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2014年 02月 26日
![]() 明け方の樹氷を撮るので小屋泊まりしたいというutinopetika2さんにお付き合いして、23日は刈田峠避難小屋に行くことにした。この時期この小屋に泊まるのは、スキーツアーか撮影目的の人くらいだろう。小屋には石油ストーブがあるが、川○さんの情報では壊れているので直ってないとすると修理が必要だという。また、自分が昨シーズン確認したときは冬期出入り口の立て付けが悪く、かなり小屋内部に雪が吹き込んでいたのでそれも心配である。まあストーブは無くても問題ないし、3人いれば少々のことは何とかなるだろう。問題は晴れを待って日程がずれ込んだので、日月となってしまったことだ。他の2人は大丈夫なのだが、自分は月曜日の仕事は外せない。自分の主な役割は小屋に泊まる際の問題処理なので、日曜日になればお役ご免といえる。そんなわけで早朝帰宅して出勤に間に合わせることにしたが、かなり際どい計画ではある。 ===================================================================================== 山域山名 蔵王連峰 刈田峠 山行期間 2014年2月23日(日)~2月24日(月) 山行形態 山スキー 天候 23日 曇り 24日 快晴 参加者 3名(L:トラ山・utinopetika2さん・川○さん) 行程 23日 すみかわスキー場10:20-10:42=ゲレンデトップ11:06-11:14~南蔵王縦走路口12:36~刈田峠避難小屋13:03 24日 刈田峠避難小屋4:33~南蔵王縦走路口5:01~ゲレンデトップ5:57~すみかわスキー場6:03 行動時間 23日 1時間49分 24日 1時間30分 移動距離 23日 3.9km 24日 6.2km (GPS計測) 累積標高差 23日 +290m -125m 24日 +107m -556m (GPS計測) ===================================================================================== リフトで楽をする ![]() 23日は刈田峠避難小屋に行くだけなので時間には余裕がある。ゲレンデトップからゆっくり歩いても3時間とかからないだろう。だがせっかく行くのだから、小屋の状態を確認して後、時間があれば前山~杉ヶ峰の東斜面を滑ってみよう。しかし、予想より高気圧の張り出しが遅れているようだ。平地では青空も見えていたが、スキー場まで来ると曇り空になってしまった。先着していた2人と合流しリフトに乗る。いつもは朝早くゲレンデを歩いて登る自分だが、今日はスキー場も営業時間だし泊まり装備でもあるので楽しようというわけだ。リフトを3本乗り継いでゲレンデトップへ。リフトから降りると、正面の案内看板が今まで見たことがないくらい埋まっていて、今シーズンの積雪量の多さを物語っている。川○さんと自分はスキーにシールを貼る。utinopetika2さんはスノーシューなので既にスタンバイOK。 中央コースを登る ![]() 泊まり装備のザックが大きい ![]() ガスが濃くなってきた ![]() 南蔵王縦走路口の案内板 ![]() 観光道路をしばらく歩いてから中央コースに入る。雪は締まっているので歩きやすく、足元の軽快なスノーシューの方が速いくらいだ。天気は今ひとつだが、日曜日とあって登山者が多い。登っていくと徐々にガスが濃くなってくる。どうやら今日は前山方面は無理のようだ。それでも井戸沢源頭では雪上車ツアーの若者達が大勢滑っていた。半分以上雪に埋まった南蔵王縦走路口の案内板を見つけ、左に90度進路を変える。刈田峠避難小屋まではあと600mほどと近いのだが、ガスはさらに濃くなり視界が利かない。しかも樹氷原の中にある刈田峠避難小屋は、目印となるものも無くかなり見つけにくいのだ。 屋根の一部しか見えない刈田峠避難小屋 ![]() 小屋の中は大量の雪が吹き込んでいた ![]() ![]() 室内で雪かきとは ![]() 大人数でどんどん進む ![]() コンパスとGPSで当たりをつけて進み、この辺りかと見ると赤いものが目に入った。小屋の屋根だ。よし着いたぞと小屋に近づくと、なんと屋根は一部が出ているだけで、壁はほとんどすっぽり雪に埋まっている。