2011年 05月 04日
====================================================================== 山域山名 苗場山 神楽ヶ峰(2,029.6m) 山行期間 2011年3月6日(日) 山行形態 山スキー 地形図 苗場山、土樽 天候 晴れ 参加者 5人(L:和○さん、鈴○さん、杉○さん、牧○さん、トラ山) 行程 和田小屋(7:55)=かぐら第5リフト終点(9:09-9:20)~1984mP(9:58-10:15)~中尾根休憩(10:40-10:53)~ 和田小屋(11:05)=第5リフト終点(11:32-11:42)~神楽ヶ峰(12:22-12:24)~田代分岐(12:30-12:44)~ かぐら第4リフト(13:15-13:19)=リフト終点・ゲレンデ(13:25)~和田小屋(13:30-13:47)~ みつまた第2リフト(13:59)=リフト終点(14:04)~みつまた下山コース~みつまたステーション駐車場(14:19) ※行程記録は和○さんの記録による 行動時間 6時間24分 移動距離 計測せず 累積標高差 計測せず ====================================================================== すっきりと目覚めて今日の天気はと外を見れば晴れている。天気予報では午後から崩れそうなので、午前中が勝負だろう。今日は神楽ヶ峰(かぐらがみね)から滑る予定。1,845mまでリフトで登れてしまうので、山スキーとはいってもいつもとはずいぶん違う。朝から3杯飯をかっ込み準備をして小屋を出る。時間的に小屋泊の人だけが乗れる8時運転開始のリフトで、しばしゲレンデスキーをする。一番上のかぐら第5リフトは9時運転開始なのでそれまでの時間待ちというわけだ。このかぐら第5リフトは運転期間が限られているので、事前に確認しておきたい。 平標山がクリアに見える 山名画像(カシミール3Dで作成)クリック拡大 今かと待っている皆さん ゲートの先は自己責任 9時運転開始のリフトへの移動路柵前にいると、いつの間にか後には長い行列が出来ていてびっくり。皆さんオフピステを滑りたくてウズウズしている雰囲気が伝わってくる。時間になり柵が開くと我先にとリフトへ急ぐ若者を見ながら、我々はマイペースでリフトに向かう。リフトから降りれば辺りは全部オフピステ。準備をしていると後から続々と登ってきて大にぎわいだ。 広々とした斜面を登る 1,948mピーク(後方に見えるのが苗場山) 越後山脈の山々(遠くには燧ヶ岳、日光白根山、皇海山など)クリック拡大 始めの1本は神楽ヶ峰まで登らず、手前で右にルートを取り1,984mピークから中尾根を滑ることにしている。天気も良いし風もないので、シール登高しているとたちまち汗が噴き出てくる。辺りを見ると樹林もまばらで、どこをどのように滑ってもいいようにさえ見える。あまり苦労せずにバックカントリーが楽しめるというわけだ。一汗かいて1,984mピークに到着。後には山頂が平らな苗場山が見える。シールを外し中尾根へトラバース滑降。尾根に乗ると各自思い思いに滑り始める。トレースがあるが、場所を選べばノントレースの斜面はいくらでもある。しかし自分はやや重めの深い新雪に手こずり気味。苦手克服はいつの日になるのか。 中尾根を滑る 沢への急斜面を滑る杉○さん 深雪を楽しむ鈴○さん あまり下りすぎるとゲレンデに戻るのが面倒になると和○さんは考えたようだ。中尾根の途中で、雪庇の間から沢に向かって急斜面を滑ることになった。ここは向かい側のリフトからよく目立つ斜面なのだ。皆さん颯爽と滑り降りてくる。自分は大股開きでなんとかかんとか降りた。沢から斜面を回り込みゲレンデに出て再び和田小屋前に戻った。もう1本というわけで、今度は神楽ヶ峰ピークまで登る。牧○さんだけは小屋に戻りコーヒータイムということで4人でリフトに乗る。 自分たちの滑ってきたトレースが見える 神楽ヶ峰ピークを目指す 苗場山パノラマ(杉○さん提供画像)クリック拡大 斜面に飛び込んでいく鈴○さん 再び最終リフトを降りると、1本目で右にそれたところを今度は直進する。滑り降りるのは神楽ヶ峰ピークより200mほど手前の夏道沿いなのだが、やはりピークには立ちたいもの。ピークからは西側に苗場山の台形状の山頂が間近に見える。苗場山へは夏道があるが積雪期に神楽ヶ峰からは大変そうだ。反対側の秋山郷から登っての山スキーを楽しむ人もいるようだ。ピークから夏道の田代分岐まで戻り休憩。ここからスキー場の田代エリアへと滑り降りる。こちら側はトレースはあるものの人もまばらで静かなエリアだ。腕のある人は深雪急斜面を楽しめるだろう。ただし自分は相変わらず転びまくった。 和田小屋とさよならし下山する 田代エリアから連絡リフトに乗るとメインゲレンデへ戻る。和田小屋に置いてもらっていたザックを背負うと下山に取りかかる。和○さんによると下山するにはロープウェーに乗るか、林道をたどる下山コースを滑り降りるかだという。下山コースは勾配とカーブがきつく(延長1.8km、カーブ16カ所)幅が狭いので、初中級者はロープウェーでということらしい。重いザックを背負ってはいるが、全員一致で滑って降りることを選択。自分としてはこの下山コースが面白かった。まるでスキークロスのように狭いコースを右に左にと楽しんだ。ただしコースアウトすると落ちるので要注意。 みつまたステーション駐車場に全員無事到着。神奈川から参加の杉○さんと牧○さんとは再会を期してここでお別れ。帰路は立ち寄り湯で汗を流し高速に乗った。越後湯沢は思ったより近いことが分かったので、また機会があれば平標山のヤカイ沢滑降をリベンジしてみたい。神楽ヶ峰は山スキーというには少々楽すぎたような気がするが、和田小屋泊まりと合わせてゆったり楽しめたので、こんなスキーツアーもたまにはいいと思う。機会を与えてくれた和○さんに感謝。 ルート図(杉○さん提供データ)クリック拡大
by torasan-819
| 2011-05-04 07:39
| 山スキー
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Comments(8)
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GO
at 2011-05-05 17:04
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御無沙汰です。すっかり山登りな人になったのですね。
私は職場がさいたま市になった事もあり、バイクにはほとんど乗れなく なっております。山登り。。健康的で良いなあ。
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torasan-819 at 2011-05-07 07:18
すげっ!聖地じゃないですか。
写真からもにじみ出るほどのフッカフカな感じ。重めなのかぁ。 それでもヨダレものの極上バックカントリーですね。 すでに来シーズンのパウダーが待ち遠しいです。気が早すぎますね(^_^;)
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GO
at 2011-05-08 16:56
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山登り。今度御指南願います。軽めのやつで。
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torasan-819 at 2011-05-09 08:09
Tobyさん
はーそうなんですか聖地ですか、知りませんでした(^^ゞ どうりで人が多いわけです。 神楽ヶ峰はリフト利用で何回も登り返して滑れるところも魅力ですね。 スキー場自体は今月29日まで営業するようですよ。
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torasan-819 at 2011-05-09 08:15
三俣神楽は、スキー始めたばかりの頃行きました。
ゲレンデスキーですが、仲間はみんなスキー上手だったので、それに追いつこうと、休憩無し滑っていてました。 懐かしいわ~今も相変わらずスキーはへたっぴだけど、山スキーの醍醐味に魅了されてます。
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torasan-819 at 2011-05-11 07:59
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