2012年 02月 24日
八甲田極楽スキー&温泉ツアー(その4) ~ 2012年2月14日
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八甲田4日目2月14日。今日は八甲田の最終日。午前5時前にひとっ風呂浴びる。何度入っても本当にいいお湯だ。今日は二つ玉低気圧による疑似好天らしく、朝から穏やかな天気で晴れ間も見えている。今回は踏破に1日かかる箒場岱(ほうきばたい)ルートのツアー実施はなかったので、今日もし行われるのであれば、深夜帰宅も覚悟で1日コースを申し込む考えもあった。しかし、午後には天候が崩れる可能性もあり、無理をせず半日コースを申し込むことにする。



                      穏やかな表情の酸ヶ湯温泉
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                      裏山ゲレンデ
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                      酸ヶ湯温泉全景
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                      河○さん滑降の図
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せっかく早起きしたので、先に荷物のパッキングや後かたづけを済ませてしまい、朝食後ツアーの出発までに裏山ゲレンデで1本やることにする。裏山ツアー?参加者は河○さん、あんみつさんと自分の3人。斜面を見ると朝一番は既にボーダーに食われてしまっていたが、一昨日滑った右端のラインは残っている。しめしめ今のうちにと思い早速登る。下を見ると駐車場にギャラリーの姿が見える。酸ヶ湯温泉の駐車場から丸見えなのだ。酸ヶ湯温泉に向けてドロップ。雪質も良く美味しくいただいた。

                      樹氷とロープウェイ
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                      右から大岳・井戸岳・赤倉岳(雪原に3パーティーが見える)
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                      大岳をバックに(和○さん撮影)
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                      前嶽へ向かう和○さん
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                      シュプール模様
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さて、その日のツアーコースはロープウェー山頂駅に着いてから決まる。結局、銅像コースとなった。昨日と同じコースに正直やや落胆もあった。しかし、好天の八甲田で滑ることが出来るだけで、贅沢というものだと考え直す。前岳までの斜面も昨日とは違うところを滑る。ツアーガイドは臨機応変に、トレースの付いていない斜面をその日の状況に合わせて選んでいるようだ。毎日八甲田に入っているからこそできることだ。前岳山頂手前、前日と同じポイントで休憩。シールを持っていてハイクアップ出来る人は山頂に登るという。我々にとっては嬉しい展開と思ったが、ツアーの20数名中ほとんどの人が山頂を目指すことになった。

                      シールを付けて前嶽へ登る
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                      山頂へと高度を上げる
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                      山頂直下は結構斜度のある斜面
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                      ドロップインを今や遅しと待つ皆さん
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                      わらわらと滑り降りてくる
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                      あんみつさん滑降の図
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                      河○さん気持ちイイーの図
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                      樹林帯の緩斜面
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                      銅像茶屋前に到着
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ガイドをトップに20分ほどで山頂へ。山頂で張り出している雪庇の先へと進む。ここがドロップポイントだ。昨日よりさらに高度感のある大斜面が眼下に広がる。自分の腕ではパウダーでなければこんな斜面にはドロップ出来ない。逆にパウダーならどんどんドロップしていける。さも自分が上手くなったような気分にさせてくれる、それがパウダーのマジックだ。中段で一度集結し再度ドロップする。昨日とは違うラインを通り緩斜面のルートに合わせる。銅像小屋前に着いたのは、昨日より1時間ほど遅かった。たっぷりの半日コースとなり、午後は短いコースしか行けないだろうから、結果的に選択は正しかったようだ。

                      ツアーガイドの掲示板
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                      酸ヶ湯温泉館内「ヒバ千人風呂」
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                      男女別の男湯「玉ノ湯」
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                      帰路の雪壁
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酸ヶ湯に戻り最後の温泉に入って汗を流す。既にチェックアウトしているのだが、お金を取らず温泉に入れてくれるし、貸しタオルまでサービスしてくれる。ん~なんと良い宿なんだ酸ヶ湯温泉は。午後2時半、酸ヶ湯温泉を後にして帰路につく。疑似好天と思った天気だが、まだ崩れてはいない。天気の読みは難しいものだ。順調に高速をひた走り、福島には午後7時半頃到着。あんみつさんはこれから東京まで自走。自分は高速で戻り午後8時半頃帰宅。極楽八甲田スキーツアーが終了した。

                      今回使用したセミファット板(パウダーは良好なれどちと重い)
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                      八甲田スキーマップ(ロープウェー駅や酸ヶ湯温泉でもらえる)
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八甲田のガイドツアーについて。八甲田で行われるガイドツアーは酸ヶ湯温泉だけでなく、八甲田スキースクールなどもガイドツアーを行っている。ガイドツアーでなければ八甲田に入れないというわけではないが、少なくとも厳冬期にスキーメインで楽しむのなら、ガイドツアーが安全で効率が良いと思われた。しかし山岳会としては、小屋を利用しての厳冬期山行もやってみたいものだ。春スキーの時期になればツアーよりも一般登山者が増える。自分の技量に合わせ、好きなルートを選ぶことが出来るだろう。その時期にも訪れてみたい。ところで、ちょうど5年前の2007年2月14日に、ガイドツアーのパーティーが雪崩事故にあっている。10名が死傷しうち2名が亡くなっている。その事実は記憶しておかなければならない。またその他にも八甲田では雪崩事故が発生している。毎日八甲田に入り経験豊富で、八甲田を知り尽くしているようなガイドであっても、人智の及ばないことはある。山に入るということは素晴らしい体験を得られると同時に、相応のリスクも背負うということなのだ。後で確認すると、この日の前嶽山頂からの滑降ラインは、5年前の雪崩箇所を右にトラバースして避けていた。積雪期の八甲田については以下のサイトが参考になる。
八甲田山系の写真集  青森の山歩き

                      前嶽周辺ルート図(青:13日 緑:14日)
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八甲田極楽スキー&温泉ツアー 「完」

by torasan-819 | 2012-02-24 03:50 | 山スキー | Comments(2)
Commented by utinopetika2 at 2012-02-24 22:15
樹氷も素晴らしいっす。
雪質も良いのでしょうね。
真っ白のアオモリトドマツ、蔵王でも屏風あたりに行きませんと、このようにはなりませんね。
Commented by torasan-819 at 2012-02-25 04:52
utinopetika2さん
今回の八甲田の雪質は最高でしたよ。
フワフワブッカブカのパウダーでしたから。
まさに雪に「溺れ」そうになりました。


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