2013年 01月 08日
スキー板の捜索で蔵王刈田岳へ ~ 2013年1月8日
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8日は休みの合った者どうしで、加○さんと山スキーに行くことにしていた。行き先は自分が考えることにしており、吾妻か安達太良でもと思っていた。ところが加○さんから「刈田岳に行きたい。理由は話せば長くなるので後ほどに。」とのメール。さて、なにやら事情がありそうだが、行き先に特にこだわりはないし、今シーズンはまだ刈田岳に登っていないのでその提案に乗ることにした。後で聞いたところ、6日に刈田岳避難小屋の前でスキー板を1本流してしまい、天候が悪かったこともあり捜せなかったので、あらためて捜索に行きたいとのこと。8日の天気は比較的穏やかな予報でもあり、2人で捜せば見つかるかもしれないと刈田岳に向かうことにした。
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 山域山名   蔵王連峰 刈田岳(1,758m)
 山行期間   2013年1月8日(火)
 山行形態   山スキー
 天候      曇り時々晴れ
 参加者    2名(L:加○さん・トラ山)
 行程      スキー場リフト乗車9:10=ゲレンデトップ9:29-9:37~井戸沢斜面取り付き10:41~スキー板捜索~
          刈田嶺神社11:15~刈田岳避難小屋11:23~スキー板捜索~刈田岳避難小屋13:27~スキー場14:15
 行動時間   4時間38分
 移動距離   約8.9km (参考)
 累積標高差 約±735m (参考)
 装備      山スキー日帰り装備
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                         雪が少なくブッシュが埋まりきっていない感じ
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                         エコーラインを歩く
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スミカワスノーパークに到着して準備していると、utinopetika2さんとばったり。スノーシューで刈田岳を目指すという。動き始めたばかりのリフトの客は、我々の他には3人だけ。朝一番とはいえ、平日のスキー場は閑散としている。3本のリフトを乗り継いでゲレンデトップに到着。樹林帯の中の中央コースに入らず、雪上車が通る観光道路を歩くことにする。今日はスキー板の捜索に時間を使いたいので、ラッセルしヤブを避ける時間と労力は無いほうがいい。観光道路は、汗をかくほどもない緩やかな登りだ。辺りにはブッシュが目立ち、積雪量はまだまだ少ない印象。1465mほどでエコーラインに合わせた。ちょうどゲレンデ整備車が雪面を均している。

                         かろうじて見える屏風岳と雲に隠れた杉ヶ峰の山頂
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                         追いついてきたutinopetika2さん
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                         刈田岳避難小屋を目指す
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                         成長中のモンスター達
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                         刈田嶺神社
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エコーラインを歩いていると、樹氷見物の雪上車が下ってきて乗客がこちらに手を振っている。地元民の務めとして、観光振興のため思いっきり手を振り返すが少々気恥ずかしい。この樹氷見物ツアーは、スキー場の不振を補う大事な収入源となっているようで、時には6~7台の雪上車が1日フル回転する。樹氷はといえばまだまだ育っておらず、これからの成長を期待したいところだ。道が井戸沢を横切るところまで来たので斜面を見上げて観察するが、もちろんスキー板の姿は見えない。2日間で10センチほどの降雪があったようで、雪の下になっては見えるはずもない。そうこうしていると、後発のutinopetika2さんが追いついてきた。今日のような歩きでは、スキーが速いということはなく、軽快な分スノーシューの方が楽なくらいだ。ここで井戸沢の右岸斜面に取り付き、刈田岳避難小屋を目指して登り始める。加○さんによると、こちらに流れてきた可能性があるとのことで、捜索モードに入り周囲の雪面に注意を払い捜しながら登高を続ける。山頂近くの樹氷はそこそこ育っている。スキー板を発見するには至らず、刈田岳避難小屋に到着。刈田岳の刈田嶺神社まで往復してから小屋で休憩とした。県警の訓練で若い隊員10人ほどのパーティーが上がってきたが、気を使ってか小屋の外で休憩している。

