2012年 12月 25日
月山姥ヶ岳で今季の山スキー始め ~ 2012年12月24日
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1年の経つのは早いもので、今年もあと少しで終わろうとしている。連続する時間に本来区切りなど無いのだろうが、人間は様々な「区切り」を考え出した。そのもっとも大きなものが1年の区切りであり、自ら忙しさを演出しているような感がある。そんな何かと気ぜわしい年末に、山スキーでの山行計画を立て声をかけたら、たちまち6人パーティーになってしまった。忙しいとはいっても、皆さん好きなことになると別なようである。この時期はまだ太平洋側には十分な雪がない。日本海側の月山ならと思ったが、数日前の予報では日本海側には寒気が入って大雪になるという。しかし、前日の予報で山形県はそれほどの降雪ではないらしく、月山の姥ヶ岳を目指すことにした。これまで月山は春スキーばかりで、この時期に歩いたことが無かったのも選んだ理由のひとつではある。さて、自分にとって1ヶ月ぶりの山行であり、久々に鈍った体に活を入れるとしよう。
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 山域山名   月山 姥ケ岳(1,669.7m) [リフト上駅で中退]
 山行期間   2012年12月24日(月)
 山行形態   山スキー
 天候      曇り
 参加者    6名(L:トラ山・加○さん・Yoshikiさん・植○さん・深○さん・odamakiさん)
 行程      志津8:28~姥沢10:26~リフト下駅10:48-11:03~リフト上駅11:57-12:09~リフト下駅12:27~
          姥沢12:40~昼食休憩13:00-13:26~志津14:00
 行動時間   5時間32分
 移動距離   10.2km (GPS計測:記録間隔10m)
 累積標高差 ±954m (GPS計測:記録間隔10m)
 装備      山スキー日帰り装備
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                         駐車車両が少ないので装備を広げて準備した
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                         さあスタート(レンズが曇ってボケ画像)
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                         姥沢への道路を辿る
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自分のマイカーに6人乗車することになり、人数分の装備&スキー板は載せられるかと心配したが、無事収まり高速を山形へ向かう。月山に近づくにつれ、辺りはすっかり雪化粧の白い世界。いつも思うのだが、奥羽山脈を越えて横移動するだけでこの違いには驚く。志津温泉の先の除雪終了点まで車を進めると、まだ先客は2台だけでそちらも到着したばかりのようだ。準備をしているともう1台到着。曇り空だが雪は降っていないし、風もない穏やかな日より。気温はマイナス5度くらいで、山スキーには良い条件といえよう。除雪終了点から歩きだすと、先の道路上には昨日のものらしいトレースが残っている。ふわっと積もったばかりの雪はとにかく軽く、ほとんど抵抗に感じないのでラッセルともいえないほどだ。しかも今日は強力なラッセル陣がそろっているので心強い。

                         前方には大きなクリスマスツリー(深○さんによるとトウヒとのこと)
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                         20センチほどのラッセルでブナ林を登る
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                         急斜面ではジグを切り登る
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                         姥沢の駐車場手前に出る
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積雪量は十分なので、姥沢までの道を途中から電柱下のショートカットコースを登るつもりで歩き出す。右カーブでここが電柱ルートの入口かと思い、左の斜面に取り付くがこれが間違い。カーブひとつ手前だったようで、石跳川の左岸尾根に近づいてしまう。今さら戻るのもと思い、右に方向を変えつつ姥沢を直接目指すことに変更する。途中で見つけたトレースを借り、しばらくは楽をしてブナの樹林帯のラッセルを続ける。やがてトレースも無くなり、急斜面をジグを切りながら登り上げると、姥沢の駐車場の少し手前に出た。風はあるがさほどでもなく視界も十分だ。姥沢を抜ける道にトレースは無く、今日はまだ誰も登ってきていないようだ。道なりにリフト下駅を目指す。

