2010年 01月 31日
不忘山 ~ 2010年1月30日

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山名      不忘山(1,705.3m)
山行期間   2010年1月30日(土)
山行形態   山スキー
山域      蔵王連峰
地形図    不忘山
天候      曇り
参加者    2名(オイラ・OIさん)
行程      白石スキー場8:00-8:25~ゲレンデトップ9:04~スキー板デポ(1,678m)11:02~
         不忘山11:09-11:16~休憩&シール外し11:20-11:30~白石スキー場12:24
行動時間   4時間(休憩等含む)
移動距離   8.7km
累積標高差 +917m -909m
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不忘山はオイラの自宅からもよく見える。
毎日朝に目が覚めると窓から南蔵王を眺めるのが日課だが、その南端に位置するのが不忘山だ。
身近な山だが今年はまだだったので30日に登ったというわけだ。
同行のOIさんは3日前に知り合ったばかりだが、山のキャリアも年齢も(失礼)大先輩になるお方だ。
天気はどんよりとした曇りだったが、この時期快晴になること自体珍しいし風が強くないだけましだ。
近い山で移動時間が読めるだけに家を出る時間がギリギリになってしまった。
集合場所の白石スキー場へと急ぐが、路面に雪が無いので約束の時間ピッタリ何とか間に合った。



駐車場に着くと既にOIさんが準備万端で待っていた。
挨拶もそこそこに急いで準備をする。
駐車場からレストハウスへの階段を上がり、インフォメーションに登山届を出す。
冬季に不忘山に登る場合、スキー場のリフトに2本乗りゲレンデトップから歩く人が多いが、オイラはいつも下から登る。
OIさんに話したら快諾を得たので、この日もそうすることにした。

まだ動き始めていないリフトを横目に、人のいないゲレンデの端を登る。
ゲレンデトップ(GPS読みで1,114m)までの標高差約250mを、2人であれやこれや話をしながら約30分で登る。
ゲレンデトップに着くと、ちょうど動き出したリフトで登ってきたスキーヤーが下りてきたところだった。
これから山スキーで登るらしい8人ほどのパーティーがいたので、軽く挨拶をし先に登ることにする。

しばらくはヤブがうるさい中を登らなければならない。
こんな場所は微妙にスルスルと枝のすり抜けが上手い人と、なぜかワザと引っかかる方に向かってしまう人がいる。
オイラはどちらかというと後者(笑)
なのでというわけでもないがOIさんが先行して進む。

晴れていれば正面に見えるはずの山頂も、今日見えるのは少し先までの地形だけでそれ以上はガスの中だ。
少々テンションが上がらないが、山に登れるというだけでも幸せというものだ。
しかも今日は相方がいるので山談義をしながら登れる。
小休止をしていると、左手の林の向こうを先ほどの8人パーティーが追い越していくのが見えた。
以後このパーティーとは抜きつ抜かれつ(レースじゃないが)で、ラッセルをお互い借りあったりすることとなった。
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不忘山東尾根の稜線はまだヤブがうるさそうに見えたので、稜線には乗らずに東斜面の中程を登っていく。
ここは下りの時は滑ってくるルートでもある。
1300mあたりから徐々に勾配がきつくなってくるので、スキーのクライミングサポートをもう1段上げる。

OIさんは山スキー歴も長いようだが、年齢もオイラよりだいぶ上の方でもある。
でもかなりの健脚らしく、オイラと一緒に快調に登っていて息も荒げていない。
凄いなオイラも将来こうありたいものだと思う。
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1400mを越えた辺りで8人パーティーのトレースに合流しラッセルを借りる。
よくラッセルは「盗む」と表現するが、この日はお互い様だから借りる貸すの関係だ。
急斜面で彼らがジグを切って登っているところを、あえて直登するが所々アイスバーンになっていてヒヤヒヤだった。

間もなく稜線に出たが、ここまで上がるとヤブもなく歩きやすい。
その稜線も徐々に細くなってくると山頂も近い。
晴れれば眼前にピラミダルな山頂が見えるはずだが、今日はもちろん白一色だ。

8人パーティーは早めにスキーをデポするようだ。
オイラ達はもう少し先までいくことにして前に進む。
少しは進めたがこれ以上は諦めてスキーをデポしてツボ足で山頂に向かう。
11:09山頂に立つが何も見えない(x_x)
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予定では不忘山からさらに稜線をたどり南屏風までいくつもりだった。
南屏風の東斜面の雪の具合を見たかったからだが、このホワイトアウト状態では行っても無駄だ。
OIさんとも話をして今日はここまでにすることにした。
8人パーティーが山頂に現れないところを見ると、先ほどの地点から滑降したのだろう。
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デポ地点まで戻るとシールを外し滑降の準備をする。
オイラはパンを1個急いでお腹に入れる。
稜線の南側は急斜面で雪の付きが少なく、岩やブッシュがあちこち露出していて滑ることは難しい。
そのため稜線を少し下ってからケッチャグラ沢に落ちないよう、斜面を東にトラバースするように滑る。
雪質は少し重めだが柔らかく悪くはない。
しかし所々アイスバーンが露出していたのでスキーが意に反して滑ってしまい、オイラレベルでは注意が必要だった。
OIさんの滑りはスピードコントロールがしっかりしていて堅実だ。
しかしオイラの滑りは成り行き任せ(笑)
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埋まりきっていないブッシュを避け木々をぬいながらの滑降は、オイラには少々難しかった。
しかしそれが新鮮でもあり楽しかった。
中腹にはブッシュの少ない手頃な傾斜の斜面があり、いつしか奇声をあげながら滑降している自分がいた。
もうひと降りふた降りすればブッシュも埋まり快適なバーンとなるだろう。
OIさんも気持ちよさそうだ。
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やがてゲレンデトップに到着。
息を整えてからゲレンデを滑り降りレストハウスに到着。
まだ12時半にもなっていないので少々物足りなさを感じつつも、今日の天候ではいたしかたなしだ。
このスキー場のレストランで昼食としたが、ここは比較的値段も安くて味もまあまあ。
中でも豚汁(350円)が安くて具だくさんでお勧めだ。

