2014年 07月 07日
安達太良山湯川での沢登り教室 ~ 2014年7月6日
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毎年恒例となっている沢登り教室だが、今年は安達太良山の湯川での開催となった。今年は例年よりだいぶ参加人数が増えて総勢26名とのこと。昨夜は前日入りした参加者達とキャンプ場での交流会で痛飲してしまい、二日酔いの重い頭で現地へ向かうことになってしまった。相変わらず学習しない自分ではあるが、仲間とのそんな時間はすこぶる楽しいのだ。心配していた天気も回復傾向で、朝霧も晴れて陽が差してきた。

 山域山名   安達太良山・阿武隈川流域油井川支流湯川
 山行期間   2014年7月6日(日)
 山行形態   沢登り
 天候      晴れ時々曇り
 参加者    5名(L:トラ山・SL:小○さん・Raccoさん・マキさん・木○さん)
 行程      塩沢登山口7:50~入渓8:05~三階滝9:25-10:55~八幡滝11:27-12:35~中の滝12:47~霧降の滝13:00-13:30~
          八幡滝13:50-14:00~塩沢登山口14:50
 行動時間   7時間
 移動距離   未計測
 累積標高差 未計測
 装備      日帰り沢装備(ロープ30m×1)






                         駐車場でのミーティング
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                         午前7時50分にスタート
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                         緩やかな沢歩きが続く
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集合は塩沢スキー場前の駐車場。定刻になったのでミーティングを行い、5つの班に分かれた。班ごとに打合せとストレッチをしてから出発。自分は1班の班長なので先頭を切って歩き始める。登山道を10数分辿ると分岐があり、右に折れると湯川に架かる丸木橋があり入渓する。湯川はそんなに難しい滝もなく、下山は登山道でさくさく下れるので沢登り教室には手頃な沢だ。1班のメンバー5名の内訳は、副班長の小○さん、Raccoさん、マキさん、木○さん。マキさんは6年ぶりに今シーズンから沢登りを再開し、木○さんは山登りは経験豊富だが沢登りは初体験とのこと。Raccoさんはそれなりに経験があり、もはや初心者のレベルではない。歩き始める前にちょっと注意事項「前の人が歩けたから自分も歩けるとは思わないこと」。人それぞれ体格も技術も靴も違うので、安易に追随せずに自分で確認し自分の通れるラインを考えて足を置くことが大事という意味。しばらくは緩やかな沢歩きが続く。足慣らしにはちょうど良い感じだ。沢の歩き方は習うより慣れろで、とにかく歩きながら身につけるしかない。その場合、足の置き方を色々と工夫しながら歩くと上達が早い。

                         最初の5m滝
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                         左壁より登る
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                         2段4m滝
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始めの滝が現れる。滝の高さと登る場所をメンバーに尋ねる。全員一致で左壁から登ることにする。この程度の滝は、フリーで全員難なく登る。次の2段4m滝も、左からブッシュを手がかりに登る。後続の2班は我々と反対側に取り付いた。ここが沢登りの面白いところ。そもそも沢には決まったルートなどないのだ。

                         三階滝の下段8m滝と中段10m滝                     
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                         三階滝の上段8m滝
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                         ロープ確保で登ってもらう
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三階滝に到着するとすぐ後から2班も到着し、追いつかれてしまった。三階滝の下段は右岸からロープを引いて登る。落ち口の木に支点を取り後続をビレイする。沢登り教室ではあるが、自分の確保練習も兼ねている。木○さんは確保されて滝を登るのはぶっつけ本番だが、するすると問題無く登ってくる。中段の滝もロープを出して左岸から登りたいところだが、2班がすぐ続いているので渋滞を避けるため、右岸の巻道を利用して時間短縮を図った。上段の滝は左岸からロープを出して直登する。ここは岩壁が立っていて、上部がちょっと難しい感じもあるが、ロープで確保されている安心感もあるのか、初沢登りの木○さんはじめ皆さんそれほど苦労せずに登ってくる。

                         へつりで木○さんが初ドボン
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                         2m+8mのナメ滝
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                         細かいスタンスを拾って登る
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                         八幡滝8m
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                         懸垂下降練習中のマキさん
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三階滝の上は小滝に釜とナメと癒しの渓相になる。支沢を右に大きく左に曲がると、見上げる絶壁の右岸が屏風岩だ。すぐ右に曲がると2m+8mのナメ滝になる。ここは滑りやすそうに見えるが、細かいながらもスタンスがあるので、しっかり拾いながら登れば問題無い。ほどなく八幡滝8mが見えてくる。ここでいったん全員が集合することにしている。昼食を取っていると後続の班が続々到着。我が班は八幡滝で、ロープフィックスでの登り方と懸垂下降の練習をした。

                         八幡滝の上はナメ床が続く
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                         中の滝20m
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                         天然のウォータースライダー
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                         豪快な霧降の滝15m
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                         八幡滝では他の班がまだ練習中
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                         無事終了
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八幡滝の上はナメ床が続くが、傾斜があるのでスリップには注意したい。我々は左岸沿いをクサリやブッシュを有効に使いながら登る。中の滝も滑りやすく見える。しかし、流水部分にスタンスはあるので直登も可能だが、我々は慎重に左岸沿いを登る。左岸には巻道もあるので、そちらを登ってもよい。さらにナメを登っていくと霧降の滝に突き当たる。直瀑で豪快に水を落とし、辺りには水流の一部が細かく霧のように舞い上がっている。霧降の滝の名称の由縁だろう。後は慎重に沢を八幡滝まで戻る。ひと息ついて登山道で下山した。