                         姥沢からは姥ヶ岳も月山も雲の中で見えない
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                         リフト下駅へ
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                         リフト沿いを登る
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                         樹林帯に逃げる
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                         リフト上駅に到着
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リフト下駅まで登ると風が強く、体感温度が一気に下がる。今季初めて経験する本格的な寒気に、鼻と頬が痛くなってくる。建物陰で休憩してフリースを着込み、バラクラバとヘルメットを装着する。あまり休むと体が冷えるので、休憩を切り上げリフト上駅を目指すことにする。冷たさで指先が痛く、指の屈伸を繰り返す。リフト下を登っていくと雪面にクラックが入った。25センチほどの新雪が不安定で、雪崩れやすくなっている。右の樹林帯に逃げて登り続ける。やがて灌木になり、吹きさらしの緩斜面になるとリフト上駅に到着。今期初の山スキーなのでまだ体が慣れていないせいもあり、ここまでの登りでパーティーが縦に長くばらけてしまった。ここから姥ヶ岳山頂までは30分ほどのはず。しかし、自分も思いのほか足にきているので、風もあり視界も無いのを言い訳に、今日はここまでにすることにした。姥ヶ岳山頂はまた次回ということだ。

                         植○さん(後方で誰か転倒中)
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                         後続を待つ深○さん
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                         姥沢へと下る
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リフト下駅までの滑降では、深雪に板を取られ何度か転倒。半年ぶりのスキーを言い訳にしたいところだが、自分にはそもそもの技術が備わっていないのだから仕方がない。それでも久しぶりのスキーはやはり楽しい。他のメンバーもそれぞれに、颯爽とあるいは転びながらリフト下駅まで滑り降りる。姥沢からは道路なりにしばらく下りラッセルとなる。姥沢からトラバースするように滑り降りることもできると思うのだが、なにぶん今日のメンバーは誰も経験が無く登り返しになるのも嫌なので、今日は安全策の電柱下を滑ることにした。

                         ショートカットの急斜面
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                         odamakiさん
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                         電柱下ルート
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急斜面でバフバフの新雪を楽しみながら滑り降りる。この極上の時間はあっという間に終わってしまうのだが、このためなら登りの苦労は何でもないと思える。駐車地点に着くと、もう我々の車しか残ってなかった。他の皆さんは既に切り上げて帰ったのだろう。帰りは道の駅にしかわの水沢温泉館で汗を流す。帰宅して今日の山スキーを振り返りながら晩酌。ついつい杯が進み冷酒を4合はちょっと多かったか。

                         GPSトラック(登り:赤・下り:青)
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by torasan-819 | 2012-12-25 19:13 | 山スキー | Comments(18)
Commented by 加ト幹事長 at 2012-12-26 09:30 x
トラさん、先日はお世話になりました。
スキー遊び(転倒?)はやはり楽しかったのですがその代償は大きかったです(Uさんの後でひっくり返っているのは私ですね)。
やはりあの強風にダイソーフリースインナー手袋は耐えられず、昨日病院へ行きました。ジンジンした指は尋常ではなく、熱を帯びた指約6本はついに・・・ということでペンを使ってキーボードを打っています(辛)。
ちなみに指の長さの降順?に酷いです。あぁ凍傷の話をしたばかりだったのにね、カタギの頃が懐かしい・・。ということでまたまたしばらくお休みです。。
Commented by Toby at 2012-12-26 11:38 x
いやぁ月山すんごいですね。ディープなパウダーいいなぁ。今シーズンは月山でたっぷりフッカフカ雪と戯れたいんです。年明けたら行くぞぉ——(゚∀゚)——!!
Commented by sharizaka at 2012-12-26 12:16 x
月山ですか!いいですねぇ。
今年こそは冬の月山行きます(実は冬に行ったことないんです)!。
早く柔らかい雪の上で滑りたいですね。
Commented by NON at 2012-12-26 16:39 x
お~懐かしい面々 お元気そうで山スキーエンジョイしてますね。
さすが東北の方は、雪に強いわ~
1月に一度は東北へ行きたいと思ってます。その時はよろしゅうに^^

