2017年 02月 19日
吾妻山(天元台・大平コース) ~ 2017年2月5日
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かなり久しぶりとなる吾妻の大平コースを企画してみた。大平コースは天元台スキー場のロープウェイとリフトを利用することにより、少しの登りでロング滑降ができるクラシックルートだ。終着点の大平地区に車をデポする必要があるが、その手間をかけても余りあるコースである。しかし、近年は大平コースを辿るパーティーはかなり少なくなっているようだ。かくいう自分も2010年以来7年ぶりである。


山域山名   吾妻連峰 中大巓(1,963.6m)
山行期間   2017年2月5日(日)
山行形態   山スキー
天候     曇り
参加者    6人(L:トラ山・K倉・N井田・O島・F田・N和田)
行程     大平公民館7:45=天元台湯本駅8:08-8:40=リフト終点9:15-9:23~中大巓9:51-10:00~人形石10:05~昼食11:12-11:34
       間々川渡渉点12:00-12:10~1393mピーク12:21-12:32~林道合流13:04~大平公民館14:15=天元台湯元駅14:53
行動時間   4時間52分
移動距離   12.4km (GPS計測)
累積標高差  +390m ー1,712m (GPS計測)







ロープウェイ湯元駅                                            
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           リフトからの中大巓
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           米沢盆地を背に中大巓へと登る
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           西吾妻山と西大巓
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           中大巓から滑る面々
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           人形石の指導標
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           藤十郎へ向かう
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大平地区の大平公民館に車をデポして天元台へと移動する。天元台ロープウェイ湯元駅では始発を乗り逃がし次の便に乗った。ロープウェイとリフトは4枚綴りの券になっていて1900円。以前は2100円だったので少し安くなったようだ。自分はサポート倶楽部の券が残っていたのでそれを使う。リフト3本乗り継いでゲレンデトップへ。風が無いので長いリフトでも寒くならず助かった。シールを貼って登高開始。好条件の今日は中大巓の山頂を踏むことにした。30分ほどの登りで山頂に着くと、伸び伸びと広がる吾妻連峰の主稜線が一望できる。シールを剝がして山頂からは東へと進路を取る。人形石の指導標を経由し藤十郎を目指して滑り降りる。視界があるので何の問題もないが、ガスっているときは方角に注意したい。藤十郎からは北へと進路を90度振るのだが、手前の1860ⅿピークからショートカットを試みた。しかしこれはうねりに阻まれ失敗。セオリー通り藤十郎からがやはりベストのようだ。下手の考え休むに似たりとはこのことかとも思う。


           北尾根へと下る
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           樹林帯はパウダー
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           急斜面を滑るO島さん
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           間々川渡渉点
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           1393mピーク
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           林道は軽い下りラッセル
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広いなだらかな北尾根へ入り滑り降りていく。樹林の中ではパウダーを楽しみながら滑っていくが、ルートファインディングには注意したい。GPSで時々方向修正しながら滑っていくと、少し開けた場所があったので、ピクニック気分の昼食休憩とした。我々以外には人影も見えず静かなものである。間々川に近づくと急斜面が急になり、深いパウダーに歓声をあげて飛び込む。間々川は所々口を開けていたので注意しながら下ると、なんとなく見覚えのある渡渉点まできた。ここは沢が塞がっているので対岸に渡れる。地形図の登山道渡渉点より少し上流になる。ここより下ってしまうと両岸が急斜面になり、滝もあるので要注意である。シールを貼って10数分登ると1393mピークである。ここはちょっとした展望台で、北西にはこれから下るなだらかな尾根が見え、北西には通過してきた中大巓から藤十郎の稜線が眺められる。さて再びシールを剥がして滑降だ。始めはダケカンバと雑木で、そのうち松が混じってくる林の中をほぼ真北に滑り降りていく。徐々に雪が重くなりスキーが滑らなくなってくる。なるべく尾根を外さないようにしていたら、いつの間にか不忘閣ヒュッテ跡を過ぎてしまっていた。やがて顕著な尾根筋の車道に合わせる。いよいよ雪が重くなってきた上に斜度が無いので、半分下りラッセルの様相を呈してきた。ここからは交代で若者にもトップをやってもらう。



