2010年 03月 28日
湯殿山 ~ 2010年3月27日
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山名      湯殿山(1,500m)
山行期間   2010年3月27日(土)
山行形態   山スキー
山域      月山
地形図    月山
天候      晴れのち雪
参加者    6名(L:和○さん・橘○さん・佐○さん・柳○さん・橘○(あ)さん・トラ山)
行程      志津駐車地点8:16~ネイチャーセンター8:48~1,297m地点10:57~ネイチャーセンター12:00~志津駐車地点12:42
行動時間   4時間26分(休憩等含む)
移動距離   8.6km
累積標高差 +636m -636m
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27日は湯殿山へ山スキーに行くことにした。
山形高速道を走っていると、周囲の景色は徐々に白くなる。
さすがに豪雪地帯だけあり、太平洋側とはまったく違う豊富な積雪量に心も浮き立つ。

高速を降り旧112号を志津温泉に向かっていると、湯殿山と姥ヶ岳の真っ白い姿が眼前だ。
志津温泉の先で冬季通行止めとなり、道路脇に駐車し準備する。
既に車が10台ほども止まっていて今日はにぎやかだなあと思ったら、我々2台の他はほとんど地元の西川山岳会(以後N会とする)の方々らしい。





湯殿山と姥ヶ岳
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スキーを担いで通行止めのチェーンを越え歩く
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GPS読みで標高732m地点から歩きだす。
昨夜の雪は30センチほど積もったようだが、既に除雪されていた。
1キロほど歩いてから工事用?の現場ハウスのあるところでスキーを履く。
ネイチャーセンター(山形県立自然博物園)前までショートカットする。
昨年の4月にここからスノーシューで登って以来だから、ほぼ1年ぶりだ。

まだ雪に埋もれたネイチャーセンター
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天気が良いので暑くなると思い、始めからジャケットはザックに入れている。
ペースはゆっくり目だが、それでも汗をかき出したのでさらに中間着も脱ぐ。
下着1枚だけになったのでこれ以上はもう脱げない(笑)
気温はもちろん氷点下だが、それでも汗をかいてしまう。
それほど天気が良かった。
N会のつけたトレースを借り、ラッセルの苦労もせず楽させてもらった。

先行しているN会(16~17名)の後を歩く
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ブナの疎林が美しい
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今日はひょっとして好天の湯殿山に登れるかと期待したが、西の方に雲が見えてきた。
予報では午後から雪になるらしい。
登っていくうちに徐々に雲がかかって風も出てきた。

風が強くなってきたと感じた頃、N会のトレースが尾根の右に回り込んでいった。
そのままトレースをたどっていくと、彼らが斜面の陰で風を避け休憩していた。
ここから上がったら風にまともに当たり休憩できないので、休んでいった方がいいという。
標高1,190m地点で我々も休憩することにする。
この程度の標高でも既に森林限界は越していて、風を避けられる林はないのだ。
さすがに地元だけあり、どこで風を避けられるか熟知している。

N会の休憩場所に合流
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10分ほどの休憩の後、先にスタートしたN会を追うように我々も歩き始める。
尾根に上がると強風が我々を待っていた。
歩けないほどではないが、我々パーティーの女性2名は軽量だけにちょっとキツイだろう。
斜面を大きくジグザグに風に耐えながら、一歩一歩確実に登っていく。
この時はまだ青空も見えていた。

N会に続き急斜面を登る
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激しい風で視界も悪い
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山頂へ続く東南尾根に乗ったあたりで風はさらに激しくなってきた。
まだフードを被っていなかった佐○さんの頬にみるみる雪が張り付いていく。
橘○さんが風でバランスを崩して転倒する。
山頂は既に見えず、視界も時折ホワイトアウトになる。
我々より幾分上にいたN会が斜面を下っていくのが見えた。
リーダーの和○さんより撤退と指示が出て、シールを付けたまま下る。
到達標高は1,297mだった。

視界が一瞬晴れたときに下り始める
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標高1,220mあたりまで下ると風も弱まった。
ここでシールを外して滑降することになる。
雪も降り出してきたが、まだ視界が利くだけましだ。
少し前までは晴れて穏やかな山だったのが、短時間で風雪の山になってしまった。
山の天候は一瞬にして変わることをあらためて感じた。
上を見るとN会が南斜面を滑るため、風が弱くなったのを見計らって登り返しているところだった。

滑降を開始する
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登ったトレースをほぼなぞりながら滑る。
雪は少し重いが新雪なので気持ち良く滑ることが出来た。
何度か転びもしたが、それもまた楽しい。
この日初めてスキーヘルメットを被ったが、やはり安心感がある。
石跳川を渡る手前で8人ほどのパーティーが登ってきた。
天候が悪くなってきたこの時間から彼らはどこまで登れただろうか。
気温も低いせいか、石跳川沿いの緩斜面でもスキーがよく走る。
おかげで推進滑降はあまりせず助かった。

強くなってきた雪の中を滑る
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ネイチャーセンターの少し先でコンプレッションテストの練習を行う。
天候急変で退却を急いだのでやらなかったが、本来なら滑降の前に行うべきものだ。
やむを得ず下ってから練習のみ行った。
車には12:42到着。
山頂には届かなかったが、朝天気の良いうちに登ることが出来たのでよしとしよう。
今度来るときには東大斜面を滑ってみたいものだ。

※後でわかったが、この日はN会の恒例行事「大井沢湯豆腐を食べる会」の日で、腹を減らすため?の山行だったようだ。

GPS記録
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by torasan-819 | 2010-03-28 00:35 | 山スキー | Comments(4)
Commented by yossy1904 at 2010-03-29 20:13
来月中旬まで神社のエリアに足を踏み入れてはいけない身の上なので、指をくわえて見るだけです。
この雪が、GWまで消えないことを祈るのみ。
でも・・、いいなぁ!湯殿山!
Commented by utinopetika2 at 2010-03-29 21:46
素晴らしい天気に恵まれて・・・と思いきや、ガスと強風でしたか。
急斜面を登る後姿がいい感じですね。
でも風が強そうです。
1297m地点がまるで山頂の図ですね。
また夏にでも登ってみます。
Commented by torasan-819 at 2010-03-30 04:35
yossy1904さん
雪は大丈夫でしょう。
ここ数日の寒さでさらに積もったみたいですし。
今回は山頂まで行けませんでしたが、雪のあるときでないと登れませんからリベンジしようと思っています。
それから月山にも行かなければです。
う~ん忙しい(笑)
Commented by torasan-819 at 2010-03-30 04:39
utinopetika2さん
晴れても風が強いとどうにもなりません。
粘っても天候が悪くなるので下山しました。
でも真っ白い広大な斜面には惹かれます。
また登ります。
天気の良いときは朝日連峰の眺めが素晴らしいんです。


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