OIさんとはここでお別れ。
オイラは温泉に入りに遠刈田温泉へと向かった。
スキー帰りには共同浴場の「神の湯」に入る方が多いようだが、あえて神の湯の道路向かいになる「あづまや」に入ることにする。
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あづまやは寂れた印象の旅館だ。
しかしお湯は神の湯と同じ源泉で、しかもオイラ好みの少し熱めの湯を蕩々とかけ流している。
神の湯が混んでいても、知ってか知らずかあづまやの湯に入る人は少ない。
かくいうオイラもこれまでは眼中になかったのだが、県外の方の情報で知ったくらいだ。
この日もオイラ一人!でまったりとゆっくりと入ることができた。
お代は500円で神の湯の300円より高いが、シャンプー・石けん・ヒゲ剃りが使える。
ここは穴場である。
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GPS記録(登りは赤、下りは青)
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by torasan-819 | 2010-01-31 23:49 | 山スキー | Comments(8)
Commented by yossy1904 at 2010-02-01 08:49
不忘山はシーズン中、一度は訪れる山なので状況が気になってました。
1週間前はガリガリだったそうですが、いくぶん雪が積もったのですね。
大雪の後に行って見たいが、今年はこれ以上降るのか??です。
Commented by はなゴン at 2010-02-01 22:16 x
ども。県外の方です(笑)
↓ 今は宮城県にいるので、正確には「県外から来た方」ですが。
実は30日は不忘山も考えたんですが、1700mじゃ真っ白やろなぁと思って、やや標高の低い安達太良の鬼面山に向かいました。結局そちらも真っ白でヘタれて登らなかったですけど。
あづまやはまったり出来て良いでしょー!
経営が成り立っていくのかが問題ですが。
Commented by 加ト幹事長 at 2010-02-01 22:25 x
トラさん、お疲れ様でした。
ゲレンデを下から登るなんて・・自分は貧乏なのですが、ついついリフトの誘惑に負けます。昨日は遂にシール不要の山スキーを楽しんでしまい、なんだか非国民みたいな?気分ですネ(爆)。
日曜日は不忘山に行くので根性があったら下から登ります(でも回数券が残ってるんだな~)。
Commented by torasan-819 at 2010-02-02 02:56
yossy1904さん
降るでしょうというか今雪が降っています。
不忘山も少しは積もるかな?
地元の山ですがなかなかいいタイミングで滑るのは難しいです。
シーズン中に1回くらいはパウパウの雪で滑ってみたいもんです。
Commented by torasan-819 at 2010-02-02 03:03
はなゴンさん
失礼しましたたしかに「県外から来た方」でしたね f^^*)
はなゴンさんは鬼面山でしたが、上のコメントのyossy1904さんは箕輪山-鉄山だったようですよ。
登ってもホワイトアウトで強風だったと思うので、登らなくて正解だったかもしれません。
あづまやですが、帰り際におかみさん(にしては普通の格好だった)がずっと見送ってくれたのが印象的でした。
なにかアクションを起こさないと旅館を存続させていくのは厳しいだろうと思いますね。
せめて日帰り入浴の看板でも出したらいいのにと思います。
あんなにいいお湯なんだから。
Commented by torasan-819 at 2010-02-02 03:10
加ト幹事長さん
ロープウェイでラクチンに登り、あとは下りを楽しむだけだったようですね。
日曜日に不忘山ですか~
加ト幹事長さんとはどうにもタイミングが合いません(笑)
日曜日は息子のサッカーに付き合わないといけないので。
えっ誘ってないって(笑)
ところでオイラと同行したOIさんのこと見覚えないですか?
おそらく加ト幹事長さんもご存じの方ではないかと推測しているのですが…
山の世界も広いようで狭いかも。
Commented by 加ト幹事長 at 2010-02-03 19:57 x
私は基本的に足がないので誘えません。ので誘って下さい。
三日前に知り合ったって・・行きずりみたいな(爆)。あぁもしかしてOIさんって・・・・・・ご無沙汰でした。
Commented by torasan-819 at 2010-02-04 05:43
加ト幹事長さん
了解しておりますよ。
ちなみにOIさんとは行きずりみたいなものです。
OIさんのブログにあったKさんて加ト幹事長のことだろうとピンと来ました。
お誘いの件メールしますね。


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