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2010年 08月 13日
摺上川流域 日蔭沢から大沢 ~ 2010年7月31日
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山域山名   摺上川流域・中津川 日蔭沢 大沢
山行期間   2010年7月31日(土)
山行形態   沢登り
地形図    栗子山・稲子
天候      曇り
参加者    2名(L:トラ山・八○さん)
行程      テン場8:10=第11号橋8:48~日蔭沢8:56~二俣9:27~左俣3m滝9:53~左俣10m滝10:42~
         ヤブ11:25~尾根11:56~七ツ森三角点12:44~下降開始12:51~二俣13:48~8m滝14:08~
         15m斜瀑14:26~6m滝14:49~8m滝15:05~第16号橋16:44~第11号橋17:22=テン場18:13
行動時間   10時間03分
移動距離   日蔭沢~大沢5.2km 林道11.6km(うち徒歩約5km)
累積標高差 日蔭沢~大沢 約+740m 約-690m 林道 約+170m 約-220m 
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摺上川は福島県・山形県・宮城県の3県境近くの福島県福島市飯坂町茂庭に源を発し、宮城県刈田郡七ヶ宿町稲子を経て再び福島市へと戻り、、福島市瀬上町で阿武隈川に合流する一級河川だ。飯坂温泉街の中を流れている川が摺上川と言えば分かる人も多かろう。摺上川の上流部には2005年に多目的ダムである摺上川ダムが完成し、4.6km2のダム湖となっている。
今年の沢登り合宿はこの摺上川流域の支流のひとつ、中津川の沢で行うことになった。福島登高会では、1981年から1986年にかけて、集中的に摺上川流域の遡行調査を行っている。取り立てて名のある沢もない山域だが、地道に沢の1本1本を遡行し記録していった。その集大成として、1987年には「摺上川源流を訪ねて」という遡行記録集を発刊している。この冊子にはなんと158本もの遡行記録が載せられている。摺上川流域の沢に関する記録としては、いまだにこの時の記録以外見あたらない沢が大半なのである。
会としてもこの時期以降登っていない沢が多く、摺上川ダムが本格的に着工してからはなお足が遠のいていたようだ。そんなわけで、当時登っていた和○さんの記憶と遡行記録を元に、今回の合宿で登る沢が選択された。参加メンバーの変動などもあり、2パーティーでそれぞれ31日は摺上沢と日蔭沢、1日はカンカネ沢と山の神沢を登ることとなった。私は31日は八○さんと2人で日蔭沢、1日は河○さん達とカンカネ沢の予定となった。




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31日朝、珍しく少々寝坊してしまい集合場所へと急ぐ。摺上川ダム湖沿いに付け替えられた国道399号にある駐車スペースが集合場所で、既に他のメンバーは集合していた。さっそくダム湖に架かる橋を対岸へと渡るのだが、橋の入口にはバリケードがあったので我々「関係者」はバリケードをそっと退かして入っていく。対岸へ渡りもう1本橋を渡るとT字路で、左がダムの周回道路、右が中津川沿いの林道となる。右の林道へと入り1.5kmほど進み行人滝を過ぎて間もなく、林道を右手の中津川へと少し降りたところがテン場だ。林道には少々落石があったものの走行に特に問題は無かった。車を停めるとメジロアブがわんさか集まってくる。今日はここにテント泊となるので、朝のうちにテントを張っておくことにする。

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こちらは私と八○さんの2名パーティー。むこうは小○さん、河○さん、柳○さんの3名パーティー。日蔭沢の入渓地点まではかなり距離があるので、八○さんのバイクに2人乗りで行く。ミーティングをしてから和○さんに見送られテン場を出発(8:10)。ザックを背負っての2人乗りは窮屈だが歩くよりは速いので我慢だ。新しい砂防堰堤までは車で行くことができるが、そこから先は草が林道を覆い始め荒れてくる。無理をすれば車でもしばらく進めそうだが、やがて道はあちこち崩れたり落石があったりで車では進めなくなる。そうなれば徒歩かバイクしかなくなるが、釣り人だろうか我々のほかにも新しい足跡やタイヤ跡があった。
この林道は幅が4mほどでしっかりした橋が各所に架かり、当時は林業関係の車が往来していたのであろうが、今は荒れ放題で中央に1本の踏み跡があるだけになっている。入渓地点まで1.5kmほど手前の崩落箇所でバイクをデポして歩く。2人乗りでゆっくり走ったので、バイクといってもあまり速くはない。車で行けるところまで進み、その後は歩いてもそれほど違わなかったかもしれない。

