2009年 07月 14日
初めての飯豊(ガスって見えず)その2
門内小屋までの登山道はミルクのようなガスの中を歩くことになった。
風がかなり強くて気温も低く寒い。
早く小屋に行きたいというか避難したい気持ちが強くなる。
そんな中でも稜線の厳しい環境で咲いている花には目を引かれる。

ガスの中を小屋へ急ぐ
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急いでいても花の写真は撮らずにいられない。
晴れていたらとも思うが、しっとりと濡れた花もまたいいものだ。

ヒメサユリとニッコウキスゲ
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まだつぼみのヒメサユリ
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ミヤマキンポウゲ
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ヨツバシオガマ
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ガスの中やっと小屋が見えた。
10:33に門内小屋到着。
歩くのをやめると汗と雨で中と外から濡れた体が冷え寒くなってくる。
カッパを脱ぎシャツを着替えフリースを着る。
小屋には単独行の男性が1人いた。
この男性、飯豊のクロユリを見たくて通っているが、この天気なので今日も見れずに下りるという。
3人で昼食にする。
小屋の中にいるとよけい風の音がビュービューと激しく聞こえる。

門内小屋
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小屋で小一時間休憩。
門内岳山頂はすぐ先だが、この状況なので下山を急ぐことにした。
相変わらずのガスと風の中を歩く。

下山するSさんとKさん
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イワギキョウ
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ハクサンフウロ?
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ウゴツクバネウツギ
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チングルマとイワカガミ
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ウラジロヨウラク
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ハクサンシャクナゲ
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なんとまだショウジョウバカマが咲いていた
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モミジカラマツ
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草原の中に池塘が点在している
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結局下山中も稜線のガスは晴れなかった。
下界では日が差していたのだが残念。
晴れるまで飯豊に登るぞと決意する。
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朝よりは上まで見えた石転び沢
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湯沢峰を過ぎると日が差してきた。
梶川尾根は登りも大変だったが下りも大変だ。
あまりの急勾配で岩や枝に掴まりながら慎重に下らざるを得ない。
でもKさんがゆっくり下りるのに飽きて飛ばし始める。
オイラも我慢できずに追いかけたがSさんはマイペース。

ダブルストックのSさん
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眼下に飯豊山荘が見えた
手前の尾根にこれから下る登山道が見える
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ようやく登山口に15:25到着。
約10時間の山行だった。
GPSによると歩行距離約14.8km、累積標高差約1,780mになった。
湯沢の冷たい渓流で顔を洗うと最高に気持ちがいい。
初めての飯豊であったが残念ながらガスで眺望は得られなかった。
画像も花ばかりになってしまった。
でもまた来る目標ができたと考えればいい。
山は逃げないのだから。

帰りは梅花皮荘で入浴し汗を流して帰った。
晴れてきたが梶川峰から扇ノ地紙は相変わらず雲がかかっていた。
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コースタイム
登山口5:15~湯沢峰6:47-6:57~滝見場7:30-7:35~五郎清水8:06-8:31~梶川峰9:23~扇ノ地紙分岐10:12~胎内山10:20~門内小屋10:33-11:29~扇ノ地紙分岐11:50~梶川峰12:35~滝見場13:43-13:50~湯沢峰14:24-14:34~登山口15:25
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後日談
距離と標高差からしてそれほどでもないと思っていたのだが翌日筋肉痛になり驚いた。
自分は少々の山に登っても筋肉痛になどならないと思っていたのだが意外だ。
3日目になっても筋肉痛はまだ収まらない。
やはり飯豊は他の山とは違うということなのだろうか。

おまけ画像

ミヤマクルマバナ
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ヤマブドウ
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ゴゼンタチバナ
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サンカヨウ
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ハクサンチドリ
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アカモノ
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ハクサンボウフウ
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マイヅルソウ
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by torasan-819 | 2009-07-14 07:42 | | Comments(12)
Commented by utinopetika2 at 2009-07-15 00:09
山の達人さえも筋肉痛になる梶川尾根はきつそうですね。
それにしても、日帰りとはさすがです。
今年何とかして登りたい山ですが、中々登れないでいます。
Commented by torasan-819 at 2009-07-15 17:57
utinopetika2さん
早立ちして十分余裕を見れば大丈夫だと思います。
そうすればたとえば女性でも日帰りは可能だと思います。
飯豊はオイラも敷居が高かったので、朝日で足試しをして臨みました。
深い山なのでその点注意は必要ですが、自分の体力にあわせた山行計画を練ればいいのだと思います。
オイラの家からも下道で2時間少々だったので思いのほか近いと感じました。
是非登ってみてください。
もう一度飯豊に登るので情報交換しましょう。
Commented by ゆ~いち at 2009-07-15 20:50 x
飯豊はいいでぇ~ って、昔、NHKが生中継をした時に本山小屋にいた女子大生が飛ばしたオヤジギャグ・・・
オラは、今をさか登ること1?年前29歳の時に縦走しましたよ。
・温平~石ころび沢~カイラギ小屋(泊)
・カイラギ小屋~北又岳ピストン~御西~本山(テン場テント泊)
・本山~ダイグラ尾根~途中泊(なんでこんなところで泊・・・?という話は会った時にでも(笑))
・ダイグラ尾根の途中~桧山沢・大又沢出会い~温平~飯豊山荘(車)

