2014年 05月 12日
鳥海山・湯ノ台ルート ~ 2014年5月11日
f0170180_18512114.jpg

5月11日は今期初の鳥海山。湯ノ台ルートから登るという加○さんの企画に乗せてもらった。このルートは4年前に自分が初めて鳥海山に登ったときのルートだ。スキーで登る鳥海山には多くのルートがあるが、湯ノ台ルートは中島台ルートと並びもっとも長い方の部類である。ただし難しいところは特にない。そういえば4年前、山スキー初シーズンの自分を連れてきてくれたのも加○さんだった。

 山域山名   鳥海山 行者岳(2,159m)
 山行期間   2014年5月11日(日)
 山行形態   山スキー
 天候      快晴
 参加者     5名(L:加○さん・○樹さん・Sさん・sharizakaさん・トラ山)
 行程      駐車地点7:25~斜面取り付き8:05~マタフリ沢源頭付近10:43~行者岳12:10-12:50~マタフリ沢源頭付近13:02~
          滝ノ小屋13:13-14:17~駐車地点15:15
 行動時間   7時間50分
 移動距離   15.6km (GPS計測) ※登り返しを除く
 累積標高差  ±1,608m (GPS計測) ※登り返しを除く






                         スタート地点は4年前と同じ場所
f0170180_22265346.jpg


                         舗装と雪が交互に現れる
f0170180_22283284.jpg


                         時にはヘアピンをショートカット
f0170180_2230107.jpg


                         道路を外れて斜面へ
f0170180_22343977.jpg


白石を午前4時過ぎに出発し、川崎インターで○樹さんと合流。200km以上走って午前7時過ぎに大台野に到着。4年前と同じカーブ手前から15台ほどが停車していた。全部スキーか登山者のものだろうが、既にほとんどの人が出発したようだ。我々は7時25分にスタート。道路なりに歩いていくと雪と舗装が交互に表れる。雪の上もそのまま歩く者あり、スキーで歩く者ありと様々。この辺だろうと道路を外れて斜面に取り付くが、ちょっと早かったようで、次のコーナーであらためて斜面に取り付く。地図を見ると結局4年前と同じポイントだった。

                         暑くて早くも半袖になる
f0170180_2241940.jpg


                         宮様コースの切り開き
f0170180_2242049.jpg


                         ルートの目印テープはずっと上になってしまった
f0170180_22434254.jpg


                         森林限界を越える
f0170180_22452422.jpg


                         ここまで頑張ったSさんだが…
f0170180_22534479.jpg


登っていくとやがてルートは、林が幅広く切り開かれたようになる。宮様コースである。歩きやすいが必要以上の切り開きの幅はいかがなものか。雲ひとつない快晴にほぼ無風なので、たちまち汗が噴き出てくる。今日のパーティーメンバーには71歳のSさんがいる。今日はSさんに山頂到達してもらうことも、山行目的のひとつにしているということだ。ゆっくり休み休み登るので、後から登ってきた何人かが追い抜いていった。まだ朝早いが気温と日射により雪は融け始めている。そのためシールはぐっしょりと水を吸ってしまい、なおさらスキーが重く感じる。森林限界を抜けると広い斜面が広がる。ここまで頑張ってきたSさんだが、ペースが上がらず思った以上に時間がかかっている。結局、このままでは山頂は難しいと自己判断し、標高1,330m地点でパーティーを離脱することになった。残りの距離と標高差を考えると、残念だが致し方ないだろう。湯ノ台ルートは鳥海山の中でも、長いルートの部類なのだ。祓川ルートならSさんも余裕で登れただろう。後で滝の小屋で合流することにして、残り3人で登り続ける。

