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2015年 10月 23日
会越国境・御神楽岳(蝉ヶ平ルート) ~ 2015年10月20日
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秋も深まった10月20日、会越国境の御神楽岳に登ることにした。自分にとって御神楽岳は未踏の山で、いつかと思いながらなかなか機会がなかった山のひとつである。調べると登山ルートは3つあるようだが、御神楽岳の峻険さをより味わえるということで、阿賀町の蝉ヶ平からのルートを選んだ。記録を見てみると、一般ルートとしてはなかなか厳しいというか危ない箇所もあるようで、バリエーションルートに近いような感じを受ける。メンバーは会の女子2名。両名とも入会して半年程度だが、山スキーに沢登りと積極的に山行を重ねている期待の新人だ。


  山域山名   会越国境 御神楽岳(1,386.5m)
  山行期間   2015年10月20日(火)
  山行形態   一般登山
  天候      晴れのち曇り
  参加者    3人(L:トラ山・深◯・大◯)
  行程      登山口7:52~湯沢の出合8:50~高頭10:38~湯沢の頭11:26~御神楽岳12:11-12:25~
          湯沢の頭13:01~休憩13:03-13:27~高頭13:51~湯沢の出合15:14~登山口16:11
  行動時間   8時間19分
  移動距離   12.2km (GPS計測)
  累積標高差 ±1,590m (GPS計測)






                         登山口
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                         出発
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                         へつり道
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                         何箇所か枝沢を渡る
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                         湯沢の出合
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津川インターを降りて国道49号から県道227号へ入る。御神楽岳登山口の標識があるので、見落とさなければ迷うことはない。分岐で左へ進むと御神楽温泉がある。帰りに入浴しよう。蝉ヶ平の集落を過ぎると、道は細く未舗装となる。しばらく進んでいくとテープで通せんぼになる。ここが登山口のようだ。少し手前に何台か停められる駐車スペースがある。登山口には登山ポストと「急峻な岩場のある上級者向けの山」との注意看板。他に車もないので、今のところ登山者は我々だけのようだ。登山口から歩き始めると、すぐ人が歩けるだけの幅になる。鉱山跡を過ぎると道はへつり道となり、スリップに注意して進もう。何度か支沢を渡り倒木を乗り越え進んでいく。登山口から約1時間で湯沢の出合に到着。ここにも「危険な場所が多い」との看板。まだ道は広谷川沿いに延びているが、御神楽岳へは右折し登ることになる。

                         出合から尾根が見えてきた
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                         早くも岩場の登りとなる
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                         右手の尾根がルートだ
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                         山伏尾根
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                         この小尾根を辿る
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                         右手の斜面
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                         いちおう一般ルートなので要所にクサリがある
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                         どこがルートだ?
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登り始めるとすぐ、樹林の間から険しい岩肌の斜面と尾根が見えてくる。道は樹林帯の急なトラバースもつかの間、岩場の登りへと変わる。ロープやクサリもあるが必要最低限しかない。滑りやすい岩もあり、メンバーにスリップに注意するように声をかける。登るにつれて岩肌が眼前の視界を覆うようになる。小尾根に登り上げると、いや増したその圧倒的な迫力にしばし目を奪われる。下越の谷川岳とも呼ばれるのも肯ける。本当にここからあの尾根まで登れるのかと思わずにはいられない。目の前の切り立った小尾根を眺めると、この先に道があるとはにわかに信じがたい。しかし、道を追っていくと岩稜のヤセ尾根を渡り、岩場をよじ登り回り込み、巧妙に弱点をつきながら進んでいくことが出来る。この尾根道は栄太郎新道というのだそうだが、切り開いた先達には敬意を表さずにはいられない。

                         標高1000m前後とは思えない壮絶な岩肌
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                         紅葉も盛り
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                         切れ落ちた斜面で高度感がある
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                         股すり岩というらしい
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                         岩のフリクションは十分
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                         マツムシソウが残っていた
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                         眺めも良く快適な登り
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                         高度感がかえって気持ちが良い
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                         まだ800m以下
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                         高頭から湯沢の頭までの稜線
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両側が切り立っているので気を抜くことは出来ず緊張が続く。ちょっとした平場でひと息つける程度だ。そんな状況でも紅葉を楽しむことは忘れない。岩に紅葉が映えて美しい。女子2名もしっかり登ってきている。今年から始めた沢登りでの経験が生きているのだろう。やがて高頭(こうつむり)という953m小ピークに到着。稜線に上がれば後は山頂まで歩を進めるだけというイメージでいたが、それは単なる思い込みであった。実際はまだ険しい登りが続く。左手には見事なスラブが尾根へと駆け上がり、向こうの険しい尾根(山伏尾根)の中間には岩塔が見える。残念ながら空は雲って風も出てきた。霞がかかったようになり、遠望も効かなくなってきたのが残念だ。そのうち単独男性が登ってきて追い越していった。新潟の方だという。

