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2019年 07月 07日
蔵王・小阿寺沢 ~ 2019年7月7日
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7日は福島登高会で沢登り講習会を吾妻の大滝沢で計画していた。前日から6人で滑川温泉に泊まり(湯治部屋だが)準備万端参加者を迎える手はずだった。しかし土曜日午後から降り出した雨が止まない。結局夜通し降り続けて日曜日の朝になっても時折雨脚が強くなるほどだった。いわゆる「やませ」の影響であり、奥羽山脈の太平洋側は冷たい風が吹き付け山間部では雨となるのだ。大滝沢の状況はといえば当然ながらかなり増水している。とても初心者対象の沢登り講習会が出来る状況ではないということで中止となった。ちなみに同じ吾妻でも山形側は雨も降らずに沢も穏やかだったようだ。現地解散となったが自分は今年初の沢登りと思っていたので残念至極。諦めきれないので地元の蔵王で沢登りをすることにした。小阿寺沢なら何度も遡行しているので勝手が分かる。少々増水していても遡行可能と考えた。相方は同じ市内のN山さんで沢登りは今日が初めて。とはいえ山スキーで何度も一緒に滑っているので、N山さんの身体能力の高さは分かっている。



山域山名   蔵王・小阿寺沢
山行期間   2019年7月7日(日)
山行形態   沢登り
天候     雨
参加者    2人(L:トラ山・N山)
行程     登山口10:10~入渓10:21~F1(10m)10:41~F3(2段15m)11:18~F4(7m)12:06~F6(6m)12:56~
       枝沢出合13:03~10m滝13:25~管理道13:42~スキー場ゲレンデ14:00~登山口14:50
行動時間   4時間40分
移動距離   6.7kⅿ
標高     最低点629m 最高点1,193m
装備     ロープ 30ⅿ×1





                入渓(思ったほど増水していない?)
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                F1を見るとやはり増水している(2枚目は昨年7/22のF1)
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                ナメを走る水勢が強い
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                普段は何でもないところもこの勢い
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                F2
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                安心して見ていられるN山さん
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登山口で準備を済ませるとスタート。気温は14度ほどと低いので最初から上下カッパを着込んだ。沢に入ると平常時より水量の多さは感じるが、そもそも大きな沢ではないので特に支障になるほどではない。それでもいつもは気にならないほどの落差がちょっとした滝になり越えるのが楽しい。F1が現れるとなかなかの水量だ。いつものようにシャワークライミングというわけにはいかない。そもそも気温も水温も低いので水を被ろうという気にならない。難なく水流の脇を登りクリアする。それ以降の滝もナメも増水によって楽しさアップである。N山さんはといえば初めての沢登りとは思えないスムーズな動きで何の問題も無い。この頃スピードの鈍った自分から見ると羨ましい限りである。



                F3(ロープ練習)
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                F4(ロープ練習)
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                F5
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                横切ると足元をすくわれそうになる
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                F6
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                送水パイプが現れた
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                少しボルダリングもやっていたとか
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                枝沢を登る
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                普段は涸れ滝(2枚目は2012/6/30の涸れ滝)
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                送水管の管理道を辿る
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F3とF4では練習ということもありロープを出した。スキー場の水源である黒いパイプが現れるとやがて右から枝沢が合わせる。枝沢も水量が多い。いつもは少し登ると水流が消えるのだが今日は違う。そんなこともあって帰路に使うスキー場の水源管理用の踏み跡入り口を見落としてしまった。登りすぎたと気づいたがせっかくなので上部の滝を見に行くことにした。いつもはほとんど水流のない涸れ滝だが見事な滝になっている。この滝のこんな姿を再び見る機会はないだろう。引き返して沢を下るとやっとテープが見つかった。以前より周囲の状況も変わりかなり分かりにくくなっている。踏み跡も不明瞭になっているので、見つけられないときは黒い送水パイプを辿るという方法もあるだろう。斜面をトラバースする踏み跡をたどりゲレンデに出た。濡れたゲレンデの草がやたらに滑るので何度か尻餅をついた。登山口に戻り今シーズン初沢登りも無事終了。増水した分いつもは易しい滝も難度が上がり楽しい沢登りとなった。そう思えるのも初めての沢登りとは思えない動きの相方とサクサク遡行できたからだと言える。天気が悪くても沢登りは楽しめるが、次回はスカッとした青空での沢登りをしたいものだ。



                GPSトラック ( 登り:赤 下り:青 )
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by torasan-819 | 2019-07-07 22:54 | 沢登り | Comments(6)
Commented by tabilogue2 at 2019-07-08 22:53
やあ、ご同輩! うちらも前回の延期で振替日を7日にしてあったんですよ。大滝沢での遭遇を期待してたんですが。

前日に中止を下しました。晴れたら?21日に練習会予定です。ココをやっておけば春川や虎毛の岩質にも慣れるでしょうからね。
Commented by torasan-819 at 2019-07-09 00:26
tabilogue2さん
前日に中止正解でしたね。
我々はもしかしてと期待しましたがやはり無理でした。
土曜日は増水もそれほどではなかったので2パーティーほど入渓していたようです。
日程を探ってまたトライします。
春川はダイレクトクーロアールですか?

年配グループは滑川温泉前泊で湯に入り飲んでました。
なぜか仙台RCCの鈴木氏も一緒だったりして。
Commented by tabilogue2 at 2019-07-09 16:06
孝さん 昨年も参加してなかった? 愉しい所さえあれば どこでもいいのか 退役だしw
ダイレクトクロアールに登ってもいいんでしょうけど 躰が持ち上がらないでしょうし。
春川の西ノ又沢が 今どうなっているのか? 知りたいんですよ。。。
記憶じゃ一枚スラブの高速で一気に下って春川本流でしたからなあ。いまは 荒れたかどうだか?
坪毛 戸沢 滝の沢 西ノ又 これらのいづれかを沢泊で繋ぎたいです。白いスラブ。赤い亀甲模様。
Commented by torasan-819 at 2019-07-09 21:53
tabilogue2さん
鈴木氏はうちの会長ともお付き合いがありまして。
私のほうは山で偶然会ったり雪崩講習会でお世話になったりしています。
西ノ又沢の現状確認ですか。是非とも遡行してください。
私は未遡行ですがもはや機会はないかもしれません(^^ゞ
Commented by at 2019-07-18 18:32 x
ご無沙汰です。
相変わらず、優れた文章で、沢屋さんじゃない人間でも楽しく読めますね。
Commented by torasan-819 at 2019-07-20 19:09
燦さん
いや~ホントにご無沙汰ですね!
文章はシンプルかつ読んでいて情景が浮かぶようにしていますが、一般の方?の燦さんに読める文章と言ってもらえると嬉しいです。
ただしこの頃ペンというかキーが走らなくなってまして、もともと遅筆のうえさらに遅くなっているのが悩みですね(^^ゞ


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