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日陰沢といっても表示板や明確な目印があるわけではない。林道を歩いていてもどこも似たような地形だ。以前の遡行記録には第15号橋が架かるのが日陰沢と記載されているが、どうもこれは誤植で実際の番号は違うらしいとの情報もあり地形図とGPSが頼りだ。どうもここらしいと足を止めた橋のプレートには第11号橋とあった(8:48)。

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橋のたもとから沢に降りる(8:56)。ごく普通の小さな沢という印象。歩き出して程なく6m滝が現れる。ここは水流左から取り付き水流の中を直登する。さっそくのシャワークライムが気持ちいい。続いて2m滝がありその後も小さな滝というか段差が多くなる。2m4mの2段滝を登るとやがて二俣が現れる(9:27)。水量は1:2ほどだろうか。水量の多い右に進む。

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しばらくは小滝とミニゴルジュが続き、徐々に斜度が増してくる。所々流れの緩いところには岩屑が堆積し流木も多いことから、上流部では山肌が崩落しているところがあるのだろう。小滝とはいえ滑りやすい岩が多く気は抜けないが、あえて難しいラインを取ったりしながら登るのが楽しい。滝の様相を眺め、取り付く場所を決めると自分の四肢をフルに使ってよじ登る。そんな時はテクニックとか技術とかは頭の中に無く、ただただ無心に1匹の獣になって岩を踏み枝を掴み、さらに上へと体を押し上げるのだ。自分にとっては至福のひととき。

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左から支沢が3m滝となって落ちている(9:53)。八○さんが持ってきた1984年の遡行図には特に記されていないが、八○さんは遡行図にある10m滝がここではないかと言う。しかし遡行図は描く人によってかなり異なるとはいえ、そこまで高さを違えることがあるだろうか。しかも遡行図には二俣の手前に7m滝があるとされているが、それらしい滝もなかった。26年間で崩れるなどして10m滝が3m滝に変わったとも思えない。疑問を抱えたまま遡行を続ける。

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今日は自分なりに遡行図を描きながら歩いているのだが、このあたりから徐々に怪しくなってくる。人の遡行図でもそう感じるものがあるのだが、始めは丁寧に描いていても徐々に雑になってくる傾向があるのだ。沢は変化に富んでいるので、何を記録して何を省略するのかの選択が難しい。あまり細かく描いても見づらいものになってしまう。1984年の遡行図でも下流に比べて上流はかなり略されているような感じがする。

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さて7m3mの2段滝を越えると高さのある滝が目に入った。二俣になっているのだが、左俣は滝となって合わせている。どうもこれが遡行図にあった10m滝のようだ。7m滝も符合するのでここを左俣10m滝とする(10:42)。遡行図ではこの二俣2:3の水量比とされているが、自分は1:1と判断したがどうだろうか。ここは右俣へと進む。沢の両岸がV字に鋭く狭まるゴルジュでは両手両足を突っ張り通過する場面も。
左から支沢が段々の10m滝となって合わさる(10:51)。ほどなくまた左から支沢が6m滝で合わさる(10:59)。ここは右の本流らしき方へ進む。いよいよ沢の水量は少なくなり源頭部が近いことを感じる。6m滝を登りさらに10分ほどでチョックストーンの6m滝(11:11)だ。

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いよいよ沢は細く両側から木の枝が被さるようになり傾斜を増してくる。振り返ると目線の高さで中津川を挟んだ反対側の山々が見える。シュリンゲが沢に落ちているのを発見し驚いた。あまり新しいものではなく、沢登りで使うには不自然に短いような感じがする。しかし釣り人がイワナのいようはずもないところまで来る理由も無いし、やはり沢登りで誰か来たのだろうと思う。それにしても沢登りでこんなマイナーなところまで来るのは福島登高会かトマの風くらいのものだろう。その福島登高会にしても26年ぶりに登ったのだ。それとも誰か三角点の山を登るために沢を登ったのか。