                         山伏尾根と湯沢のスラブ
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                         湯沢の頭までは結構な登り
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                         薄曇りなのが残念
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                         見ていても若者はバランスが良い
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                         湯沢の頭
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                         やっと御神楽岳が見えてきた
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                         雨乞峰手前から御神楽岳とつばくろ尾根
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                         雨乞峰から御神楽岳へ                      
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                         御神楽岳山頂
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登山口より約3時間半で1184mピークの湯沢の頭(ゆざわのかっち)。ここまで来てやっと御神楽岳の山頂が見えてくる。こちら側のスラブがまた見事である。少し遅れがちになっていた深◯さんから、帰りの体力が心配なのでここで待ちたいとの申し出。山頂まではもうひと息だが、この先も下山でもバランスが必要な箇所ばかりなのを考えると無理は出来ない。少し戻ったところに風の当たらない平場があるので、そこで待っててもらうことにして大◯さんと先を急ぐ。ほどなく先ほどの単独男性も追い抜く。細身で華奢に見える大◯さんだが、持久力は折り紙付きでスピードもある。雨乞峰の室谷ルート分岐には別な単独男性がひとり。結局この日出合ったのは2人だけだった。雨乞峰からはホッとするような普通の尾根歩きとなる。最後にひと登りして御神楽岳山頂。遠望が効けば絶景のはずだが、今日は近くの峰々さえ霞んでいる。眺めは次回に取っておくしかなさそうだ。なお、栄太郎新道は本名御神楽岳から笠倉山と尾根を回り、そして広谷川に下ってと周回できたというが、今は途中からヤブとなってしまっているようだ。

                         水晶尾根を見ながら稜線を戻る
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                         下に御神楽沢で正面に笠倉山
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                          御神楽沢に雪渓が見える
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                          同じルートで下る
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                          ゆっくり慎重に
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登ってきた尾根を戻り湯沢の頭を過ぎると、ツェルトを被って深◯さんが待っていてくれた。ここで遅い昼食とする。さて、下山も気を抜けないので慎重に下ろう。ゆっくり確実に下れば特に問題はないのだが、2箇所でルートを外れてしまった。すぐに気付いて修正したが、踏み跡が付いてしまっており間違いやすい。そのまま進んでしまうと行き詰まってしまうので、おかしいと思ったら戻るのが鉄則だ。湯沢の出合まで下れば、広谷川沿いの水平道を戻るだけとなる。曇っていることもあり、まだ4時前というのに何やら薄暗い。そのうち時雨れて雨もパラついてきた。速やかに戻ろう。賢明な自己判断をしてくれた深◯さんにも感謝だ。帰りは御神楽温泉みかぐら荘で汗を流す(500円午後8時まで)。なんと大◯さんはこれから夜勤だという。若いということは凄いことだとしみじみ思った。

蝉ヶ平ルートは、湯沢の出合手前の枝沢以外はまったく水場がない。暑い時期に登るとすれば、十分な水を担ぐ必要がある。そう考えると春か秋が適期のように思われるが、春の入山は雪渓の状況との相談になるだろう。一般登山ルートとしてはかなり難度が高く、テープやペンキマークのあるバリエーションルートと言ってもよいほどだ。要所にクサリやロープもあるので登るのに特別な技術は必要ないが、失敗は許されない箇所も多く、ワンミスが重大事故となる可能性が高い。長い時間緊張を切らさないことが求められる。ただし、岩が濡れているときは、それこそ命がけになってしまうので避けた方が無難。それらを苦労してクリアしても、あの圧倒的な岩壁は眺める価値があるといえる。