今回の沢登教室は26名と大人数であったが、事故もなく無事終了することができ正直ホッとした。特に今年は班長という立場だったので、よりその感が強い。様々な人で構成されたパーティーを率い、安全に配慮しながら沢登りの楽しさも感じてもらうというのは、なかなかに難しいことである。反省点は多々あるが、今後に生かしていこうと思う。まずは自分自身のスキルアップも図らねば。

※1班は5人中3人がブロガーだった。人が違えば感じ方も見える物も違うので興味深い。他2人のブログはこちらからどうぞ Raccoさんマキさん 他班の方も マロ7さん fwixさん




by torasan-819 | 2014-07-07 22:12 | 沢登り | Comments(13)
Commented by mt.racco at 2014-07-10 08:01 x
おはようございます。
前夜祭~当日は、大変お世話になりました。

お陰様で今年も実りの多い教室となりました。
来年も前夜祭から参加予定です。宜しくご指導ください!

追記
会報誌、昨晩届きました!
重ねて御礼申し上げます。
Commented by yossy1904 at 2014-07-10 21:08
ウチの若いモンがお世話になったようでありがとうございます(ワタシの装備を身につけていたと思います)。
・・あれ、集合写真の真ん中に大きな顔して映ってるのもウチの会の人ですね。
Commented by まきchin at 2014-07-10 21:32 x
前夜の交流会から講習まで、大変お世話になりありがとうございました。
その場その場でいろいろアドバイスいただきつつ、いろいろ練習もさせていただけて。
なるほど~~、と思うことばっかりでした!
そして班によって、ビミョウにルートどりが違うところも面白かったです。

沢登り、楽しいですね!
またぜひ、よろしくお願いします~
Commented at 2014-07-10 22:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by torasan-819 at 2014-07-11 07:08
Mt.Raccoさん
ご参加ありがとうございました。
今回の反省点ですが、Raccoさんにトップで滝を登ってもらわなかったことです(^^)v
来年はもう準スタッフとしてお願いしますね。
Commented by torasan-819 at 2014-07-11 07:10
yossy1904さん
眩しいほどの若さにクラクラでした。
いいですね~あんな若いときに沢登りを始められるなんて。
集合写真の真ん中の人は確かに大きな顔です(笑)
Commented by マロ7 at 2014-07-11 07:21 x
皆さんのお陰で、楽しい2日間を過ごさせていただきました。
前日の交流会は中間記録が抹消されていましたなぁ~。
三階滝までは普通の沢でしたが、ここからが良かった。
すごい厚みの会報誌、ありがとうございました。
自分の名前があったので興奮…(^o^)
沢登りの掲載記事で何回か同行しましたから興味津々で読んでいます。
また、よろしくお願いいたします。
Commented by torasan-819 at 2014-07-11 07:24
まきchinさん
正直なところ三階滝の登りは大丈夫かな?とちょっと心配したのです。でもするすると上手に登ってきたので、ををっ!と感心してしまいました。
クライミングやってるんでしょうと聞いたのはそのためですが、やったこと無いと聞いてまたまたムムッでした。
懸垂下降の姿勢も安定してましたし、沢登りに向いているのでは?と思いましたよ。
これからも続けてください、またご一緒しましょう!
Commented by NON at 2014-07-11 10:15 x
いいな~いいな~沢登り
私2度も中止になって未だ入渓できず(ー_ー)!!
安達太良湯川チェックしました。
また東北の沢を皆さんと遡行したいわ!
Commented by torasan-819 at 2014-07-11 18:12
マロ7さん
交流会は後で画像を見て(;^_^A アセアセ…でございました。
年々記憶が飛ぶようになってきましたが、歳のせいでしょうか...?ロ_ロ)?
沢登り教室は初め班ごとに判断し行動するパターンでしたが、なかなか充実していたと思います。
ライン取りやロープワークに班長のカラーも出ていましたし。
会報は今回の山行記録から、何度か山行を一緒にしている方は実名で記載するようになりました。
ではまた沢登りでご一緒しましょう!
Commented by torasan-819 at 2014-07-11 18:16
NONさん
あれあれ~2度も中止ですか?
広範囲な降雨のときは無理ですが、そうでない場合は行き先を変えるという手もありますよ。
湯川はそれほど難しくない沢ですので、機会を作って登ってみてください。
紅葉の時期に沢登りするとキレイですよ。
Commented by utinopetika2 at 2014-07-12 14:21
いいねぇ~身も心も涼しげです。
へつりのドキドキ感がたまりません。
今日も沢に出かけられているのでしょうね。

Commented by torasan-819 at 2014-07-13 06:40
utinopetika2さん
なんといっても夏は沢ですね~
昨日は天気が良かったので沢登りと行きたいところでしたが、午前中は田んぼの作業で午後から息子のサッカーでした。
今日は山遭協の訓練です。
あ~沢に行きたい(笑)


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