                         刈田岳避難小屋
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                         風が強くなってきた
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                         お釜はよく見えなかった
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                         井戸沢源頭部を滑降する加○さん
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                         井戸沢源頭部全景(ここのどこかに…)
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休憩後、シールを付けたまま下降しながらもう一度捜索する。右へ左へ、二手に分かれて歩いてみるものの見つけることは出来ない。スキー板を流してしまった時に、ホワイトアウト状態だったこともあり流れていった方向がハッキリしなかった。このことが捜索範囲を絞り込めず、広い雪面を前にして途方に暮れてしまうこととなった。ついに「雪が融けるまでムリだね」との言葉が加○さんから出る。もう一度小屋まで登り返してから、シールを取り下山することとなった。残念だが致し方ない。おそらく今日が最後のチャンスだと思う。さらに降雪があれば、捜索は極めて困難になる。本気で捜そうと思ったら、雪崩での救出のように、多人数で横一列に並んで捜すしかないが、現実には不可能だ。雪は安定しているようなので、最後にまっさらなノートラックの井戸沢にシュプールを描き滑り下りる。その後はエコーラインから、我々以外に人っ子ひとり滑っていない(本当にゼロなのだ)ゲレンデを滑って、本日の捜索山行は終了となった。

※加○さん、また捜しに行くので声をかけてください。
※この記事を見て捜しには行かないでください。雪が融けてくるまで見つけるのは困難です。雪庇も発達してくるので危険です。
※この記事の前の記事に捜している板の画像を載せていますので、雪解け以後に偶然見つけた方はお知らせ願います。

by torasan-819 | 2013-01-08 21:03 | 山スキー | Comments(16)
Commented by ranger3yuji at 2013-01-10 15:30
自分も行ったたびに見てみます。
もしも集まって探すときには声をかけてください。微力ながらお手伝いします。
Commented by utinopetika2 at 2013-01-10 20:59
お世話様でした。
久々にお会いでき、嬉しゅうございました。
午後には風が出てきたようですが、晴れ間も出てきたようですね。
今後共よろしくです。
Commented by torasan-819 at 2013-01-11 08:02
ranger3yujiさん
自分は行けないのですが、今度の土曜日に捜索隊が組織されます。
この時も思ったのですが、人数がいないとかなり難しいです。
見つかればいいのですが…
Commented by torasan-819 at 2013-01-11 08:03
utinopetika2さん
驚きの遭遇でしたね。
あらためてスノーシューはいいなと感じました。
なんといっても足元が軽いのがいいです。
Commented by ranger3yuji at 2013-01-11 18:19
残念ながら今度の土曜日は行けないです。
発見できればいいですね。自分が行くときにも見てみますので。
Commented at 2013-01-11 18:31
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 加ト幹事長 at 2013-01-12 06:32 x
ranger3yujiさん、お気遣いありがとうございます。
新年早々こんな間抜けなことになり、ちょっと有名になってしまいました(嬉しくないけど・・)。
これからがんばって見つけてきます!
Commented by yossy1904 at 2013-01-13 23:01
この板の前のモデルを使ってますが、とても気に入ってます。
シリーズが製造中止になったので、オークションをいつもチェックしてるほど・・。
見つかるといいですね。

Commented by torasan-819 at 2013-01-14 11:44
ranger3yujiさん
8日に続き第2次捜索が12日、第3次捜索が13日に行われましたが、残念ながら発見には至りませんでした。
今日の雪で発見は不可能な状況になりましたので、もはや雪解けを待つしかないですね。
お気遣いいただきありがとうございます。
Commented by torasan-819 at 2013-01-14 11:50
yossy1904さん
上のコメントに書きましたとおり、3日間をかけての捜索でも発見出来ませんでした。
板が流れた方向が絞り込めないことが、捜索をさらに困難にしています。
春を待つしかないですね。
Commented by 加ト幹事長 at 2013-01-14 14:52 x
各地大荒れの様子・・春までスキーの片割れのこと、忘れないでください。。
yossyさん、ありがとうございます。
ショップで半額で購入したのは約1年前、運命的な出会いと思いましたが、さよならも言わずこんな突然の別れとは・・オーナーの思い届かずでしょうか(泪)
Commented by torasan-819 at 2013-01-14 23:56
加ト幹事長さん
「別れは終わりではなく、始まりである」
伊集院静氏の新刊「別れる力」に書かれています(^。=)
Commented at 2013-01-15 20:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by NON at 2013-01-18 12:10 x
蔵王には3回行っているのに、一度も刈田岳までたどり着いてません
今年こそは行きたいなぁ~晴れた青い空のした気持ちよく滑りたいってかなりの運が必要だよね(^ ^;)ゞ イヤー
Commented at 2013-01-24 18:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by torasan-819 at 2013-01-24 21:22
東風さん
みっけ!(笑)
メール送りました!


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