2014年 06月 09日
会報725 No.45
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福島登高会の2013年の活動記録として、会報725のNo.45が先月発刊された。
出来上がった会報を手に取ってみると、厚みがありずしりと重い。
ネット全盛時代ではあるが、活字の重みというものは紙の本になってより増すように思う。

全192ページで、山スキー29、雪山3、沢登り11、無雪期登山57の、計100編の記録が収められている。
沢登りと山スキーが主体の山岳会だが近年は沢登りが減少傾向であり、会報の掲載記録数からもその傾向が読み取れる。
会員の山行は福島県内が大半で、その他は宮城山形など近県が多いのだが、小さな山も丁寧に登って記録しているのは地元の山岳会ならではだろう。

発刊時点で15名の小さな本当に小さな山岳会ではあるが、今なお週1回の集会を続けているという現代では希少種とも言うべき山岳会である。
冬山合宿、春山合宿、沢登り合宿と年3回の合宿を行っているが、小規模の山岳会としては珍しい部類だろう。
しかし、沢登り教室を毎年開催して沢登り人口の拡大に努め、震災後継続して福島県の山岳放射線量調査に取り組んでいるなど、小さいながらも特色のある山岳会でもある。

巻頭言には、「40年前、私たちが福島登高会を結成した時のように、理想を掲げ意気盛んに目標とする山岳会を作ろうとする人たちが現れる時代が来ることを願っています。」とある。
福島登高会が結成されたのは1975年8月。時代は移ろい大きく変化し、結成当時の熱き青年達も老いた。しかし、その意気は変わらず山を見つめ続けている。
将来、地域の山を四季を通じて登ってみたいと思う者が現れたとき、この会報がその一助となることを願って止まない。

※会報の「725」という名称は、ホエーブス社のストーブの中でも小型なモデル725よりいただいている。
  かつて登山用ストーブと言えば、ホエーブスというほどの定番ストーブであった。



by torasan-819 | 2014-06-09 20:40 | | Comments(2)
Commented by madokau at 2014-06-13 00:12 x
今年の表紙も(?)かっちょいいですね。
最初から短期とわかっていておまけに沢もスキーもド素人なのに、
お仲間に入れていただき、会に籍を置くことができて本当に嬉しかったです。
教えていただくばかりで何一つお役には立てませんでしたが、会の存続と発展を心から願っています。
こちらの会には毎週のように入会希望者が来ますので、山岳会ブーム、そろそろそちらにも届くかもしれませんよ~
Commented by torasan-819 at 2014-06-13 22:01
madokauさん
だ・か・ら・もう1年いれば良かったのに(笑)
沢登りも山スキーも1年目は修行で、2年目からはというところだったので残念です。
でも私よりずっと若いし、これからどんどんチャレンジしてくださいな。
ところで世は山岳会ブーム?まあそちらは一杯人がいますからね~
少し分けて欲しいくらいです。
こちらにも新人さんがポツポツ入ってきましたので、そろそろ沢トレーニングと思ってます。
来ます?(笑)


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