2016年 03月 16日
板折れの考察
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3月5日の蔵王で折れた藤◯さんのスキー板。折れるなどと言うことは余り無いと思うのだが、折れる原因があった。現在のビンディングは付け替えたもので、以前のビンディングの取り付け穴が残っている。画像を見るとわかるが、ビンディングのすぐ前に穴が2つある。画像の右が折れた板だが、左の折れていない板も、既に折り目のようなシワが出来ているのがわかる。こちらの板もいずれ折れるだろうことが予測される。スキーには滑降中に板を曲げる力が働く。いわゆる応力というやつで、それが部材を曲げようとする働きの場合は曲げモーメントと言う。その曲げモーメントが最大になるのが、体重の乗るビンディングの先端と後端になる。その先端に取り付け穴があり、部材が一部欠損しているのだから弱点となっているはずだ。そこに繰り返し応力がかかると、いわば疲労骨折のようになりついには折れてしまったのだろう。付け替えたビンディングをもう数センチ前に取り付けていれば折れなかったかもしれない。山スキーはゲレンデ以上に板にストレスがかかるのかもしれない。いずれにしても折れてしまったのは事実だ。山スキーではそんな場合でも自分たちで対処しなければならないのだ。

by torasan-819 | 2016-03-16 23:07 | 山スキー | Comments(0)


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