2014年 01月 20日
安達太良山迷沢(鉄山西尾根)を滑る ~ 2014年1月18日
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1月18日は安達太良山域の迷沢へ行くことにした。箕輪スキー場のリフトを利用して高度を稼ぎ、下降を楽しむことのできるルートだ。積雪量がまだ十分ではないこの時期より、2~3月のほうが良いのだが、試しに様子を見てくるのも悪くはないだろう。ただし、冬季の箕輪山から鉄山、安達太良山にかけての稜線は、かなりの強風地帯であり要注意である。特に箕輪山は凄まじい風となり、撤退を余儀なくされることもある。また、ガスっていることが多くホワイトアウトになることもしばしばで、特に地形がなだらかになる鉄山避難小屋周辺では迷いやすく、西尾根を下降する際もルートファインディングに注意を要する。それらに注意すれば迷沢ルートは雪質も良く、下り中心のツアーを楽しむことができるのだ。
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 山域山名   安達太良山 迷沢(鉄山西尾根)
 山行期間   2014年1月18日(土)
 山行形態   山スキー
 天候      曇り
 参加者    4人(L:和○さん・高○さん・sharizakaさん・トラ山)
 行程      国道115号(車デポ)=箕輪スキー場8:15=Cリフト降り場8:56-9:08~鉄山避難小屋10:46-11:34~
          迷沢渡渉点13:21-13:35~国道115号13:50=箕輪スキー場14:12
 行動時間   4時間42分
 移動距離   8.6km (GPS計測)
 累積標高差 +536m -966m (GPS計測)
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                         箕輪スキー場Cリフトを利用する
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                         ゲレンデトップより歩き始めるがガスが濃い
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                         ほぼホワイトアウトで鉄山避難小屋を目指す
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                         間近まで来ないと小屋を見つけられない
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                         冬季は窓から小屋に入る
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迷沢の入山口に近い国道115号の駐車スペースに車を1台デポする。もう1台で箕輪スキー場の駐車場にとって返し、まだ動き出したばかりのCリフト(600円)に乗る。リフトを降りると風は弱いもののかなりガスっている。今日はあわよくば箕輪山の山頂を踏んでから東斜面を一滑りと思っていた。しかし、この状態では無理なので早々と諦め、ショートカットで鉄山避難小屋へ向かうことにした。Aリフトへの連絡通路を歩き、リフト降り場手前で斜面に取り付く。ジグを切って80mほど高度を上げると、標高1550mほどを保って水平トラバースしていく。ホワイトアウトに近い状態なのでコンパスとGPSを頼りに進むが、仏沢の源頭部でいつも目印にしている樹林が見えず、少し行きすぎてしまった。進路を修正しながら鉄山避難小屋に到着し、早めの昼食休憩とする。時間が早いこともあって小屋には我々だけだ。なお、小屋はすっぽりと雪の衣をまとい、ガスっているときは見つけるのが難しいので注意したい。

                         通称「プロペラの碑」
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                         探り探り下降していくと徐々に視界が回復
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                         気持ちの良いツリーラン
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                         通称「北斜面」
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                         北斜面2本目いただきます!
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小屋からほぼ真西に進むと、目印にしている通称「プロペラ」の碑がある。今日は見つけたが、ホワイトアウトの時はすぐ脇を通っても気づかないこともある。少し下って1642mピーク手前のコルに出ると、進路を右に振り西尾根に乗って下る。相変わらず何も見えないが、コンパスとGPSで進むべき方向はわかる。しかし、雪のうねりや小沢があり、思う方向に進めないことも多く右往左往する。もうひと降りふた降りして埋まれば、もっと楽になるだろう。そのうち左に寄りすぎてしまったことに気づき修正する。標高が1500m以下になると徐々に視界が出てきた。迷沢ルートでは標高1400mほどに良い斜面があり、通称「北斜面」と呼んでいる。ここだけを目的に迷沢入山口からピストンする人もいて、今日も既に1本シュプールが付いていた。我々もまずは1本と気持ちよくいただいた。しかし、まだ食べ足りないsharizakaさんと自分は、登り返して2本目をいただく。新雪の部分は厚くはないが、軽い雪質なので爽快な滑降ができる。

                         迷沢の渡渉点でハマったアホな自分
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                         黄色い氷柱はミニイエローフォールのよう
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                         仏沢の橋を渡る
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                         「魔の山」看板
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                         国道115号に到着
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ブナ林の緩斜面で気持ちよくスキーを走らせ、作業道にあわせて下ると迷沢の渡渉点に到着。しかし、まだ沢は埋まりきってなく、下から登ってきたトレースはさらに上流で沢を渡っているようだ。3人はトレースを追ったが、自分は埋まっていない渡渉点を強引に渡ることにした。しかし、これはあまり良い選択ではなかった。仏沢の橋を問題なく渡り、国道115号に出るとデポ車に到着。なお、迷沢渡渉点から国道115号までの間には微妙な登りもあり、シールを貼ったほうが手間をかけても結果的に楽だと思う。また、40分から1時間ほど覚悟すれば、デポ車を置かずに箕輪スキー場までスキーで歩く方法もある。これからさらに雪が降り積もれば、迷沢ルートはどんどん良くなるだろう。冒頭に記したことに注意して、是非多くの方に楽しんでいただきたい。もちろん、初心者だけのパーティーで行くことは避けるべきである。

これまでの迷沢記録 2011年2月11日 2012年3月20日 2013年2月11日

                         GPSトラック (登り:赤 下り:青 )
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by torasan-819 | 2014-01-20 21:16 | 山スキー | Comments(6)
Commented by NON at 2014-01-21 21:08 x
いいないいな~たっぷり滑れて楽しそう♪
一昨年箕輪で会った時もこのコースだったのかしら、覚えてますか
イエローフォールあれ見たい、磐梯山のが有名だけど箕輪にもあるんですね 
あ~東北行って新しい板で滑りたいです。
Commented by torasan-819 at 2014-01-21 21:27
NONさん
まあこの時期はこんなもんですよ。
パウダーは天気が良くない方が確率高いですし。
箕輪スキー場のレストハウスでお会いしたのは2011年だったかな?
もの迷沢のミニイエローフォールは小さくておまけみたいなものですよ(^^ゞ
近いうちに一緒に滑りましょうね(^_-)-☆
Commented by sharizaka at 2014-01-22 22:16 x
どうもお疲れ様でした。北斜面でしたっけ?良かったですねぇ。
迷い沢の名のごとく上の方はガスで迷いましたが(笑)。
安達太良満喫できました。
Commented by torasan-819 at 2014-01-23 02:22
sharizakaさん
2月はもっといいですよ~(笑)
次回はもう少し違ったラインで滑りたいと考えてます。
下からラインを探りながらのピストンもいいかもしれません。
都合が合えばまた一緒に行きましょう!
Commented by yossy1904 at 2014-01-25 10:34
迷い沢、鉄山西尾根、五段山・・いろんな呼び方がありますが、それだけ魅力的で常連さんも多いんでしょうね。
私は最後の橋が怖くて、最近ご無沙汰です・・
Commented by torasan-819 at 2014-01-25 16:51
yossy1904さん
結構お手軽に楽しめますからね。
ホワイトアウトにならなければですが。
仏沢の橋ですか?確かにちょっと危ない気も…
でも誰も落ちたって聞きませんし、慎重に渡れば大丈夫でしょう。
今シーズンいかがですか?


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