2016年 03月 06日
蔵王での雪洞山行 ~ 2016年2月27日・28日
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雪洞に泊まってみたいという三◯さん(utinopetika2さん)の企画で、蔵王の刈田峠で雪洞山行と相成った。そのきっかけとなったのは2年前の山行が原点らしい。三◯さんは2日前に深◯と川◯の3人で下見を実行。小屋にデポもしたというから用意周到である。雪洞は刈田峠避難小屋のすぐ近くに作る予定。参加人数も多いので、何かアクシデントがあっても対応可能にとのことだろう。


  山域山名   蔵王連峰 刈田峠
  山行期間   2016年2月27日(土)・28日(日)
  山行形態   山スキー
  天候      晴れ
  参加者    7人(L:三◯・深◯・川◯・◯樹・後◯・yoshiki・トラ山)
  行程      27日 すみかわスキー場12:00=ゲレンデトップ12:25-12:35~南蔵王縦走路口13:52~刈田峠避難小屋14:10
          28日 刈田峠避難小屋7:52~撤退8:35~南蔵王縦走路口9:32~すみかわスキー場10:44
  行動時間   27日 1時間35分 28日 2時間52分
  移動距離   未計測
  累積標高差 未計測





= 27日 =
ゲレンデトップから中央コースで登る。天気も良く気持ちが良い。行き交う人も多くルート上に陣取ってピクニック気分のパーティーまでいる。井戸沢の源頭にはシュプールが多数刻まれている。それはそうだろう、こんな日に滑りたくならないわけが無い。しかし今日の我々にとっては目の毒にしかならない。滑りたい気持ちをぐっとこらえて歩く。やせた樹氷の間を抜け、前山や後烏帽子岳を前方に見て雪原を歩く。エコーラインを外れるとこちら側には全くトレースが無い。こんな素晴らしい天気の日に何ともったいないことだろう。刈田峠避難小屋はガスっているとかなり見つけにくいが、もちろん今日はすんなり到着。さっそく小屋の近くに場所を見定めると雪洞を掘り始める。手慣れて馬力のあるメンバーがそろっているので、たちまち掘り進んでいく。2時間弱で7人が入れる大きさの雪洞が完成し、夕刻から雪洞宴会が始まった。女性陣による豚キムチ鍋をメインに、後◯さんの焼きハタハタに各種おつまみ。持参したつまみを出す必要も無いほどのごちそうだ。いつしか自分の酒は飲み干し、進められるままに人様の酒もいただく。これが間違いの元だったとは翌日反省することになる。ところで三◯さんは結局、ストーブで暖めた避難小屋に女性2人とともに寝た。どうも最初からそういう企みだったらしい。色々と言い訳はしていたが、メンバーから「何でだー」と声が上がったのは言うまでもない。うむむなんということだ。7人でもOKな雪洞に寝たのは男4人。夜間は強風で小屋はガタガタとうるさかったらしいが、雪洞の中はまったくもって静かで風が吹いていることさえわからなかった。と言えば聞こえはいいが、単に自分は酔いつぶれていただけなのだ。

                         快晴の中央コースを歩く(前方にはピクニック気分のパーティー)
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                         井戸沢源頭の大斜面にはシュプール多数
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                         まったくもって目に毒である
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                         右から前山・杉ヶ峰・屏風岳
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                         やせ細った樹氷の中へ
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                         左端の三◯さんだけがスノーシュー
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                         刈田峠避難小屋に到着
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                         さっそく雪洞を掘る
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                         2時間弱で7人が入れる雪洞が完成
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                         雪洞での宴会
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= 28日 =
今日は4人で南蔵王の稜線を白石スキー場まで縦走する計画だ。しかし、目が覚めると雪洞の天井が回っていて、とても朝飯は食べられない。ひどい二日酔いだが、こんなことはうん十年ぶりだ。でもこれまでは二日酔いで山行に穴を開けたことは無い。なんとかザックを背負って出発したものの、絶不調で全く足が前に出ない。前山の登りで倒れては起き起きては倒れてで、ついには◯樹さんにダメ出しをされた。縦走中止で即下山と。強がり言える状態では無いのは自分が一番わかるので、大人しく下山することにした。本来なら自分で先に判断すべきだったのだが、そんなことも出来ない状態だったということだ。自業自得なのだが、他のメンバーも縦走中止にさせてしまったので、申し訳ないし何より情けない。何度か転倒しながらもすみかわスキー場に無事到着。今回は反省また反省の山行だった。

