2つとシュラフカバーを持ってきた。
シュラフを2枚重ねて使うのだ。
でも1日目はあえて自分の耐寒性能?を試すべくシュラフひとつにシュラフカバーで寝てみることにした。
ただしダウンジャケットは着込んだままで。
明日朝起きたら体が凍っているなんてことはないだろう(笑)
外は風もあまり無く穏やかなようだ。
隣からは寝息も聞こえてきたので午後8時半頃就寝。


コースタイム
スキー場9:20-9:52~勢至平11:41~テン場11:55
※テント設営・トイレ設置・ビーコン捜索訓練

第2日はこちら

by torasan-819 | 2010-01-22 19:01 | 山スキー | Comments(5)
Commented by utinopetika2 at 2010-01-22 21:14
今年も充実した山行されていますね。
素晴しいです。
Commented by ラブ at 2010-01-22 23:52 x
こんばんは。
マルゴさんトコでお会いしてるラブです。
ホエーブス、オプティマス、内張など懐かしい名前が並んでいましたのでコメしちゃいました。
私は灯油を使ったホエーブス625が主で、その後、時代の流れと共にガソリン仕様の725や8Rに移行した記憶があります。
どちらも爆裂するような燃焼音でテント内は会話が出来ないほどでした。
ガスストーブにはない男的なシロモノですね。
Commented by torasan-819 at 2010-01-23 20:56
utinopetika2さん
この歳になってという感じもしますが(笑)
でもやることなすこと新鮮で面白いです。
生涯チャレンジですね。
Commented by torasan-819 at 2010-01-23 21:01
ラブさん
いらっしゃいませ。
ラブさんの山歴は長いのですね。
725の前の625も使ってらっしゃるということは。
ん十年?でしょうか。
実はオイラも30年以上前に自転車旅行をやっていた頃は、ガソリンストーブを持っていました。
もう手元にはありませんしメーカーも忘れましたが、火力と燃焼音は印象深いものがありました。
ポンプで圧をかけるのが懐かしいです。
Commented by yossy1904 at 2010-01-24 23:34
上にホエーブスに反応された方がいらっしゃいましたが、ウン歳以上だなと想像できちゃいます。
かくいうワタシも、大ブス持ってます。
カマボコテントにホエーブスという時代、WV部員でした。


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