5月5日も帰宅してから何と3日連続の山菜採りへ。しかし、午後3時なのであまり奥には入れないので、以前に目星を付けていた場所へ。シドケ狙いだが思ったとおりに頃合いのシドケがあった。アイコもあるので一緒に採る。沢沿いの斜面の下にアイコが、上の半日陰の斜面にシドケが生えていることが多い。特にシドケは湿った急斜面を好むようで、そんなところには太いシドケが生えていたりする。そんなシドケを見つけると、ついつい無理しても採りたくなる。しかし、滑れば下まで落ちそうな急斜面にあったりするので、あまり欲深くするととんでもないしっぺ返しを食らうことにもなりかねない。ほどほどにするのが身のためなのだが、見つけてしまうとついついなのである。シドケは野趣あふれる香りと風味があり、その風味はキドミとも表現される。人によっては好き嫌いが分かれるかもしれないが、一度この味わいを覚えてしまうと忘れられなくなる。おひたしにしたり天ぷらや炒め物などにするが、味噌漬けにしても美味しい。アイコは主に茎をおひたしや和え物などにするが、葉は栄養価が高いので味噌汁などで利用したい。アイコはトゲがあるので素手で触ってはいけない。刺すとかなり痛いので、採るには手袋が必須になる。
アイコ
同じ場所のシドケとアイコ
手で折れやすいところから折り採る
シドケは急斜面を好んで生える
ヒトリシズカがたくさん咲いていた