2014年 02月 02日
西大巓からの西吾妻山二十日平コース ~ 2014年2月2日
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吾妻連峰には古くからの山スキーコースが多い。今回の西吾妻山から二十日平へと下るコースは、以前は山形県側の天元台スキー場から登り、福島県側の二十日平へと抜けるか、小野川湖からの周回もしくはピストンとされていたようだ。現在はグランデコスノーリゾートというスキー場があり、ゴンドラ&リフト利用で西大巓を経由し、比較的楽に周回が出来るコースとして知られている。ちなみに1990年発刊の「東北山スキー100コース」にも紹介されているが、スキー場の記載は無い。今回のリーダーの和○さん若かりし頃は、鉄道とバスを乗り継ぎ、徒歩で取り付き箇所まで移動し、二十日平で雪洞ビバークと大変な労力をかけたというから隔世の感がある。
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 山域山名   吾妻連峰 西大巓(1,981.8m) 西吾妻山(2,035m) 二十日平コース
 山行期間   2014年2月2日(日)
 山行形態   山スキー
 天候      曇り
 参加者    5人(L:和○さん・佐○さん・○井さん・石○さん・トラ山)
 行程      スキー場8:30=リフト終点9:31-9:42~西大巓10:54-11:12~西吾妻小屋11:48-12:09~
          西吾妻山12:27-12:38~中ノ沢渡渉点14:05-14:15~スキー場14:27
 行動時間   4時間45分
 移動距離   9.1km (GPS計測)
 累積標高差 +651m -1,218m (GPS計測)
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                         駐車場から西大巓と西吾妻山が見える
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                         ゲレンデトップから取り付く
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                         暑くてジャケットはいらない
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裏磐梯ビジターセンターで石○さんと合流する。自分が石○さんと一緒に歩くのは今回が初めてだ。1台でグランデコスノーリゾートに向かう。平日以外は駐車料金が千円なので乗り合わせるのだ。今日は曇りで午後から雨も降るとの予報だが、スキー場の駐車場からはまだ西吾妻山が見えている。2月初めの厳冬期というのに、かなり気温が高くまったく寒くない。ゲレンデトップまではリフト券3枚が必要になる。7枚綴りの回数券を買ったが、1人当たり約1400円になるから結構高い。ゴンドラとリフトを乗り継いで1580mのゲレンデトップへ。シールを貼って斜面に取り付くと、雪は重い湿雪だが昨日までのトレースがそのまま残っているので楽に登れる。暖かいのでグローブも薄手のもの1枚で十分。たちまち汗が噴き出てきたので、体温調整のため全員ジャケットを脱ぐ。自分は最初から中間着を着ていないのでアンダーだけになってしまった。それでも登っていると汗が滴り落ちるのだから、どれだけ今日は暖かいのだろう。標高が1800mを超えてもまだ汗が流れる。

                         右手には西吾妻山
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                         あとひと登りで西大巓山頂
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                         なんともメロウな西大巓の東斜面
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                         磐梯山をバックにバンザーイ!
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途中で4人パーティーを追い越しニセピークを左から巻くと、東斜面が大きなオープンバーンの西大巓が見えてくる。背中に磐梯山を背負うようにしてひと登りすると山頂だ。360度さえぎるものの無い眺めだが、今日は飯豊連峰は雲の中で見えない。風はほぼ無風だが、さすがに標高2000m近いのでジャケットを着込む。そうこうしていると後続パーティーが上がってきた。

                         コルへと滑り降りる佐○さん
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                         同じく石○さん
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                         シールを付けて西吾妻小屋へ
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                         西吾妻小屋に到着
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シールを外して西吾妻山とのコルまでひと滑りすると、再びシールを貼って西吾妻小屋を目指す。平坦なコルにある小屋はガスっていると見つけにくいのだが、今日は高曇りで視界はクリアーだ。例年この辺りは樹氷が見事なのだが、先日の雨の影響だろうか樹氷はどれもあばた面になってしまっている。いずれ寒気が入って化粧直しをしてくれるだろう。