           急斜面の九十九折り区間
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           雪崩区間は素早く通過
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           例年雪崩れる沢はまだ雪崩れていない
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           大平公民館がゴール
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林道が急斜面を九十九折りで下る区間では、雪崩に注意しながら数ヶ所でショートカット。その後は道なりだが、ますます重くなる雪に下りラッセルと推進滑降で進むしかない。左手の斜面があちこちで小さく雪崩れているので、無木立急斜面の通過は少々緊張する。やがて緩斜面となり樹林を抜けると畑や田を脇に見ながら滑る。ほどなく終点の大平公民館に着いた。デポしておいた車に6人で乗り込み天元台へと向かった。



           GPSトラック図
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by torasan-819 | 2017-02-19 16:01 | 山スキー | Comments(6)
Commented by fck_mototyan at 2017-03-07 19:31
大沢下りよりやや短距離なんですね。今度上ってみたいですね。しかし吾妻山は深いですね〜
Commented by torasan-819 at 2017-03-08 07:22
fck_mototyanさん
吾妻にはまだまだいろいろなルートがあります。
今は五色~沼尻を歩いてみたいと思っています。
Commented by mt.racco at 2017-03-10 17:34 x
大平下りに行かれましたか!!
私も去年チャレンジして、このルートの魅力にどっぷりはまりました!!!(個人的には、大沢下りより断然面白いと感じました。)
福島出発だとデポに立ち寄っても時間的に余裕があって羨ましいです・・・・千葉からですと、遠い。。。。
Commented by torasan-819 at 2017-03-10 22:24
mt.raccoさん
千葉からは遠いですよね。でも遠征する価値はありますね。なんだかんだで私も1カ月ほど山から遠ざかっていたので、これからせっせと通いたいと思っています。
Commented by tabilogue2 at 2017-03-19 11:29
間々川の三滝、、、火焰滝 剣急滝 燕滝でしたっけ? 昔、火焰滝は越えましたがその上部滝は垂壁で太刀打ちできませんでした。両岸共に深く、右岸から抜けたのでしたが高い壁で大変でした。
今回は夏道渡渉点の上部から渡ってましたね。地形図で観ると1393ピーク付近を通る?誰しも同じコースになるんでしょうか。西川の蒲生さんたちも大平に下ったようで、ほぼコース取りは同じなのかな・・・。

クラシックルートの五色温泉から沼尻温泉まで、、、昔は盛んに歩かれたようです。今、そのルートを掘り起こすには「福島登高会」の地道な探究心にかかっているようですよ。五色温泉 霧の平 ”がんちゃん落とし”家形山 浄土平 高山 土湯峠 箕輪山 鉄山 安達太良 沼尻温泉 この順でいいんでしょうか?

「吾妻山の会」は 新規会員が入会されているんだろうか?
Commented by torasan-819 at 2017-03-20 17:43
tabilogue2さん
私は松川は大平温泉まで遡行しましたが、温泉から上の火焰滝や剣急滝はまだやってないのです。その内にと思いつつあっという間に時間が過ぎてしまいました(^^ゞ
間々川の夏道渡渉店は沢が埋まっていないのですが、その少し上は埋まるのでたいがい今回の位置になると思います。1393ピークを通るのも安全で確実だからですね。夏道は急斜面のトラバースですから。
蒲生さん達は熟練のルート取りなので細かい部分は結構違いますが、要所は同じですね。それが合理的で楽なルートなので。

五色沼尻コースですが、五色温泉から霧の平ではなく東海大緑樹山荘の辺りを通ります。本来のルートはその昔に青木小屋があったところを通るようです。がんちゃん落としを登り一切経山と前大巓の鞍部を通過して浄土平ですね。吾妻小屋、鳥子平を経由して幕川温泉に下ります。土湯峠を越えてあらかた道路なりに沼尻までのようです。現在の国道115号になる以前の旧道だから冬季閉鎖だったのでしょう。現在はもちろん無理なのでこの区間だけは工夫が必要です。おっしゃる通り箕輪山から鉄山経由もひとつの案ですね。しかし結構なロングルートになります。
横向温泉までにして、ひと風呂浴びて帰宅するのもよろしいかと(笑)


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