2012年 10月 23日
中途退却となった蔵王コガ沢遡行 ~ 2012年10月21日
f0170180_3255134.jpg

二日酔いでまだ酒が残っている感じだ。昨夜はしこたま呑んでしまったようで、どうやっていつ寝たのか記憶がない。山仲間との酒は楽しくて、ついつい深酒になってしまう。泊まった山小屋と今日の入渓点がすぐ近くという、安心感もあったからなのだが。コガ沢は蔵王連峰南屏風岳の東面を源頭とする沢だ。いわば地元の沢なのだが、あまりに地元過ぎて全部を遡行したことはなかった。コガ沢には1240mあたりで左から権現沢が出合うのだが、その権現沢は3年前に遡行したので、今度はコガ沢と考えていた…

======================================================================
 山域山名   蔵王・白石川支流児捨川支流 コガ沢
 山行期間   2012年10月21日(日)
 山行形態   沢登り
 天候      晴れのち雨のち晴れ
 参加者    3名(L:トラ山・博○さん・克○さん)
 行程      白石スキー場駐車場7:30~入渓7:50~6mナメ滝9:30~権現沢出合10:15~(中退)~白石スキー場駐車場12:00
 行動時間   4時間30分
 移動距離   約6.7km (カシミールで図上計測)
 累積標高差 約±500m (カシミールで図上計測)
 装備      日帰り沢装備(ロープ30m×1)
======================================================================



                         白石スキー場の駐車場からスタート
f0170180_2155839.jpg


                         御前橋から沢に下りる
f0170180_2165422.jpg


                         ゴーロ歩きが続く
f0170180_2173669.jpg


                         ツキヨタケばかりが目立つ
f0170180_2183920.jpg


白石スキー場の駐車場に車を置き、神嶺林道を歩き始める。少ししてなんとハーネスを忘れたことに気付き、取りに戻ったが20分とかからず沢に架かる橋に到着。ここから入渓する。紅葉は始まっているが、錦秋というほどではない。単調なゴーロ歩きが続く。キノコはとキョロキョロしてみるが、毒キノコのツキヨタケばかりが目につき、食べられるキノコはブナハリタケが少々。途中でキノコ採りらしい2人連れを追い越すが、彼らもまだ収穫はないようだった。

                         穏やかな渓相が続く
f0170180_2194914.jpg

f0170180_2204115.jpg

                         
                         ゴーロとナメを繰り返す
f0170180_2215416.jpg

f0170180_256869.jpg


                         5mナメ滝
f0170180_224513.jpg


滝もなくゴーロとナメが続く。右岸には平行して登山道が延びていて、高いところにあったかと思うと、沢の近くまで下りてきたりする。入渓して1時間40分ほど歩いて、やっと滝らしい滝に出合う。5mのナメ滝で、右から容易に登れる。先ほどまで晴れていたが、雲行きが怪しくなってきた。とうとう雨がぱらついてきたのでカッパを着る。天気予報では今日1日晴れだったはずだが、山の天気はそうもいかない。登るにつれて紅葉も進んできた印象だが、曇りでは色が今ひとつパッとしない。

                         雨でカッパを着ての遡行
f0170180_2254731.jpg


                         V字谷
f0170180_227139.jpg


                         5m滝が現れ左岸からは支沢が落ちる
f0170180_2293567.jpg


                         水流左から登る
f0170180_2312987.jpg


                         左から4m滝で権現沢を合わせる
f0170180_2335178.jpg


                         左から巻き登る
f0170180_2343532.jpg


沢がV字谷になったと思ったら黒い5m滝で、左から容易に登れる。この滝のすぐ上には、左岸の岩を伝って支沢が水を落としている。前方すぐには権現沢の出合が見えた。真っ直ぐがコガ沢の本流で、左から4m滝で合わせるのが権現沢だ。登山道はここでこの2つの沢を横切り、コガ沢左岸の急登を水引入道へと登っていく。コガ沢はここから上で滝やゴルジュが現れ、沢登りらしさを味わえるようだ。しかし、雨も結構強くなり本降りのようにも思え、風も吹いてきた。ここから先に進めば稜線に突き上げるか、行くところまで行ってから沢を下降するしかなくなる。冷たい雨の降るこの天候に、メンバーのモチベーションも下がってきた。結局ここで遡行を打ち切り、登山道で下山することとした。この出合から上は、来年にでも遡行してみるとしよう。