                         GPSトラック ( 往復同ルート)
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by torasan-819 | 2015-10-23 22:48 | | Comments(14)
Commented by tabi-syashin at 2015-10-24 21:13
トラさん・・・ この尾根を見ると心の古傷が疼きます(笑) 若い時分に 水晶尾根を末端から登りました。
1度目のことですが、、、水晶尾根の取り付き点が不明で かなり尾根の下部から取り付いた覚えがあります。
あのとき どうってことのない岩稜ですけど 周囲のスラブ群を見回しているうちに 岩に呑まれたというか 
おそらく 感動したんでしょう。脳髄をやられたというか 涙が出てきて1時間んも止まらなかった・・・。

お笑い草です。どうせなら蝉平からですと、湯沢の奥壁に招いて そこで時間をつぶすのもありです。
なお、笠倉山の新道は僕らの頃で既に廃道状態でした。南会津山の会でも藪の道形が判断しにくいといってました。
それと マタズリの岩稜は、一段降りて足場をとり稜線に手を添えて渡ります。女の子にマタズリさせないでね(笑)
Commented by 熊五郎 at 2015-10-24 22:32 x
20年以上前に津川から御神楽岳に登った記憶があるのですが、こんなにキツイところだったかな?私はどこから登ったのだろうか・・・^^;
Commented by torasan-819 at 2015-10-25 18:43
tabi-syashinさん
あのスラブ群を見ているとやられてしまいますね頭が。魅せられてしまうというか目を離せなくなります。
スラブを下から上へ目線を何度も移動させている自分がいました。
あのスラブだったら登れるかな…
危ない危ない自分の歳を忘れてしまったかのようでした。

笠倉山の新道はもはや辿れないということですね。ヤブ山歩きの覚悟なら別でしょうが。
股スリ岩は自然にああなってしまうんですね。下山時はご指摘のように、一段下に足場を置いて背に手を置いて渡りました。
Commented by torasan-819 at 2015-10-25 18:48
熊五郎さん
津川から入って登ったとすればこのルートでしょう。
若いときは勢いで登れてしまうのだと思います。
今の自分ならおっかなびっくりで歩くようなところも、20年前は何も考えずにひょいひょいと歩いていたと言うことではないでしょうか。
何度も言いますが、若いということは凄いことなんですね。
Commented by tabi-syashin at 2015-10-26 13:41
この秋に 湯沢の出合いに幕営して「湯沢の谷」までいって 撮影しようかと考えてましたが、なんせ車がないので・・・蝉ヶ平からの路面は 普通車でも入れそうですか?

新潟山岳会の会報誌「くちなし」によりますと、栄太郎さんが亡くなったのは昭和60年の3年前となっていましたから、昭和57年あたりだと思いますが。。。 同山岳会会長:阿部信一さんの手書きの概念図によりますと、湯沢出合いから見て、、、本名御神楽から左回りで赤綿尾根を「宝マキ場」「1091 赤綿平」「914 白山ヤキ」といき、1000m平地の「月山平」から笠倉尾根上の目印「カラミ杉」へトラバースして「笠倉山の北西尾根754」の手前c800を右袖尾根に下降し、「小屋場」「笠倉沢」に降りるようです。最後は広谷川を「らくだの窓沢」再び「湯沢出合い」と戻ってくるように描かれています。つまり 笠倉山の山頂は通らないんですね。 その南側の月山平(こここそ密藪だと思うんですが)から754ピーク尾根に乗っかるようなトラバースルートは果たして見当てることができるのかどうか?岩場に赤いペンキマークなぞあるわけないし、よほどの勘がないと難しいそう。754ピークがポイントになりそうです。
Commented by torasan-819 at 2015-10-26 18:01
tabi-syashinさん
林道は未舗装ですがメンテナンスされており、今回は普通車でも問題ない路面状態でした。
栄太郎新道の丁寧な説明ありがとうございます。てっきり笠倉山の山頂を通るものと思っていました。
あらためて登山大系の概念図を見たところ、やはり山頂は通りませんね。
確かに月山平のヤブこぎはかなり難儀しそうですね。
それでもGPSとにらめっこなら現在地と進むべき方向は見当がつくでしょうが、それではGPSに誘導されただけになってしまいます。
それにしても栄太郎氏が道をつけたのはどのような動機なのか、興味がそそられるところです。
Commented by tabi-syashin at 2015-10-26 20:18
どうもありがとうございます。これで山岳走行用に車高を2cm上げた(笑)ロドスタで行けそうですね(爆)。。。

栄太郎さんが拓いた理由は 僕にもわかりません。おそらくゼンマイ採りではないですか? 新潟山岳会でもおそらく分からないでしょう。峡彩山岳会なら分かるかも・・・?