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いよいよ傾斜がきつくなり、これ以上沢というか崖にも近い地形を詰めることは困難になってきた。八○さんが脇に逃げられそうだと右のヤブに入る(11:25)。かなりの急傾斜だが枝に掴まりながら何とか突破する。その後は普通にヤブこぎをしながら、ひたすら尾根を目指す。今日は日蔭沢を詰めて七ツ森(1,218.8m)の山頂を踏み、大沢を下降するのが目的なのだ。しかし時間がかかれば13:00の時点で下山開始と決めている。それまでに山頂に到達したいものだ。頭上に葉を広げる高木のおかげで、ヤブもそれほど濃くなく比較的歩きやすい。七ツ森の北東尾根に到着し昼食休憩とする(11:56)。小○パーティーと無線で連絡を取り状況報告を行う。今日は12:00から30分毎に定時連絡を取り合うことにしている。こちらはこのまま山頂を目指すと話し、向こうも予定どおりの進行状況なのを確認。

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これまでの北斜面を上下方向に歩いてきたのとは違い、緩やかな尾根を登るのは木々の密度が濃いところを横方向に移動する形になり、甚だ歩きにくく苦労する。地図には載ってなくとも大概の里山には尾根に踏み跡や獣道があったりするものだが、この七ツ森にはそんなものは全くない。それでも頑張ってヤブをこぎ続けていると山頂が近づいてきた。ところで八○さんは意外にヤブこぎが速い。細身の体と長めの手足でするりするりと掻き分けすり抜けていく。体力には少々自信がある自分でも、ヤブこぎでは八○さんに付いていくのがやっとだ。周囲が開け見わたせるようになってきた。あたりを探すと難なく足下に三角点があるのを発見し七ッ森山頂と確認(12:44)。七ッ森は四方から尾根が合わさっているが、山頂から見るとなかなかの細尾根であり、しかも複雑な地形になっている。八○さんは冬にこの七ッ森に登りたいそうだが、積雪期のあの細尾根はなかなかスリリングかもしれない。声がかかれば同行してみたいとも思う。

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さて山頂に長居はできない。北斜面のブッシュに突っ込み下降を開始する(12:51)。下りは大沢を下降する計画だ。1981年の遡行記録では大沢で熊と出会ったとあったが今日は会いたくないものだ。北斜面を下っていると、ここが沢の始まり源頭だと思える場所があった。そこを辿るとたちまち沢らしくなり水流も現れてくる。ここは大沢の支沢のひとつだろうから、このまま下降を続ければいいのだ。山は登ることにより山頂の1点に集まる、沢は下ることにより本流の1本に集まる。沢は下降が難しい。下から見れば岩の状況もわかりやすく、登るラインも自然に見えてくる。しかし、上から見下ろすとこれが見えないのだ。いきおい慎重にならざるを得ない。直登できた滝であっても下降は困難なので懸垂下降に頼る場合が多い。巻き道を下るのも要注意だ。沢を下降していくと定時連絡の無線が通じにくくなってきた。ついには交信を諦めざるをえなくなる。サンカヨウの実を見つけ口に入れると自然な甘さで美味しい。

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山頂から下降開始してから1時間弱で左からの沢と合わさる(13:48)。1:2で左の沢の水量が多い。日蔭沢より磨かれて角のおちたた岩が多いような感じだ。しかも滑りやすい。3m滝を下ると間もなく8m滝が現れた。これは木の枝に支点を取っての懸垂下降とした(14:08)。この滝の下すぐに2つの小滝があるようだが、八○さんはまとめて懸垂下降してしまった。自分も同じようにしたがザイルの長さ目一杯使っての懸垂下降となった。

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次に現れたナメ状の15m斜瀑は滑りやすそうで、ここも懸垂下降かと思われたが八○さんがラインを見つけたようでこのまま下るという(14:26)。濡れていない岩を選び慎重に下ると無事降りることができた。左から支沢を合わせさらに下ると6m滝がある。直瀑なので左右の巻きを考えるが、どちらも立っていて悪そうだ。手頃な立木は無かったが、見ると右岸の岩にザイルを掛けることができそうだ。この岩を支点に懸垂下降する(14:49)。次の8m滝も同じ状況なので懸垂下降だ(15:05)。ここは動きそうもない大きな流木があったので支点とする。下降してからザイルが上手く抜けてきてくれるか心配だったが無事抜けてくれホッとする。

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6m滝は左岸から巻く。その次の4m滝で不用意に滑りやすい岩に足を置いてしまった。体重が乗った瞬間ズルッと前方に滑り込むように転倒。投げ出した左足が水中の岩にはさまりグキッと捻れ痛みが走る。いやはや何という失敗だ。心配そうな八○さんには大したこと無いと答え立ち上がるが足首が痛む。何とか歩けるがガクンとペースダウン。それ以降は八○さんになかなか付いていけない。