                         下山中に晴れ間が出てきた
f0170180_236467.jpg


                         予定ルート
f0170180_23705.jpg


コガ沢右岸をトラバースする登山道は雨でスリップしやすい。沢靴ではなおさらなのでそのつもりで歩くが、それでも何度か手をついてしまう。下手をすれば滑落の可能性もあるので、十分注意したいところだ。途中、キノコ採りらしき男性と、水引入道を周回するという若者とスライドする。天候は下山中に回復してきて、駐車場に着いた頃は稜線も青空になっていた。結果論ではあるが、稜線の風は強いとしても登れないことはなかったなと思う。この辺りの判断は難しいところだ。さて、まだ帰るのはもったいない。キノコ探しに少し歩いてから帰るとしようか。

                         ルート図(再現)( 赤:登り 青:下り )
f0170180_2403952.jpg


by torasan-819 | 2012-10-23 22:07 | 沢登り | Comments(8)
Commented by maro4070 at 2012-10-24 06:47
この日は蔵王も雨でしたか。
遡行はロープを出さなかった?と、すると我でも…。
コガ沢から水引の西側に遡行する沢、不忘から見ると滝が見えますね。
白高沢と聞いたことがありますが。
頭は、ガンガンしなかったすか(^^)
Commented by torasan-819 at 2012-10-24 08:07
maro4070さん
コガ沢は今回の場所までなら長靴でも登れそうです。
その上はゴルジュに滝の巻きがあるようですが、来年調査予定です(^^ゞ
白高沢との名称は知りませんでした。
頭ガンガンというか、覚めたなと思ったのは夕方になってからでした(笑)
Commented by Mt.racco at 2012-10-24 18:49 x
記録そのものより自宅から10分=20分÷往復にこんな素晴らしい沢があることに驚きです(゚o゚;
千葉では考えられませ~ん!
Commented by beerkatsu at 2012-10-24 18:58 x
駐車場に戻った時には相当恨めしかったのですが、判断は難しかったですね。でも次回には目途が立ったので、リベンジはより楽しいものになるでしょう。これからもよろしくお願いします。
Commented by torasan-819 at 2012-10-25 01:32
Mt.raccoさん
いえいえそんなに近くはありません(^◇^;)
スキー場の駐車場まで自宅から20~25分ですから~
いずれにしても山のない?千葉には考えられないシチュエーションであることは間違いないですが。
その地の利を最大限に堪能しまくってます(笑)
Commented by torasan-819 at 2012-10-25 01:35
beerkatsuさん
お世話様でした&同意です。
駐車場に戻った頃は完璧に天気が回復していましたからね。
二日酔いのこともあったし弱気というか、かなり慎重になってしまいました(x_x)
その代わりというかなんというか、翌日のコカクナラ沢は最高の天気で楽しんできました。
すみません(笑)
Commented by ranger3yuji at 2012-10-25 21:14 x
沢登りでも難しくないところでしょうか。行ってみたいところです。
水引入道から南屏風、不忘を回って降りる。来年にはやってみます。
Commented by torasan-819 at 2012-10-26 06:24
ranger3yujiさん
今回遡行したところまでは危険なところはありませんから大丈夫ですよ。
水引入道の周回も歩きがいがありますから是非やってみてください。


<< 紅葉の朝日連峰祝瓶山コカクナラ...      ハナイグチ(ラクヨウ) >>