2017年 01月 20日
吾妻山(高湯から賽河原手前まで) ~ 2017年1月15日
f0170180_22432263.jpg


山域山名   吾妻連峰 吾妻山
山行期間   2017年1月15日(日)
山行形態   山スキー
天候     雪
参加者    8人(L:和◯・S藤・T甲・W井・K澤・F田・N和田・トラ山)
行程     駐車地点8:52~登山口9:07~スカイライン横断10:17~水飲場10:28~折り返し点(1,295m)11:45-12:20~駐車地点13:31
行動時間   4時間39分
移動距離   5.5km (GPS計測)
累積標高差  ±551m (GPS計測)





この冬一番の寒気が入り日本海側は大雪となった今週末。太平洋側でも積雪との予報だが、山スキーの新人訓練山行は予定通り実施となった。高湯温泉から登っていくとまだ除雪が進んでなく、ヘアピンカーブの駐車場に車を置く。登山用品店tekutekuさんの登山部(以下teku部)の6人も同じルートで山スキーとのこと。こちらと合わせると14人になるので、深雪でのラッセルでも心強い。しかも、teku部にはラッセルマシーンの異名をとるM崎さんもいるので頼もしい。先にスタートしたteku部に遅れること10分ほどでこちらもスタート。トレースを辿るだけなので楽なのだが、なかなかteku部に追いつかない。やっと追いついたが、登りで暑くなったこちらはウエア調整の時間をいただく。その後に再度追いつきラッセル交代である。ノントレースの深雪は膝下ほどのラッセルである。そこそこ斜度もあるので新人さんはなかなか進めない。いや、山スキー数シーズン目のメンバーであっても、数10メートル進むとギブアップという状況。ラッセルはただ頑張ればよいというものではなくコツがある。スキーのトップを雪の上に出すようにしないと足が重くてすぐ疲れる。雪が深くてスキーが抜けない場合は、2度3度スキーを踏んで雪を下に入れ上に乗るようにする。これらは口で言ってもわからないので、自分で実際にやってみるしかない。ラッセルは体力の消耗が激しいのでどんどん交代する。登っていくとさらに雪が深くなり、数メートルで交代ということも多くなる。雪が吹き溜まったところでは腰までの深さになり突破するのに時間がかかる。馬力のあるM崎さんの番になるとはかどるが、いつの間にか時間が過ぎていた。計画した地点までは到底到達できそうにない。もう少し登るというteku部と別れ、11時40分1,295m地点で折り返すこととなった。風雪のなか昼食を取ってから往路と同じルートで引き返す。スピードコントロールしながらトレースを辿って下る。トレースを外れると下りラッセルになる。新人さんは何度も転倒したようだが、今日のような雪ではなかなか起き上がれず体力を消耗する。そういうことを身をもって経験してもらうことが訓練になる。駐車地点に戻ると車が雪を被っていた。5時間弱で20センチ以上積もったようだ。

                 高湯温泉上の駐車地点
f0170180_2263529.jpg


                 高湯ゲート(除雪終了点)
f0170180_2210230.jpg


                 夏道の登山口
f0170180_22132753.jpg


                 膝までのラッセルが続く
f0170180_22153868.jpg


                 スカイラインを横断
f0170180_2218668.jpg


                 深雪で歩みは遅い
f0170180_2221163.jpg


                 1295mで折り返す
f0170180_222449100.jpg


                 駐車地点(1枚目の画像と比較)
f0170180_22284791.jpg


                 GPSトラック
f0170180_22383045.jpg


登山には様々な形態があるが、山スキーも登山のひとつの形態である。福島登高会では山スキーと沢登りを活動の主軸に据えているので、冬季は山スキーによる山行が大半となる。山スキーは始めるのにハードルが高い。まずもって道具が高い。スキー板とシールにビンディングもブーツ(兼用靴)もそれなりの値段がする。これだけで新品を揃えれば20万円以上になってしまうし、中古は当たり外れが激しい。その他にも三種の神器(ビーコン・プローブ・ショベル)などが必要となる。ウエアやヘルメット、ザックなどはさしあたり持っているもので間に合わせることもできるだろうが、初期投資はかなりの額となる。さらに道具はあっても山スキーをやるということは、雪山冬山に入るということでありリスクもある。近年のバックカントリーブームでネットや雑誌などには情報があふれている。確かに役にたつ情報も多く自分も参考にすることがある。しかし、実際に山に入り行動するには経験と技術が必要であり、初心者には簡単には踏み込めない領域となる。登山としてではなくバックカントリーとして山スキーを始めようとする人達は、まずはツアーなどに参加して経験を重ねるようだ。
さて、福島登高会では山スキーの未経験者でも受け入れ、最初のハードルを越えられるよう一から手ほどきをしている。スキー自体ほとんどしたことがない人であっても、やる気さえあれば時間は少々かかっても何とかなる。かくいう自分も20年のブランクを経て2009年2月にスキーを再開し、同年12月に山スキーの初体験をしたのだった。手取り足取り教えてもらったのだが、なかなか思うようにはいかず苦労した。しかし、冬山を駆け巡る山スキーの魅力にハマってしまい、この冬が8シーズン目である。



by torasan-819 | 2017-01-20 22:10 | 山スキー | Comments(2)
Commented by fck_mototyan at 2017-01-17 06:12
あの板で小刻みにターンを切って自由自在に乗れているのをみてサスガと思いました。
深い雪にコーフンしましたー。
Commented by torasan-819 at 2017-01-18 07:11
fck_mototyanさん
いやいや自由自在なんてほど遠いですよ。
気合い入れて板を回してますから。
それにしてもfck_mototyanさんはホント凄い馬力ですね。
前よりパワーアップしてないですか?


<< 蔵王・刈田岳 ~ 2017年1...      乳頭山(烏帽子岳) ~ 201... >>