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さらに4~5mの滝をそろそろと5本下降するが、その5本目で八○さんが掴んだブッシュを続いて掴んだら引っこ抜けた。そのブッシュに体重を移し始めていたので落ちそうになり、たまらず自分から滝の釜に飛び降りた。幸い1.5mくらいの低い場所だったので大丈夫だったが、もっと高い場所だったらと考えるとゾッとする。3点確保の基本がおろそかになっていたことも原因だ。その後は小滝程度しかなく、やがてなだらかな沢歩きとなる。突然木々の間から中津川林道の橋が現れた(16:44)。後半のペースダウンがあったとはいえ山頂から4時間弱もかかった。結局七ッ森山頂までの登りも下りもほぼ同じ時間かかったことになる。足の負傷というアクシデントが無かったとしても、おそらく15分程度しか違わないだろう。

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沢から橋に上がりプレートを確認すると第16号橋とあった。日蔭沢入渓点である第11号橋まではここから2km近く林道を戻ることになる。バイクのデポ地点までなら約3.5kmの林道歩きだ。痛む足が辛かったがそれでもひたすら歩く。第11号橋に到着(17:22)。無線連絡を試みるが雑音が多くて聞き取ることができない。

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帰りの徒歩とバイクが随分と長く感じられた。図上計測でも大沢出合からテン場までは約7kmあるのだ。テン場に到着すると和○さん達が出迎えてくれた(18:13)。小○さんのパーティーは既に近くの温泉に入浴に行っていた。遅くなったので入浴は諦め、体を川の水で拭こうと上半身裸になったらメジロアブの大群に襲われた。タオルを振り回しほうほうの体で逃げたが、ちょっとの間にあちこち刺されてしまった(後日1週間ほど痒みに悩まされた)。31日は夕方合流したメンバーも合わせて8人でのテント泊。飲んで語るほどに愉快な夜が更けていく。今日の沢登りは反省点はあるものの、初めての山域、初めての沢でルートファインディングしながらヤブこぎして三角点を踏み、下降点を誤らず下れたことは良い経験となった。

※1日はカンカネ沢を登る予定だったが、朝起きると左足首が前日より痛み状態が良くない。無理をして歩いても迷惑をかけてしまうので辞退を申し出る。カンカネ沢と山ノ神沢を登る皆を見送ると中津川を後にして帰宅した。

             周辺図
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        GPS記録(ログ飛びが激しかったので修正し概ね再現したものです)
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by torasan-819 | 2010-08-13 08:59 | 沢登り | Comments(6)
Commented by utinopetika2 at 2010-08-13 22:02
でぇぇ~下降に4時間ですか。
ご苦労様でした。
その後、足は大丈夫でしたか。
沢の写真はどれも足がすくみそうです。
5日はお手柔らかに・・・。
Commented by torasan-819 at 2010-08-14 02:31
utinopetika2さん
思いのほか下降に時間がかかってしまいました。
やはり下降は難しいというのが実感です。
足の方はそろそろ山登りしようかなと思えるくらいに回復しました。
私の左足は古傷も多くてボロボロです(笑)
Commented by はなゴン at 2010-08-14 21:08 x
またえらくシブいところ行きましたね~
記事読むだけで疲れそうです(笑)
下りはやはり油断ならんですね。私も年を重ねるにつれ、ヨタヨタです…
Commented by torasan-819 at 2010-08-15 07:27
はなゴンさん
文中にもあるようにこんなところを沢登りする人はほとんどいませんから。
でもどんな沢でも初めての沢は面白いですね。
ワクワク感ドキドキ感があります。
沢の下降はできるならやりたくないですが、道がないので下るには沢を下るしかありません。
油断禁物です。
Commented by ナマステ at 2010-08-16 17:13 x
摺上川流域は07年に〔叶道沢〕一本だけ登りました
ナメが続く快適な沢でしたが、大水があったのでしょう、ガサ流木が美観を損ねてました、
それに私有地の沢でイワナでも放流してるのか?
入山したら〔6万円〕徴収しますのただならぬ立て札まで有りました。

それにしても〔摺上川流域の遡行調査〕地元の使命感からなのでしょう
凄いの一言です。
Commented by torasan-819 at 2010-08-16 20:58
ナマステさん
私有地だそうです。年会費3万円也の釣倶楽部会員でないととがめられるそうです。
でも沢登りだけの人には寛大だという話しです。
摺上川流域を組織的にあれほど遡行調査することは未来永劫おそらく無いのではないでしょうか。


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