雪崩の落ちた6月ぐらいに湯沢大滝さえ埋まれば、スラブに取り付けます。登らずとも感触だけでもつかめます。「わらじの仲間」の会報誌や会津山岳会「すかり」、新潟山岳会「くちなし 御神楽岳特集号」なら 手に汗しながら読めると思います。(同時に 遭難事故や救助事例もたくさん出ていますが・・・)。 
岩稜登攀の事例も、水晶尾根なら本名穴沢の入口さえミスらなきゃ、僕らの尾根ルートと違って スラブ帯から尾根に乗るルートも出ているはずです。凄いですよ 実際。。。左右のスラブ帯を眺めながら、稜線伝いに湯沢の頭まで行けます。山伏ドームがドカーンと立ってます。そりゃあ 圧巻です! 僕らは登山体系など読んだことないし参考にもしなかった。すべて新潟と会津、両山岳会の生情報でした。

新潟駅前の居酒屋「山小屋」に行けば 資料も手に入るでしょう。月2回 水曜例会後の酒飲み懇親会場です。阿部信さんに出くわすこともあるかもしれませんよ。
Commented by yossy1904 at 2015-10-26 22:07
ウチの会でも先週計画しましたが、悪天候の予報で中止。
結局天気は崩れませんでしたが、この写真を見ると「行がなくてよがったー」と思います(笑)。
Commented by torasan-819 at 2015-10-27 06:37
tabi-syashinさん
tabiさんのブログの水晶尾根のこと読ませていただきました。
結果として私もかなりその気になっています(笑)自分にも手の届く御神楽として。無理はしませんが。
各山岳会の会報等が一番の資料ですよね。そういえば「すかり」は1冊だけあったかなあ。
冬の間にじっくり情報収集してみますかね。
Commented by torasan-819 at 2015-10-27 06:41
yossy1904さん
それは残念でした。是非行ってみた方が良いですよ。
画像もいいですがあの迫力は実際に行って味わうべきです。
紅葉は過ぎつつありますが、まだまだ登れますよ(笑)
Commented by tabi-syashin at 2015-10-27 16:28
いつでも言ってください。メモ トポ 資料(御神楽はスモ平から 前ヶ岳南壁関連)お貸しします。
山岳会の会報では・・・ 新潟山岳会「くちなし」御神楽特集 会津山岳会「すかり」 峡彩山岳会「岳神」など
けっこう意欲の湧き出る、新たなルートに挑みたくなるよな資料ばかりです。
Commented by torasan-819 at 2015-10-28 22:41
tabi-syashinさん
ありがとうございます。お借りするような時になればご連絡しますので。
体力の維持と体重の削減にも取り組まねばなりませんね。
Commented by tabi-syashin at 2015-11-19 13:36
調べ物をしていたら・・・「1985年9月14日、偶然に栄太郎さんのキリツケ遭遇」の記事にぶつかりました。
「登山道切開キ記念 昭和三十四年七月中 熊倉栄太郎五十九才」・・・唖然です。
場所は、、、霧来沢から大鍋又沢をつめ赤綿尾根に上がって そこから左へ月山平の藪あたりのようです。
それにしても 還暦前にして この険しい道を拓いたというのですから驚いてしまいました。
それと開削目的が「登山道」となっていましたから ゼンマイ採りではなかったようですが・・・???

昭和32年、1957年は ようやく新潟峡彩山岳会が飯豊の沢登りを開始したころ、、、?
新潟山岳会も御神楽を登り始めたのは昭和40年ごろ・・・ですから 
熊倉栄太郎さんの御神楽開拓はそれらより5~10年ほど以前に始まっていた という背景でようか。
逆に言えば、新潟にジャルピニズムが浸透しだす前に「登山道」という名の開削をしたことになりますね。
Commented by torasan-819 at 2015-11-19 23:01
tabi-syashinさん
驚きです。栄太郎新道が登山道として開かれたとは…
しかも還暦目前のようですし圧倒されます。
私も還暦は近いのですが、落ち着いている場合じゃないですね(笑)


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