                         ○樹さんが先行する
f0170180_22564797.jpg


                         先行はマタフリ沢源頭近くに
f0170180_22592560.jpg


                         ○樹さんに待っててもらいやっと追いつく
f0170180_2335312.jpg


                         再び置いて行かれる
f0170180_23121114.jpg


                         あと少しで行者岳
f0170180_23173454.jpg


斜面には数日前の新雪が残っていて、新しい真っ白な雪と古いうす茶色の雪がまだらになっている。ペースは上がったが、今度は○樹さんのペースが速くて付いていけない。まったくなんて速さだ。早々と追うのを諦めると、自分と加○さんはマイペースで登り続ける。湯ノ台ルートは夏道沿いに登る人が多いが、我々は右側の雪渓から行者岳に直登することにした。こちら側を登る人は少なく、先行者も2~3人しかいないようである。4年前と同じルートである。きつい登りが続く。標高1800mを超えると、雪面はフイルムクラストになってくる。4年前は気温が低くてアイスバーンになっていたので、スキーアイゼンを持ってなかった自分は苦労しながら登った。しかし、今日の雪面はシールも良く効き、何の不安もなく直登することが出来る。

                         新山と七高山
f0170180_704354.jpg


                         伏拝岳
f0170180_7851100.jpg


                         千蛇谷を登ってくるsharizakaさん
f0170180_7133838.jpg


                         海を見ながら昼食休憩
f0170180_7185485.jpg
                         
やがて○樹さんが待っている行者岳に到着。鳥海山の外輪山の中でも、おそらく大にぎわいであろう七高山と違い、こちら側は静かなものである。辺りを見回しても数人しかいない。向かいに見える新山には何人か見える。同じく湯ノ台ルートを我々より早くスタートしていたsharizakaさんに連絡すると、新山へ登ってから千蛇谷を滑り降り七五三掛(しめかけ)からまた登り返している途中だという。千蛇谷を見下ろすとそれらしきシルエットが見えたので、手を振るとやはりsharizakaさんだった。何とも元気な人だ。そういえば○樹さんもsharizakaさんも40代。自分の年齢をちょっと意識してしまった。さすがにここまで登ると風がある。風当たりの弱い斜面に移動して昼食休憩とする。

                         滑降開始
f0170180_7195221.jpg


                         キレの良い滑りの○樹さん
f0170180_7211342.jpg


                         テレマークの加○さん
f0170180_7225811.jpg


                         Sさん発見
f0170180_724216.jpg


                         小屋前斜面で楽しむ
f0170180_7343052.jpg


                         滝ノ小屋にて
f0170180_7311733.jpg


予定では七高山まで行くつもりだったが、予定より遅れていることとSさんが待っていることもあり、すぐ滑り降りることにする。下りもほぼ登ってきたルートをなぞったが、後で考えると外輪山を西へ移動し、アザミ坂を滑っても良かったのではと思った。自分は夏冬含めてまだアザミ坂を通ったことがないのだ。斜面は概ねシャーベットで快調に飛ばせるが、所々新雪がまだらに残っていて思わぬところでブレーキがかかる。こんなときは余計なターンをせずに、スピードに乗せて豪快に大きな弧を描くのがいい。スキーでの下りは早い。たちまち高度を下げていくと、滝ノ小屋の上で滑っていたSさんと3時間ぶりに合流。聞くとアザミ坂の斜面途中までは登ったという。小屋前でひと息つくともう1本ということで、我々3人は小屋前の斜面を登り返す。230mの登りはきついが、滑りが待っていると思うと辛いとも感じない。再び小屋まで気持ち良く滑降すると、ちょうどsharizakaさんも滑り降りてきた。

                         滝ノ小屋南側斜面を滑る
f0170180_75062.jpg


                         沢沿いに下降
f0170180_7531173.jpg


                         道路に出ると雪を拾って滑る
f0170180_7554333.jpg


                         また来るよ鳥海山!
f0170180_7563089.jpg


小屋からは5人となり下る。登ってきた宮様ルートではなく、4年前に教えてもらったとおり小屋下の斜面をひと滑りして沢沿いを下降するルートとした。なかなか面白いルートだが、1箇所滝があるので右岸を巻き下るのがポイント。やがて道路に合わせると、道ばたのフキノトウを採りながら下っていく。スタート地点まで戻ると、あんなにあった車も残り4台ほどになっていた。帰りは八森温泉ゆりんこ(450円)で汗を流す。赤い湯のなかなか良い湯だった。さて、スキーシーズンも残り少なくなってきた。あと何回スキーが出来るだろうか。 