                         あばた顔の樹氷が多い
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                         西吾妻山の山頂(と思われる)
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                         吾妻連峰の稜線
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                         水を得た魚の和○さん
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                         ○井さんの滑りも様になってきた
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小屋前での昼食休憩後、樹氷の間を縫って西吾妻山に登る。西吾妻山の山頂は平坦な地形で、どこが山頂かサッパリ分からない。この辺だろうと今日の山頂を決める。北から中大巓・東大巓・家形山に一切経山、東吾妻山に中吾妻山と吾妻連峰の山並みが一望だ。和○さんは進路を北東に変えて少し進んでから右へと山頂を回り込む。このルート取りがすんなりと東尾根の良い斜面へ滑り込むコツらしい。シールを剥がすとオープンバーンへと滑り込む。ウインドパックの雪だが悪くはない。快適な滑降を楽しみ樹林帯へと入る。

                         樹林帯を滑る
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                         中ノ沢を渡る
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                         賑わうスキー場へと滑り降りた
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しばらくは南へ下る尾根をたどる。1700m辺りで少し右に振り、斜度が緩んでくるとGPSで確認しながら滑る。標高が下がるにつれ、雪が重くなりスキーが回しづらくなる。休憩すると木々の雪が融けて水滴を滴らせていることに気付く。重雪に○井さんがちょっと手こずっていたが、これでまた山スキーの経験値が上がるだろう。小沢の急斜面を下り、中ノ沢の渡渉点に到着すると雨が降ってきた。ここまで天気が持ったのだから、今日は儲けものというべきだろう。沢を渡ってゲレンデに出ると、雨に打たれながら一気に下まで滑り降りた。

                         GPSトラック (登り:赤 下り:青 )
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by torasan-819 | 2014-02-02 23:47 | 山スキー | Comments(10)
Commented by NON at 2014-02-05 22:06 x
ホントだ~モンスターあばた顔だわ!
西吾妻山のコースいいですね、うちの会は2年連続2月に行って避難小屋泊まりしてます。私は寒そうな避難小屋泊まりが嫌で参加してませんが・・・
寒波でモンスター復活を祈ってます。
Commented by utinopetika2 at 2014-02-05 22:36
今年こそ、モンスターのある山頂付近で一泊と狙っておりますが、化粧直しが必要ですね。
これから寒い日が続くようですから楽観視していますが・・・。
Commented by torasan-819 at 2014-02-05 23:44
NONさん
火曜日から寒気が入って来ましたので、今頃はお化粧直し中かと(笑)
「寒そうな避難小屋泊まりが嫌」とのことですが、来週末にそれをやってみませんか樹氷を見るために(^_-)-☆
Commented by torasan-819 at 2014-02-05 23:47
utinopetika2さん
今シーズンの樹氷は蔵王の方がずっと状態が良いようです。
狙いは来週末ですね!
Commented by fwix at 2014-02-06 13:16 x
古い記事にコメントしてました。。。。

土曜はraccoさんと凸の予定
日曜、天気次第ですがワカメちゃんを追いかけるかも
バッタリの時はよろしくです
Commented by madokau at 2014-02-06 21:34 x
マルイです。
相変わらず転びまくりでご迷惑をおかけしております。
山スキーの経験値はもとより、そもそもふつうのスキーの経験値も、
ついでに言えば東北の冬の経験値も、
すべてがほぼゼロからのスタートで、目下上昇中です。

周りに言ってもあまり理解されないのですが、気分は越冬ツバメなのです。
Commented by torasan-819 at 2014-02-07 06:53
fwixさん
Mt.Raccoさんと一緒なんですね!
日曜日はこちらも天気次第なので最終決定は土曜日夜です。
バッタリの時はよろしくです。
Commented by torasan-819 at 2014-02-07 07:01
madokauさん
1回転べばその分成長しますよ~だからどんどん転びましょう(^_^)v
ワタクシも転びまくりでしたし、なんでこんなにしんどいことをしているのだろうと自問自答したことも(笑)
ゼロからスタートなのでエッセンスをギュッと濃縮して効率良く吸収しているなと思って見ていますよ。
さあ今週末もせっせと雪と格闘しましょう!
Commented by fwix at 2014-02-10 07:53 x
トラ山さん、結局凸2連発でした
思ってたより降らずにガリガリ君~
それにしても人が少なかったです
Commented by torasan-819 at 2014-02-10 22:24
fwixさん
お疲れ様でした~
今回の低気圧で皆さん敬遠したようですね。
ワタクシは不忘山に登りましたが、上の方はガリガリ君で誰もいませんでした。


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