人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2018年 02月 28日
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_19550310.jpg


山域山名   蔵王連峰 馬ノ神岳(1,551m)
山行期間   2018年2月24日(土)
山行形態   山スキー
天候     曇り(山頂は風雪)
参加者    3人(L:トラ山・F井・M戸・E藤)
行程     南蔵王野営場9:10~林道10:12~東尾根1,320m地点12:11-12:27~昼食12:56-13:22~林道13:39~南蔵王野営場14:11
行動時間   5時間1分
移動距離   8.4km
累積標高差  ±797m





金曜日は同僚の送別会なので、土曜日は遠出せずに近場で軽めの山行にしようと思った。ただ登るだけでは何なので、地形図とコンパス練習をテーマにすることにした。南蔵王野営場をスタート地点にして、馬ノ神岳からあわよくば水引入道までの周回コースとした。南蔵王野営場に集合すると、地形図とコンパスで目的地に向かう方法、視認できる山頂などから現在地を知る方法などを練習する。メンバーは3人ともコンパスを使うのは初めてだという。昨今はGPSを頼りにすることが多いが、基本となる地形図とコンパスは使い方をしっかり覚えておきたい。事務所に登山届を提出してスタートする。リーダーの後に付いて歩くのではなく、自分で地形図を片手に判断しながら歩いてもらう。少々右往左往したが、とりあえず明瞭な尾根に乗れたところで練習終了。カラマツ林を過ぎてブナ林を登っていくと、予報どおり風が出てきて風雪模様となってきた。こんな時は今日のような樹林帯の中を歩くのが一番だ。天気は下り坂なので、はたして水引入道どころか手前の馬ノ神岳までも厳しいかもしれない。そんなことを考えながら登っていると、自分の左のビンディングがぐらつくような感じがする。よく見てみると、取付ビス4本で固定されているビンディングのフロント部分が、ビスの部分で一部破断しているではないか。そのため踵が固定されない歩行モードではぐらつくのだ。修理はできないので何とかだましだまし登ることにした。1,300mで尾根に出ると案の定風が強い。これからさらに強くなるだろう。M戸さんが不調で遅れ始めていたこともあり、中退を決め下山することにした。破損したビンディングだが、滑降モードでは踵が固定されるので普通に滑る分には問題ないようだ。尾根の雪は前日の好天でサンクラストして固いので、途中から柔らかい雪を求めて尾根の北側斜面にルートを取った。思った通り柔らかくて良い雪があり、短い区間だが滑りを楽しむことができた。



             南蔵王野営場からスタートする
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23425651.jpg


             自分で考えて歩いてもらう
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23431906.jpg



             地形図で現在地を確認
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23442634.jpg


             尾根に乗った
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23451320.jpg


             風雪になってきた
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23452974.jpg


             尾根に出たところで下山を決める
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23463766.jpg


             硬い雪面で滑りにくい
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23472548.jpg


             北側斜面にルートを振る
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23474775.jpg


             カラマツ林を滑り降りる
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23482414.jpg


             GPSトラック( 登り:赤 下り:青 )
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_23520841.jpg



             破損したビンディング
蔵王・水引入道(中退) ~ 2018年2月24日_f0170180_19573429.jpg


by torasan-819 | 2018-02-28 22:48 | 山スキー | Comments(3)
Commented by tabilogue2 at 2018-03-06 15:35
いやいや、、、初めて見ました。折れるもんですねえ。 
トーピースが折れるといえば、、、①前圧の架けすぎか? ②捻りの多用か? でしょうから
利き足側のビンディングでしょうか? しかも インサイド側でしょうかね。
初めてなのでお教えください。たいていは解放値の設定で折れる前にリリースされるんですけど( ^ω^)・・・
Commented by torasan-819 at 2018-03-06 20:50
tabilogue2さん
ご無沙汰です。見事に折れました。
自分としては「②捻りの多用」が原因のように思っています。
ただし、自分の利き足の右ではなく左がこのようになりました。
しかも、アウトサイド側です。
ヒールリフターを最大限に使って登っているときに、踵がヒールリフターから外れて谷側に落ちる時がままありました。
右を山側に左を谷側にしてトラバース気味に登っているときです。
その時に捻りの力がかかり、ストレスとなって疲労骨折のようになったのではないかと推察しています。
捻りの方向がリリースする方向ではないので、無理な力がかかっていたのではなかと思います。
これでディアミールを壊すのは3回目ですが、さすがにこの部分が壊れたのは初めてですし、他にも聞いたことがありません。
なお、解放値は6ですが、前述したように開放する方向ではないので無関係でしょう。
いずれにしても、かなり酷使してきたので寿命かなと思っています。
Commented by tabilogue2 at 2018-03-06 22:40
ありがとうございます。
軸足側のアウトサイドとは 珍しいですねえ。。。


<< 雪崩講習会 ~ 2018年2月25日      蔵王・馬ノ神岳 ~ 2018年... >>