私、やっと重い腰をあげて明日から野沢スキー場へ初滑り行ってきます。
まずはゲレンデで足慣らし、身体作りしなきゃなりませぬ(@^^)ゞ ポリポリ
Commented by torasan-819 at 2012-12-26 19:11
加ト幹事長さん
温泉で指がジンジンするというから、それは軽い凍傷では?と言いましたが…
それがまさかホントの凍傷だったとはね。
凍傷になるときは短時間でもなるという話しをしましたが、まさにそんな感じですね。
ワタクシもリスト下を登っているとき指先に痛みを感じ、その後に感覚がなくなってきたのでこれはマズいと思い、手袋の中で指をニギニギしていたら何とか回復しました。
早く治してください山が待っていますから(^_-)-☆
Commented by torasan-819 at 2012-12-26 19:13
Tobyさん
この時期に岩手まで行かないで滑ろうと思えばやはり月山ですね。
積雪量たっぷりでバフバフですもんね。
是非是非月山へ行ってみてください~
Commented by torasan-819 at 2012-12-26 19:16
sharizakaさん
ワタクシも月山は春スキーを数回しか行ったことがなかったのです。
でもこの時期の月山もいいですね~
山頂近くはホワイトアウトするとルートを見失いやすいので注意したいですね。
Commented by torasan-819 at 2012-12-26 19:19
NONさん
こちらはスキーシーズンインはいつもぶっつけ本番です(^^ゞ
滑っていればそのうち慣れますから。
1月はまだ天候が安定しないので、状況に応じてフィールドを選ぶ必要があります。
月後半ならお付き合いできる可能性アリです。
Commented by odamaki at 2012-12-26 21:10 x
お世話になりました。
私は西風が当たった顔の部分が茶色になっていますが軽症です。
(加ト幹様お見舞い申し上げます。)
その上足の調子が悪く姥まで登れなくてゴメンナサイでした。
電柱下のバフバフ新雪を気持ちよく滑る姿が羨ましかった~(´・ω・`)ショボーン 
Commented by pot at 2012-12-26 21:33 x
もうこんなに雪が積もってるんですね!
バフバフがうらやましい~
Commented by yossy1904 at 2012-12-27 00:22
登りのルート(大門海とか元玄海?)、以前から気になってました。
写真を見る限り、いい感じのツリーランが楽しめそうですね。
厳冬期は無理に上に登らず、この辺で遊ぶのもいいかも??
あっ、torasanさんにはそんな軟弱な発想はありませんね!
Commented by torasan-819 at 2012-12-27 07:26
odamakiさん
ワタクシもほっぺたが少し茶色くなりました(^◇^;)
まだシーズンインなのでこれから調子を上げていきましょう。
ワタクシも結構足にきていたんですよホント。
それにしても植○さんの脚力には驚くほかないですよね。
またお付き合いくださいね~
Commented by torasan-819 at 2012-12-27 07:28
potさん
冬も東北に来ませんかあ~
そちらももうそろそろ滑る頃かと思いますがいかが?
来年はそっちの山にも行きたいですな。
Commented by torasan-819 at 2012-12-27 07:34
yossy1904さん
お見込みのとおり玄海や元玄海、大門海というあたりです。
ネイチャーセンターからの遊歩道が姥沢まで延びてますよね。
この辺りで遊んでいる人もいますよ。
スノーシューのトレースも結構ありましたし。
ワタクシも天候が良くないときに遊ぶには、こんなブナ林の中がいいですね。
Commented by ranger3yuji at 2012-12-28 05:55
頬が痛いとか、厳しい寒さが伝わりました。指のニギニギ、自分もやってます。温かい血液が流れてくるのがわかりますよね。
今シーズンには月山に行くつもりです。湯殿山も登ってみたいです。
Commented by torasan-819 at 2012-12-28 18:29
ranger3yujiさん
加齢とともに指先が痛くなるようになってきた気がしてます。
血行の関係かなと思っています。
凍傷を防ぐにはニギニギとか濡らさないとか気を使う必要がありますね。
ところで今年スキーを再開されるとか。
山スキーでしょうか?冬の月山も湯殿山もいいですよ~
機会があればご一緒したいですね♪
Commented by ranger3yuji at 2012-12-29 20:12
まずはゲレンデで復活、そのあとでスキーかついで登ります。
きょうは雲海の上の刈田でした。まだ雪が少ないです。
Commented by torasan-819 at 2012-12-29 22:33
ranger3yujiさん
ワタクシも20年ぶりのスキーはゲレンデで、息子にスキーを教えるためでした。
体が覚えているようで、とりあえず滑ることができたのには我ながら感心しましたっけ。
今日は予想外の好天でしたね。
ピークハントすれば良かったと悔やんでも時既に遅しでした。


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