                         GPSトラック ( 登り:赤 下り:青 )
f0170180_813564.jpg


by torasan-819 | 2014-05-12 20:42 | 山スキー | Comments(10)
Commented by sharizaka at 2014-05-13 22:55 x
日曜日はお疲れ様でした。
スイマセン、我儘言って千蛇谷滑っていまして・・・・
それにしても湯の台はいいコースですね。もう一回行ってもいいかも。
それより北面が待ってますね。
Commented by torasan-819 at 2014-05-13 23:44
sharizakaさん
湯ノ台コースは長いけど満足感120%です。
次回は鶴間池経由も良いかなと思ってますが、もはや来シーズンの目標ですね。
それにしても素晴らしい体力です。さすが40代(シ^^)ツ
Commented by NON at 2014-05-14 17:01 x
いいな いいな お天気の鳥海山
晴れていれば、素敵な景色が広がっていたのね(~o~)
やっぱさ~若さには勝てないよね、トラさんをぶっちぎって行ってしまう〇樹さん すげぇ~お方((+_+))
Commented by torasan-819 at 2014-05-14 20:55
NONさん
山スキー始めてから今回で鳥海山は7回目ですが、天気が悪くて登れなかったことはありません(^^)V
今のところ打率10割!100%晴れ男です\(^O^)/
その秘訣はというと、鳥海山の天気が悪そうなときは行かないようにしているからです(笑)
自分の都合に合わせるのではなく、山に合わせるのが大事かと思います。
○樹さんはなにげに凄いのです。ついて行けません(+_+)
Commented by yossy1904 at 2014-05-15 21:57
GPSトラックを見ると、あまり融雪が進んでないようですね。
でも、そのぶん今年のシーズンは長いかも・・
ところでtorasanは山スキー4シーズン目ですか?
いまや東北を代表する山スキーヤーですから凄いスね!
Commented by madokau at 2014-05-15 23:38 x
私もいつか若さでトラ山さんを置いて行きたいです。
…ウソです。こちらも平等に歳をとりますので。
東北の1年で1年以上の濃厚な時間を過ごしてしまったので、今回の膝の怪我で、一方的に休養宣告されたような気がします。
今シーズン中に一度くらい鳥海山へ行ってみたかったのですが、うーん残念。
Commented by torasan-819 at 2014-05-16 06:19
yossy1904さん
そうですね進んでないですね。でも今週は高温の日が続きましたし、結局は追いつくのかなと。
山スキーは2010シーズンから始めましたから、2014で5シーズン目になります。
もう5シーズンになるのだなと自分でもあっという間だったなと思うのですが、まだまだ行ってないところやってないことがいくらでもありますからね。
万年初心者、万年チャレンジャーの気持ちでやっておりますハイ。
Commented by torasan-819 at 2014-05-16 06:24
madokauさん
その日は案外近いかも知れません(笑)
ワタクシが足腰弱る70歳のころ貴女は○歳ですから。
その時は置いて行かないで優しく見守ってくださいな。
鳥海山はまだまだ大丈夫ですよ。雪渓では7月まで滑れます。
夏も秋も素晴らしい(と思う)ので是非鳥海山においでませ。
Commented by superdioaf27 at 2014-05-18 22:48 x
こんばんは、5月の湯の台コースもまだまだ雪がありますね~。でも、オススメはズバリ、4月頃の鶴間池~ビヤ沢ルートですよ(笑)!絶対ハマルと思いますので、好天の時にでも是非是非~♪
Commented by torasan-819 at 2014-05-19 20:20
superdioaf27さん
そうなんですよ私も仲間も鶴間池~ビヤ沢ルートを大変気にしていました。
行くなら5月は遅いので4月ですよね~来期の目標にします!


<< 二口山塊の大東岳と糸岳に登る ...      春の山菜~その6(シドケ・タカ... >>