2017年 12月 15日
西大巓での山スキー ~ 2017年12月9日
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2週連続で月山に行ってみようかとも考えたが、既にオープンしているグランデコスキー場が積雪60センチとのことで、ならば西大巓も大丈夫だろうと向かうことにした。12月上旬に西大巓での山スキーは通常であれば考えられない。雪でヤブが埋まってないうえ踏み抜きもあるからだ。普通は12月下旬以降だろうというのが「常識」と思っていた。しかし、今年の冬は降雪が早かったので、月山の状況を見ても可能ではないかと思えた。西大巓の最新情報はないが、駄目もとで向かうことにした。


山域山名   吾妻連峰 西大巓(1,982m)
山行期間   2017年12月10日(日)
山行形態   山スキー
天候     曇りのち時々晴れ
参加者    2人(L:トラ山・M崎)
行程     スキー場7:56~第4リフト終点9:40~西大巓11:20~東斜面1本目~昼食12:06-12:30~西大巓12:35~東斜面2本目~
       第4リフト終点13:40~スキー場14:02
行動時間   6時間6分
移動距離   11.0km
累積標高差  ±1,150m





             グランデコスキー場からスタート
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             営業開始前のゲレンデを登る
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             K倉パーティーと一時合流
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             ゲレンデトップより樹林帯へ
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             まだヤブっぽい
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             標高を上げると雪が深くなる
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7時半過ぎにグランデコスキー場着。土日祝は駐車代1,000円也。登山届をポストに入れて8時ちょい前に標高1,010mのセンターハウスからスタート。まだ滑っている客はいないが、いちおうゲレンデの隅っこを控え目にえっちらおっちら登る。登っていると客を乗せたゴンドラが頭上を通過していった。1時間20分ほどでゴンドラ駅に近づくと、ちょうど歩き始めたばかりのK倉パーティーと一緒になった。5人パーティーの彼らは初心者2名の講習で来ている。まだリフトの動いていないラベンダーコースを登ってゲレンデトップ(1,570m)に到着。K倉パーティーはまだ登ってこないが、今日は別パーティーなのでお先に登ることにした。樹林の中に入ると結構ヤブが出ているが歩けるレベルだ。わずかに見えるトレース跡を追って登っていく。20センチほどのラッセルが続くが、今日はラッセル大好きなM崎さんなのでトップはお任せである。



             南斜面のオープンバーンを登高
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             西大巓山頂
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             三角点と踏み跡
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             滑降1本目
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             登り返す
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             眺めの良い尾根で昼食にする
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             西吾妻山
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標高を上げると少しは楽になってくるが、雪のうねりや樹林に阻まれて右往左往する。やがてニセピークが見えてきたので、左へトラバースして巻くとノントレースのオープンバーンに出て登る。青空も見えてきて気分も上々である。11時21分に西大巓の山頂(1,982m)到達。今日の初登頂かと思ったが、三角点周辺はスノーシューの跡で踏み固められていた。西吾妻小屋に泊まった人たちであろうか。東斜面の肩で弱層テストをすると20センチのところに弱層がある。ただし比較的安定しているので、右手の斜度が幾分緩い斜面を滑ることにした。ガスが薄れたタイミングでM崎さんがトップで滑降。続いて自分も斜面に滑り込む。ややウインドパック気味だがまずまずの雪質。少し板が回しにくいと感じたが、シーズン初っ端で体が慣れていないせいかもしれない。シールを貼って尾根に登り返し、眺めを楽しみながらの昼食とした。ほぼ無風で天気も良くなり青空と雪山のコントラストが美しい。最高の気分である。



             滑降2本目
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             尾根へ登り返す
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             南斜面のオープンバーン
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             樹林帯の中へ
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             ゲレンデを滑り降りる
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             賑わうスキー場
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再び山頂に向かうと、後から登ってきた単独男性が大胆に中央寄りのラインで滑り降りた。我々も1回目の滑降で雪面が安定していると分かったので、2回目は中央を滑ることにした。しかし、既に足はパンパンで踏ん張りがきかなくなっていたので、スピードを抑えて無難に滑るしかなかった。単独男性は東斜面下部からトラバースして下っていったが、我々は再びシールを貼って登り返してから下山にかかる。南側のオープンバーンはさほど大きな斜面ではないが、晴れていることもあり気持ちよく滑ることができた。その後は樹林帯の中をすり抜け潜り抜けて下っていく。ほとんど滑りにはならないが積雪量が増すまでは我慢だ。修行のような下降が続いたがやっとゲレンデトップに出てホッとする。自分は足が終わっていたので休憩させてもらうが、M崎さんは平気な顔で底知れぬ体力には呆れるしかない。ボーダーで賑わうゲレンデを転ばないよう注意しながら滑り降りる。今回は12月上旬に西大巓を楽しめたのだから儲けものだ。グランデコ側から西大巓の山頂に到達したのは、我々の他は単独のスキーヤーとツボ足が2人だけ。こんな良いに日になぜもっと登って来ないのか不思議に思えたが、まだ時期的に早いと思われているのだろう。M崎さんいわく「昨日より充実感のある山スキーだった」。満足してもらえてニンマリである。



             GPSトラック( 往路:赤 復路:青 )
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by torasan-819 | 2017-12-15 18:12 | 山スキー | Comments(2)
Commented by fck_mototyan at 2017-12-16 08:59
充実感のある登山でした。ラッセルに加えて穴掘りも大好きになりました。
Commented by torasan-819 at 2017-12-16 10:16
fck_mototyanさん
また穴掘りしましょう(笑)
年内にもう1~2回お手合わせ願います。


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