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2011年 03月 17日
東日本大震災7日目
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今朝もかなり冷え込み雪が降っている。
避難所で十分な暖房もないところで寝ている方は辛いことだろう。
昨日かなり電気が復旧してきたので、稼働できる機器が増えその確認作業が忙しかった。
職場に泊まり込みながらなので、昨日の夜は40時間ぶりに自宅に帰ったが、帰る家があるだけ幸せというものだ。
ガソリンの不足は深刻で、市内でガソリンを入れられるスタンドは1箇所だけ。
給油待ちの車が長蛇の列で、車の中で夜通し順番取りする人もいる。
電話もかなり復旧したが一部地域で不具合があり、こちらの仕事にも支障を来している。
上水道は断水が続いていたが、少しずつ水の出る区域が広がり始めてきた。
しかし本管の破損による漏水が多く、修理しながらなの作業だ。
昨日の記事にも書いたが、下水道の問題は深刻で頭を痛めている。
不便な生活を強いられているのでストレスも溜まってくる。
協力しあって難局を乗り切ろうという人、自分の不満をただぶつけるだけの人、人々の反応は様々だ。
とにかく復旧を急がねばならない。
自分たちのところが早く立ち直れば、もっと甚大な被害にあったところの応援もできるようになるだろう。
さあ今日も精一杯頑張ろう!

※画像は突き出た下水道のマンホール

by torasan-819 | 2011-03-17 06:39 | その他 | Comments(9)
2011年 03月 16日
東日本大震災6日目
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大地震の後、ブログどころでなかった。
今朝復旧作業が始まるまでの少しの時間でこれを書いている。
情報が届くにつれわかってきた未曾有の大災害の有様に呆然とする。
沿岸部の惨状からみれば被害は軽い方と思える白石市だが、いまだ避難所には1700人が待避している。
14日から市の中心部は徐々に電気が回復してきたが、水道は市の7割ほどが断水中だ。
電話回線が15日から回復してきたので、やっとネットに繋ぐことが出来た。
下水道は処理場が壊滅したので再建には何年もかかると思われ、その間の汚水処理をどのようにすればいいのか見当もつかない。
ガソリンや軽油の不足は深刻だ。復旧作業に当たろうにも燃料が厳しいので思うようには動けない。
原発事故も深刻で現地は津波との2重被災になり、どうしようもない状況になっているようで、避難者がこちらにもやってきている。
現在としては贅沢な望みだが風呂に入りたいと思う。
食料はなんとかなっているが、手に入るもので食いつないでいるだけ。
今はただやれることをやるしかない。

by torasan-819 | 2011-03-16 05:56 | その他 | Comments(6)
2011年 03月 06日
地蔵山から蔵王ダム ~ 2011年2月27日
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山域山名   蔵王連峰 地蔵岳(1,736m)
山行期間   2011年2月27日(日)
山行形態   山スキー
地形図    笹谷峠・蔵王山
天候      晴れ
参加者    4人(L:加○さん、高○さん、鈴○さん、トラ山)
行程      白石(6:00)=車デポ地点(7:10)=山形蔵王スキー場(7:50)=山頂駅(8:35)~地蔵山(8:48-9:00)~
         コーボルトヒュッテ(9:06)~事故発生(10:30)~ロボット雨量計(11:40)~鍋倉不動(12:50)~
         葉ノ木沢堰堤(16:30-17:35)~蔵王ダム管理所(18:34)=車デポ地点(18:42)
行動時間   約10時間(歩行分)
移動距離   8.4km(ダム管理所まで)
累積標高差 +342m -1,401m
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2月27日は加○さんから蔵王ダムルートの提案があった。数ある蔵王の山スキールートの中でも今期滑ってみたいルートのひとつがこのルートだった。蔵王ダムルートは地蔵岳から蔵王ダムに向けて滑るのだが、地蔵山に至る方法はいくつかあるが、今回当初は蔵王ライザスキー場を利用して熊野岳から地蔵山へと縦走する予定だったが、メンバーの都合により蔵王スキー場からのアプローチに変更となった。蔵王スキー場からはロープウェイで地蔵山のすぐ下まで運んでもらえる。地蔵岳からは下り一辺倒であり、山スキーにしてはほとんど登ることもないので楽なルートになる、と思っていたのだが…

続きはこちら

by torasan-819 | 2011-03-06 16:32 | 山スキー | Comments(2)
2011年 03月 03日
山岳事故(ヘリコプター搬送) ~ 2011年2月27日
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山岳事故でヘリコプターが出動し負傷者を救出するというのは時々聞く。
山岳事故は車輌の進入できる場所での事故とは異なる。
負傷者は自力にせよ他力にせよ、医療機関まで行くことが容易ではなく時間がかかることがほとんどだ。
特に自分で歩けないような怪我を負った場合は、なおさら困難になる。
治療を受けるまで時間がかかることにより、重大な結果となる場合もあるだろう。
そのような場合にヘリコプターは非常に有効な搬送手段となる。
山に入り登山をしている限り誰しも怪我をする可能性はあり、自分もまたしかりである。
そんな時に場合によってはヘリコプターに吊り上げられることもあるだろうと、漠然とだが考えてはいた。
しかし、まさかこの日に自分たちのパーティーが、ヘリコプターでの救助要請をする事態になるとは思ってもいなかった。

27日に私を含めた4人パーティーで山スキーに行った。
午前10時30分頃、山中を滑走中にメンバーの1人が立木にぶつかり負傷した。
その人は自力では移動出来なくなったので、3人で降ろそうと考え実行した。
時間も早かったし安易にヘリコプターを要請することがためらわれたのだ。
しかし事故発生場所から車の駐車場所までは標高差650m、距離6km以上だった。
標高差400m、距離2kmを6時間かけ、負傷者を人力で搬送したがそれが限界だった。
応援に下から上がってきた仲間の状況判断もあり、自力下山は諦めてヘリコプターでの搬送要請となった。
夕暮れが迫る午後5時35分頃、ヘリコプターで吊り上げてもらった。
有視界飛行ができるギリギリのタイミングだった。
あと少し遅ければビバークとなるところだった。
しかし、おそらくビバークして翌日自力下山を試みても無理だっただろうと思われる。
ヘリでの搬送後に自分たちは下山のため林道を歩いたが、雪崩により人力搬送はかなり厳しいことがわかった。
メンバーの怪我は右足脛骨(すねの骨)の骨折で、手術が必要と診断された。

実は今回のルートにおいて、ヘリでピックアップできるポイントは限られていた。
なぜならピックアップするためには樹林帯ではダメで、上空の開けた場所が必要だからだ。
この日何か条件がひとつ欠けていても、当日中の搬送はできなかっただろう。
いろんな意味で幸運であったのかもしれない。
この山スキーの記録は近いうちにまとめようと思う。
このような出来事は、ならば黙っておきたい気にもなる。
恥をさらす?いやいやそうではない。
たしかに我々が未熟だった部分については恥じ入るばかりだ。
しかし、このような事例を記録し読んで貰うことによって、事故を未然に防げることもあるかもしれない。
事故があったときの対処の仕方について考えるきっかけになるかもしれない。
なぜなら自分も他の記録から、大いに学ばせて貰っているからだ。
実際当事者になってみなければ、その場にいなければわからないこと気付かないことは多い。
それにしても山形県消防防災航空隊、警察署、消防署及びその他関係者の皆さんには感謝申し上げるしかない。

※画像はその時のもの。

by torasan-819 | 2011-03-03 23:36 | 山スキー | Comments(14)