2013年 10月 15日
後烏帽子岳での遭難者捜索
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蔵王連峰の後烏帽子岳で12日に遭難が発生した。
遭難者は58歳の男性で、秋山沢にあるという「幻の滝」を確認しに行ったという。
その滝を見つけたのかどうかは判らないが、夕方本人より携帯で警察に「道に迷った」と110番通報があった。
その12日夜に警察など7人で現地に行ったというが、夜間なので探しようもなかっただろう。
13日・14日と捜索が続けられたが発見できず、公式な捜索は最終日となる15日に自分も捜索に参加した。
登山道を歩いて現地に向かっていると、捜索中のヘリが倒れている人を発見し、ピックアップしたという無線が入った。
現地で待機していたところ、遭難者本人であり死亡が確認されたという。

発見された場所は、想定した捜索エリアからはかなり離れた場所だった。
なぜそこまで移動したのか、移動できたのか、遭難者の行動は想定範囲を超えていた。

発見された場所は小さな沼のほとりで、登山道とは150mほどしか離れていない地点のようであった。
15日の捜索予定範囲に入っていた地点だが、ヘリがいち早く発見することができた。

聞いたところ13日昼近くには、本人携帯からの発信はあったというから、その時点では生存していたと思われる。
結果論だが、本人が動かずに救助を待っていてくれれば、おそらく助かったのではと思わずにはいられない。
本人は動かずに救助を待っていたと思われるが、発見するのが遅すぎたのが何とも残念である。

装備が不十分であったという報道もあるが、本人はちょっと滝を見に行くという感覚だったのかもしれない。
いずれにしても、道に迷いさまよい歩き、体力を消耗してしまったのだろう。
ましてこの時期ともなると朝方の冷え込みは厳しく、標高1000m以上では数度まで下がったと思われる。
ご冥福をお祈りするとともに、山登りをする我々の誰にでも起こりえることとして、教訓にしなければならないと感じた。

※10/15 遭難者発見現場については、異なる情報があり現在確認中です。
※10/16 発見位置の確認が取れ、当初の位置情報は誤報ということで記事を訂正しました。

by torasan-819 | 2013-10-15 23:41 | | Comments(2)
Commented at 2013-10-16 04:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by torasan-819 at 2013-10-16 06:44
↑お悔やみ申し上げます。
ここには現在書ける範囲のことを書きましたが、少々情報が錯綜しておりまして、現在さらに情報を整理中です。


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