                         朝日が昇る
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                         前山へと登る
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                         ダメ出しされるワタクシ
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                         下山するしかない
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                         GPSトラック( 27日:赤 28日:青 )
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※雪洞を経験したことが無いと、中は寒いのではないかというイメージがあるかもしれない。しかし、意外や雪洞は「暖かい」のだ。テントや小屋で暖房無しの場合の室内は、限りなく外気温に近くなる。ところが雪洞は、外気温が氷点下10何度であっても、ほぼ0度前後でそれ以上下がらない。その理由は雪自体が最高の断熱材であるということにつきる。空気を含み細かな空隙の多い雪は外の寒気を遮断するのだ。気温が0度で風が当たらなければ、裸でも無い限り寒くても凍死にはならない。緊急時におけるビバーク技術の一つとしても覚えておくべきだろう。なお、雪洞は今回のような横穴式もあれば縦穴式など色々ある。状況に応じて臨機応変に作られるようになるのが理想だ。

三◯さんの今回のブログ記事



by torasan-819 | 2016-03-06 10:28 | 山スキー | Comments(12)
Commented by KIYO at 2016-03-06 17:14 x
ダメ出しですか(笑)
ちょっと見たかったな…
Commented by torasan-819 at 2016-03-06 17:36
KIYOさん
そうなんですダメ出しです(^0^;)
見せたかったな(笑)
Commented by sharizaka at 2016-03-06 19:31
あれれ、どうしちゃったんですか・・・・?
Commented by torasan-819 at 2016-03-06 19:46
sharizakaさん
記事に書いたとおりですよ(^^)v
失態は失態として記録にします(笑)
Commented by utinopetika2 at 2016-03-06 21:04
お世話になりました。
いろいろありまして、雪洞に一泊出来ず、すみません。
南蔵王縦走、機会がありましたら、お願いします。
Commented by ranger3yuji at 2016-03-06 22:43
そんなことがあったんですね。
昨日はスミカワスノーパークから前山のピストンしてきました。
避難小屋のそばでコーヒー飲んでから前山に上がりました。前山から杉ヶ峰まで遠く感じて引き返しました。
Commented by torasan-819 at 2016-03-06 23:23
utinopetika2さん
こちらこそ期待に添えずすみませんでした。
またやりましょう雪洞山行。
今度は飲み過ぎないようにしますので(笑)
Commented by torasan-819 at 2016-03-06 23:35
ranger3yujiさん
いい歳して何ともお恥ずかしいかぎりです。
たまにやらかしてしまうんです(^^ゞ
ところで5日はとても近いところを私も歩いていたんですよ。
見えませんでしたか?(笑)
記録は今週末までにアップ予定です。
Commented by fck_mototyan at 2016-03-07 12:23
酒での失態は情けないですよねー。よーくわかります。雪洞宴会楽しそうで飲みすぎちゃいそうです。
Commented by torasan-819 at 2016-03-07 21:11
fck_mototyanさん
確かに情けないっス (^0^;)
まだまだ未熟者でゴザいますねワタクシは。
今度一緒にいかがですか雪洞泊?
飲み過ぎない程度にやりましょうか (^0^)ノ
Commented by NON at 2016-03-11 16:25 x
飲みすぎですか!
飲みすぎる程に楽しかったのでしょうね
私も皆さんと宴会したい、いや山スキーしたいわ^^
Commented by torasan-819 at 2016-03-11 22:00
NONさん
はい!恥ずかしいことに飲みすぎました(^_^;)
楽しかったかどうかは記憶がないので何とも(笑)
山スキーにおいで下さい。
もう少しで月山や鳥海山の時期ですよ!


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