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2009年 07月 05日
オボコンベ山
仙台市に行った帰り道、ちょっと時間があるので川崎町の本砂金にある「オボコンベ山」に向かった。
オボコンベ山は、昨年4月に初めて登って以来なので1年以上ぶり。
この山は地図に名前が載っていないが、地元ではオボコンベ山やオボコベ山と呼んでいる。

本砂金川の支沢を源頭近くまで遡ってから、右手の急な斜面を尾根に登り上げるのが一般的なコース。
標高589mの低山ながら、特異な岩峰と沢歩き、あまり整備されていない道のため、気軽にハイキング気分で出かけるとしっぺ返しをうける山だ。
しかし、地元小学校の生徒が集団登山で訪れる山でもある。

今日は沢を源頭まで詰めて登ってみることにした。
結果的には登れたのだが、源頭部はもろい岩質の急斜面。
手がかり足がかりもよく注意しないと、ポロッとはがれ落ちる浮き石だったりする。
細心の注意を払い登るが、スリリングなチャレンジに大汗であった。

最期は崖をよじ登るようにして登山道に出た。
その出た場所に自分でもちょっと驚く。
逆にここを下ろうなんて絶対に考えない場所だ。
ガスのため山頂からの眺めもきかず、早々に別ルートで下山。
2時間弱の周回コースだったが、中身の濃い山行だった。

※沢を源頭まで詰めないで、普通に一般ルートを歩けばそれほど難しい山というわけではない。
 ただし、案内板や赤テープがわかりにくかったりするので、分岐等には注意が必要。
 山頂から東への下りルートは、標識も無く赤テープも少ないので要注意。



  沢を遡る
オボコンベ山_f0170180_373453.jpg


  源頭部直下から見上げるオボコンベ山頂
オボコンベ山_f0170180_381874.jpg


  登山道に出た場所(画像左崖下からよじ登り小看板が掛けてある木のあたりに出た)
オボコンベ山_f0170180_315259.jpg


 山頂もガスで眺めなし
オボコンベ山_f0170180_11155799.jpg

by torasan-819 | 2009-07-05 03:15 | | Comments(6)
Commented by lc4adv at 2009-07-05 07:08
あそこに出るんですか。かなり急では?こわ!
滑りそうな斜面ですね。
自分は冬場しか登ってないですが、夏場はコケとかで滑りそうな予感がします。
Commented by torasan-819 at 2009-07-05 10:34
途中でちょっと後悔しました(笑)
でも下りる方が危険なんで登るしかないんですね。
最期はほとんど絶壁を潅木を手がかりによじ登りました。
もう2度としません(爆)
そうなんです濡れた岩はヌルッとしている箇所があり無理でした。
画像にある2本の濡れたラインは避けて真ん中のラインを上り、途中から右にトラバースして木のある急斜面を登りました。
どうやって登るかいろいろと考えながら登るのが楽しいです。
Commented by utinopetika2 at 2009-07-05 13:07
オボコンベ直下の貴重な写真です。
さすがぁ~。
山頂からの眺望がなくて残念でしたね。
Commented by torasan-819 at 2009-07-05 15:29
utinopetika2さん
このままオボコンベ山頂まで登らなければならないのかと心配…冗談です(笑)
ボケボケ画像なのでコンデジを新調したいと考えてますが、我が家の財務省次第です。
Commented by はなゴン at 2010-03-22 21:53 x
おお!あのルンゼを登られたんですね。
ホントに山頂直下に飛び出すようですが、確かにこれを下りようとは思いませんね(登ろうともあまり思えんけどw)
ところで文中に書かれているとおり、沢の源頭部は岩がもろいので注意しましょう。かつて私、ホールドが剥がれて源頭部の滝から滑落、岩が直撃した腕の筋肉断裂した経験があります(怖) 
Commented by torasan-819 at 2010-03-22 23:24
はなゴンさん
ええ途中で後悔しましたが(笑)
でも楽しいですよねオボコンベ山は。
オイラも浮き石つかんで滑落にならないよう気をつけます。


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