というルートでした。

お盆休みだったのに、あの雪渓・・・感動もんでしたね~
カイラギ沢に行ったのは大学4年の時の岩魚釣りデビューいらいでしたが、いつ行ってもすんばらすい所ですね。
Commented by torasan-819 at 2009-07-16 00:50
ゆ~いちさん
おんやぁ~山やってたんですね!
バイクは山の後からですか?
オイラは逆ですね。
ゆ~いちさんが飯豊を縦走したルート石転び沢を除いて他は全部今週末に歩きます。
ところでダイグラ尾根の途中にテン場なんてあるのかなぁ~(笑)
Commented by miyagi1305 at 2009-07-16 10:47
ガスってたけど、ヒメサユリやニッコウキスゲ、そのほかの花たちが
生き生きとして見られてよかったですね。
今週末は丸森尾根とダイクラ尾根を使っての周回ですか?
まさか今度も日帰り?!なんてことはないよね、と思いつつ
torasan-819さんならもしかして?の思いあり、です。
連休で小屋は混むでしょうか。

Commented by torasan-819 at 2009-07-16 12:26
miyagi1305さん
まさか!日帰りなんてありえませんよ(笑)
トレイルランのトップクラスの方なら出来るかな。
いやいやそれでも無理でしょう。
オイラとしてはダイグラ尾根~飯豊本山のピストンに挑戦してみたいと思っています。
今週末も天気が悪そうなのが気がかりですが縦走してきますね。
Commented by kaiya at 2009-07-16 18:05 x
視界が晴れなくて残念でしたね。
梶川尾根を日帰り往復とは、さすがです!
トラさんくらいの頻度で登っていれば、自然に体力も付いてくるのかもしれませんが、私はまだまだです(^^;)
7/15~16の1泊で笹谷峠~刈田岳まで縦走しました。
何と2ヶ月半ぶりの登山です!!
名号峰から先は濃霧と暴風で、苦しい登山になってしまいましたが、今後は登る機会を増やしていこうと思っています。
体力付いたら、またよろしくお願いします。
Commented by ゆ~いち at 2009-07-16 20:44 x
おばんです
バイクが先・・・です(笑)
元々、大学1年の時に原付免許を取ってDT-50を買ってから
ず~っと、いまだになんちゃってオフローダーですから(笑)

さて、今週末行くんですか?いいですね~
ダイグラ尾根の途中にテン場はありません。
暗くなってしまって、道が見えないので道の真ん中にシュラフだけで寝てました(笑)
Commented by lc4adv at 2009-07-17 00:26
ガスってて残念でしたね。
ダイグラ尾根、がんばって下さい。
あそこは長いです。下りしか経験ないですが、ヘトヘトになりました。
Commented by torasan-819 at 2009-07-17 07:53
kaiyaさん
引っ越しが一段落したんですね。
笹谷峠~刈田岳の縦走したんですか!
オイラは地元の蔵王の縦走はやったこと無いんですよね。
南蔵王から北蔵王へと一気に2日間でをねらってます。
そのためには天気にも恵まれないとですが。
また一緒に登りましょう。
お声がけください。
Commented by torasan-819 at 2009-07-17 07:57
ゆ~いちさん
あ…そうですか。
DT-50懐かしいな。
登山道の真ん中でビバークとは得難い経験をしたんですね~
ご無事で何よりでした。
明日ダイグラ尾根登りますが天気がなぁ~
Commented by torasan-819 at 2009-07-17 08:05
lc4advさん
お帰りなさい~
天候が思いのほか良くなかったみたいですがそれなりに楽しめたのではないでしょうか。
トムラウシ山や美瑛岳など大雪山系で遭難が発生しているようですね。
N田さんが登山を見合わせたのは正解でした。
報道によるとツアー登山のパーティーのようです。
アクシデントがあったときのツアー登山の危うさを考えさせられます。
オイラも明日から飯豊に登りますが天気は良くないようなので、状況によっては早々に下山します。


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