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2014年 11月 26日
初冬の豪士山に登る ~ 2014年11月24日
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豪士山は山形と福島の県境尾根にある、1000mちょっとの低山である。山頂北側に豪士峠があり、古くから福島と山形を繋ぐ道があったという。人々の往来が途絶えて久しく、尾根道も定かではなくなっていたらしいが、近年地元の人達の努力により整備が進められたようだ。そんな山を職場の若い同僚と訪ねてみた。なお、足元は沢の渡渉や雪を想定し、低山では万能靴である長靴とした。
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  山域山名   栗子山塊 豪士山(1,022.4m) 江の沢山(949.7m)
  山行期間   2014年11月24日(月)
  山行形態   無雪期一般登山
  天候      晴れ
  参加者    2名(L:トラ山・洋○ちゃん)
  行程      豪士山登山口9:40~豪士峠11:10~豪士山11:28-11:43~豪士峠11:53~江の沢山12:25~
          中ノ沢峠12:46-13:17~中ノ沢登山口13:44~豪士山登山口14:10
  行動時間   4時間30分
  移動距離   10.6km (GPS計測)
  累積標高差 1,075m (GPS計測)
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                         豪士山登山口
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                         急登が終わった辺りから見えた江の沢山
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                         明るい尾根道
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                         乾き気味のナメコ
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                         駒ヶ岳
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                         豪士峠の標柱
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国道113号からブドウまつたけラインを通って元宮キャンプ場を目指す。案内標識はほとんど無いので、地図かナビで確認しておこう。適当に走っていた我々は行き過ぎて戻ってしまった。山に向かっていくと未舗装路になるが、道路は整備されており2駆でも問題はない。看板がなければ気付かないような、施設は何も無い元宮キャンプ場を過ぎると豪士山登山口だ。先客らしい2台の脇に駐車する。登山口からすぐ沢を渡り、杉林を抜けると尾根の急登で標高を稼ぎ、150mほど登ると勾配が落ち着く。落葉して見通しの良い林へ降り注ぐ日の光が心地良い。休憩中のナメコ採りグループを追い越し、細い尾根道を辿っていく。やがて道は尾根を外れ、南斜面をトラバースする。この辺りで立ち枯れのコナラにナメコを発見。やや乾燥していたが有り難くいただく。標高850mを過ぎると、雪がチラホラ見えてくる。トラバースしていた道は沢に近づくが、この沢の源頭が豪士峠のある辺りになる。暑いときはこの沢の水場でひと息つくのも良いだろう。峠までは残り100mほどだ。道は左手の急斜面を九十九折りで登り、稜線に出るとそこが豪士峠だ。

                         灌木を透かして見える豪士山頂
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                         豪士山頂
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                         鳥海山
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                         雲に浮かぶ飯豊連峰
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西側の急斜面と異なり、豪士峠の東側はなだらかな灌木と笹原になっている。豪士山の山頂を踏もうと向かう道には雪が残っていて、人の足跡もあるが熊の足跡も多い。この辺りの山域は熊が多く、今でも熊猟が行われている。豪士峠から豪士山頂へは、コルに降りてから登り返すが勾配は緩い。左から回り込むようにして山頂に到着。急いだ訳ではないが2時間とかからない。先行者がいて鳥海山が見えますよと言う。なるほど今日の空気は遠望が効き、葉山と月山の間に白く鳥海山が見える。近くには蔵王連峰、先月登った朝日連峰の祝瓶山も白くなっており、飯豊連峰は雲に浮かんでいるようでどっしりとした存在感がある。豪士山からはこのまま尾根道を辿り、ひかば越えから本沢コース、さらに足を伸ばして駒ヶ岳から信濃沢コースで戻ることもできる。しかし今日は豪士峠へ戻り、さらに南へ尾根を辿り中ノ沢峠から中ノ沢コースを戻ることにした。

                         これから辿る尾根が見渡せる
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                         江の沢山
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                         山頂より豪士山と駒ヶ岳を眺める
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                         熊に囓られ半分になった中ノ沢峠の標柱
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                         ブナ林を下る
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                         不明瞭な沢沿いの道
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                         中ノ沢登山口
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豪士峠から先はしばらく雪に踏み跡も無かったが、そのうち足跡が現れた。前後に行く道来た道が見通せる、見晴らしの良い尾根道が続く。右手には七ヶ宿スキー場のある峠田岳が見えた。江の沢山を経由し、中ノ沢峠まで来て昼食休憩とする。バーナーでお湯を沸かしてのラーメンタイムは久しぶりだ。風も無く穏やかなのでゆっくりする。中ノ沢峠からは明るいブナ林を下る。沢沿いを歩くようになると、一部で道が不明瞭なところもあるが、先を見通せば問題無いだろう。やがて林道の末端に出ると、そこが中ノ沢登山口だった。だらだらと続く林道は長く感じたが、30分弱で豪士山登山口に戻った。晩秋の1日ゆったり歩いたが、たまにはこんな山行も良いものだ。

                         GPSトラック
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by torasan-819 | 2014-11-26 00:28 | | Comments(2)
Commented by tabi-syashin at 2014-11-29 23:49 x
今日は登りませんでした。機会があれば番城か二ッ森に登ろうかと、思っているだけw
古河林業さんの作業小屋までも入れる車がないので、今年もバス登山かJR登山ですかね。
4駆があればなあ・・・、以前はランクルに載ってましたので 冬の笹子もバッチリでしたけど。

夏道はドテッパラをぶち抜くんですね。冬は左の稜線通しですから
豪士平原に渡るときはスパッとリッジになります。
Commented by torasan-819 at 2014-11-30 19:00
tabi-syashinさん
おや、山へはランクルでしたか。私はジムニーとジープを乗り回してましたが、それは山を始める以前のことでした。現在はワンボックスですが、おまけ程度の性能の4駆と低い車高ではあまり突っ込めません。でも6人乗って山スキーに行ける積載性があり、重宝してます。
豪士山は会の仲間は積雪期にも登っているのですが、私は初めてでした。今回登ってみて稜線をスキーで歩いてみたいと思いましたよ。


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