ナメコはそのつるりとした食感から人気のキノコだ。秋にはブナやナラなどの倒木や立ち枯れ、切り株などに群生する。特に晩秋になると山にある食用キノコの種類は、ナメコの他にエノキタケ、ムキタケ、ヒラタケなどに限られてくる。11月も中旬を過ぎた雨模様の日に、シーズン終盤のナメコ採りに行ってきた。狙ったのは標高600mほどのナラとブナの混在する林。初めに入ったところはさっぱりだったが、場所を変えてみたところ見つかりだした。笠が開ききった成菌ばかりで、残念なことに流れているものもかなり多かった。それでも高いところは道具を使うなどして、そこそこの量を採ることができた。これでおそらく今年のナメコ採りは終了。また来年を楽しみにするとしよう。