これでは慣れてなければ見つけるのはかなり困難だろう。外壁の高い位置にあるはずの冬期出入り口さえ、掘り出さなければならないありさま。シャベルでしばし掘って扉を恐る恐る開けてみると…心配したとおり小屋の中には大量の雪が吹き込んでいる。とりあえず3人が寝られるように、雪をかいて小屋の奥の方にスペースを確保した。窓も掘り出しやっと小屋の中が明るくなった。温度計を見ると室温マイナス9度。やれやれと腰を落ち着け、天候が回復しないので今日はこのまま小屋に停滞だなと思っていたら外で声がする。なんと珍しいことに、この小屋に泊まるパーティーが来たようだ。入ってきた若者と話しをすると、東京大学のワンダーフォーゲル部の11名だという。リーダーを呼んで現状確認して判断してくれと言うと、雪をかいて小屋に泊まるという。それからは人海戦術で雪かき作業。自分も加わり本職?の雪かきの腕を見せる。さすがに人数がいると違う。小一時間で小屋内の雪は片づけられた。ただ11人は無理と思ったようで、2人は外で雪洞にするという。東大ワンゲルとは昨年4月に月山でも会っているので話すと、その時のメンバーもいて偶然の再会となった。 賑やかな小屋になった ![]() キムチ鍋をいただく ![]() 東大ワンゲルはキノコとベーコンの味噌バター汁?だそうな ![]() 翌朝暗い中を下山した ![]() ストーブは何とか応急処置して点火できた。さて我々は早めの夕食にしよう。川○さんが作ってくれたキムチ鍋をつまみに酒が進む。室温もいつの間にか10度にもなっていた。ストーブを焚いていることに加えて人数が多いことと、断熱効果の高い雪にすっぽり埋まっているからだろう。その後ビールに山ぶどう酒に焼酎に日本酒とかなり飲んでしまった。自分は午後9時頃に寝た…らしい。24日は午前4時起床。室温は何とまだ3度もある。支度をして4時半過ぎに出発。外に出ると空には三日月と星明かり。昨日とはうってかわって快晴のようだ。最初はヘッデンを点けて歩いていたが、月明かりで十分なので消した。朝焼けを見ながら滑り降りてスキー場には6時過ぎに到着。自宅に7時に戻ると何事もなかったかのように出勤した。 ※小屋の冬期出入り口は開けにくく閉めにくい。ドアに隙間があり雪が吹き込む。 ※石油ストーブは火力調整のつまみが任意の位置で固定できない。我々はガムテープで何とかしたが修理が必要。 ※小屋内部のトイレの大の方は扉が開かず使用不能だった。小の方は問題無く使えた。 ※石油ストーブの灯油はポリタンクに十分あるが、必要以上に消費するのは控えたい。我々は少しだが灯油を持参した。
by torasan-819
| 2014-02-26 21:43
| 山スキー
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Comments(14)
お世話になりました。
トラさんあってのワタクシです。 箸をもってストーブの前に佇む人もステキですね。
0
utinopetika2さん
何をおっしゃいますか(^o^) こちらこそ機会を与えてもらって楽しかったですよ。 期せずして東大ワンゲルとも再会できましたし。 箸をもったストーブ前の人は見たことあります(笑)
安曇野に住む叔父は「出勤前にちょっと燕山荘まで」なんてことをやるみたいですが、ここもつくづくいい環境ですよねー
おかげさまで、先週日曜日も急遽参加できました。 3月もできるだけ頑張りたいですが、職場で年度末のバタバタが始まってきたようで、どうなることやらです・・・
madokauさん
出勤前の不忘山は自分も結構やりました。 山が近く職住近接なのでできることですね。 それからモチベーションと(^^)v 年度末はドタバタですが山屋はそれでも山に行くのですよ~ 残り1ヶ月ですからね!
テレビのニュース番組で放映されてましたね。下山してそのまま出勤とは、毎度トラさんのバイタリティには敬服してます!
楽しそうですね~。 いや、楽しんでますね!
ガスって真白くなっても、小屋の中が大雪でも、山で宴会をやってそこから出勤なんて、ほんとスゴイ! (;〇o〇)
leviathan05さん
自分でもバカだなって思います(笑) どんな状況でも楽しめる自分になりたいと思ってるのですが、少しはそうなってきたのかもしれません。 小屋から出勤は真似しないでくださいね(^o^;) |
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