2014年 11月 09日
駆け足で巡る南蔵王周回コース ~ 2014年11月8日
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10月後半より11月中は公私ともにイベントが多く、なかなか山に行く時間が取れないでいる。3週間も平地での生活にどっぷりと浸かり、毎晩の晩酌も欠かさないとあれば、ウエスト回りの贅肉が増えてきたのが実感できるようになる。体力の維持も考えると毎週コンスタントに登りたい。しかし、そうもいかない事情がある。この11月8日も午前中は所用があったのだが、幸い昼前にすんなり終わった。空いた午後からの半日を無為に過ごす訳にはいかないとばかりに、急きょ地元の南蔵王に登ることにした。登山口までは我が家から30分とかからない。白石スキー場へと車を飛ばすと、途中で山仲間とスライド。バックして話すと馬ノ神岳に登ってきたとのこと。ちょっとそそられたが、今日は水引入道に登ることにした。

白石スキー場の駐車場に車を置き、神嶺林道を歩いてジャンボリーコースから登る。水引入道へはいつもならコガ沢沿いの水引コースから登るのだが、今日は変化をつけてジャンボリーコースにした。下りでは何度か歩いたことのあるこのコースだが、無雪期の登りでは初めてとなる。尾根を辿るこのコースは、距離が長い分穏やかな登りが続く。すっかり葉が落ちたナラの森は見通しが良く明るい。汗がしたたり落ちTシャツ一枚になる。ソロなので淡々と登るのだが、何も考えないというわけではなく、脳裏にはいろいろと浮かんでは消える。自分も俗人なので、それなりに煩悩がある凡人なのだ。水引入道の山頂までに2人の単独男性とスライド。2人目の男性が至極怪訝そうな目で見るので、何か?と声をかけた。この時間にこのコースを登ってくるので訝しく思ったらしい。自分にとっては珍しいことではないのだと話したが、そう思われても仕方がないとは思う。福島県伊達市から来たというこの男性は、ほとんど単独で近場の山を登っているらしく、以前は山スキーもやっていたのだという。ちょっと自分と同じ匂いのする男性と、5分ほどの立ち話を楽しんだ。

水引入道の山頂を通り過ぎ、いったん水引平のコルへ下ると縦走路のある主稜線へと登り返す。標高1600mを越えると登山道に所々雪が残っている。半分融けたところでは運動靴に水が浸みて冷たい。やはり長靴にするべきだったかと思ってももう遅い。コルから200mの標高差を一気に登り、稜線の分岐を左に折れる。少しぬかるむ縦走路を早足で南屏風岳へ。さすがにTシャツ1枚では寒くなり、ウインドブレーカーを羽織る。寒くて寂しい山頂のようだが、久しぶりの自分は思わずにはいられない。山は良い実に良いと。さて、今日は登山開始が遅かったので、下山はヘッデン覚悟で登ってきた。しかし、できれば暗くなる前に下山したいので先を急ぐ。不忘山頂を通り過ぎスキー場へと下る。このコースは赤土で大変滑りやすい区間がある。やっとこの頃補修工事が始まったようだが、出来上がったのはまだまだ部分的である。すぐスリップするのであまりペースは上がらない。それでも何とか、暗くなる前にスキー場に到着することができた。それから20分ほどで、あっという間にヘッデンが必要なほど暗くなる。体力維持の駆け足山行はちょっと味気ない。しかし、数時間でも山に登れただけで自分は幸せなのである。


 山域山名   蔵王連峰 水引入道(1,656m) 南屏風岳(1,810m) 不忘山(1,705m)
 山行期間   2014年11月8日(土)
 山行形態   無雪期一般登山
 天候      曇り時々晴れ
 参加者    単独
 行程      白石スキー場12:55~登山口13:09~水引入道14:30~縦走路分岐14:55~南屏風岳15:10~
          不忘山15:26~白石スキー場16:18
 行動時間   3時間23分
 移動距離   約12.9km (カシミール計測)
 累積標高差 約1,170m (カシミール計測)





                         登山口
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                         落葉して明るい樹林
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                         登山道には雪が残っている
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                         水引入道(右)と馬ノ神岳(左)
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                         南屏風岳から不忘山への稜線
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                         ピラミダルな容姿の不忘山
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                         不忘山頂
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                         山頂からの水引入道
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                         補修中の登山道
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                         最後はゲレンデを下る
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                         ルート図(再現)
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by torasan-819 | 2014-11-09 23:23 | | Comments(6)
Commented by utinopetika2 at 2014-11-10 00:10
なんと、平地を歩くスピードとさほど変わらないのでは・・・ま、もう驚きませんけど!
スキー場から不忘山のヌタヌタ登山道は、よくなりましたでしょうか?
Commented by torasan-819 at 2014-11-10 12:31
utinopetika2さん
相変わらずの駆け足山行です(^^ゞ
ヌタヌタ登山道は改修工事で一部良くなりましたが、まだまだヌタヌタのツルツルでございます。
やっはり長靴が一番と思った次第です。
Commented by 加ト幹事長 at 2014-11-11 17:14 x
我々の下るスピード以上に飛ばしてましたヨ、クルマ。
あのスピードと時刻で貴殿だとはっきり認識できました。
なんか不幸があって駆け付ける風情・・
山は逃げませんぜ、旦那(爆)
Commented by torasan-819 at 2014-11-11 19:38
加ト幹事長さん
そうだったかな~?
ちょっと急いでたかもしれませんね。
残り時間は有限ですし、チャンスとタイミングは逃げますからね(^_-)-☆
ガシガシ登りましょうぜ旦那(笑)
Commented by sharizaka at 2014-11-14 22:13
なんちゅうスピードでしょう(笑)。
私はその辺のお散歩でしたから。
Commented by torasan-819 at 2014-11-15 20:54
sharizakaさん
可能性への挑戦といえば恰好付けすぎでしょうか。
あくまでも「自分自身の可能性」ですが(^^ゞ
コースタイムそのものはsharizakaさんの方が速いと思いますよ。
今度一緒にいかがでしょうか?


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