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2020年 11月 08日
![]() 今回歩いた小斎峠~鹿狼山は阿武隈山地に属する。阿武隈山地は宮城県南部から茨城県北部にかけて連なる山地で、大半は福島県内にあり北端は宮城県岩沼市の阿武隈川に接している。自分は呼称として阿武隈山地がなじんでいるが阿武隈高地が本来の様でもある。この阿武隈山地の中でも福島県新地町から太平洋岸沿いに阿武隈川まで南北に続く山々を亘理地塁山地と呼んでいる。亘理地塁山地のある地域は温暖で穏やかな気候で冬も比較的暖かい。ゆえに年中歩くことが出来るのだが秋の深まった11月から新緑のまぶしい5月頃までが特に登山適期と言えるだろう。その亘理地塁山地の中でも鹿狼山から小斎峠までの尾根道を七峰(ななうね)縦走路と言っている。標高300mほどの山が連なり北から金華山、音羽森、主義山、権現森、地蔵森、五社壇、鹿狼山と7つのピークを数える。縦走路はアップダウンの繰り返しで累積標高差は大きくなるので低山だからとなめてはいけない。 山域山名 阿武隈高地亘理地塁山地 金華山(235m) 音羽山(287.6m) 主義山(310m) 権現堂山(325m) 地蔵森(347.3m) 五社壇(383m) 鹿狼山 (429.3m) 山行期間 2020年11月8日(日) 山行形態 ハイキング 天候 晴れ 参加者 2人(L:トラ山・H田) 行程 小斎峠登山口(10:48)~金華山(10:56)~音羽山(11:13)~花嫁峠(11:21)~主義山(11:29)~権現堂山(11:51)~地蔵森(12:18)~福田峠(12:34)~五社壇(12:54-13:09)~鈴宇峠登山口(13:23)~鹿狼山(14:06)~鹿狼温泉登山口(14:24) 行動時間 3時間36分 移動距離 9.8km 累積標高差 +993m -1,013m 小斎峠からの入口は分かりにくい ![]() 目印は小さな案内板だけ ![]() 植林地を登る ![]() 最初のピークの金華山 ![]() 下りでは小走りになる ![]() 音羽山 ![]() 花嫁峠 ![]() 倒木多し ![]() 主義山 ![]() 会の月例山行が天候により鹿狼山からの亘理地塁山地に急遽変更になった。スタートには間に合わないが反対側の小斎峠から鹿狼山へと歩くことにした。あわよくば途中での合流も期待した。しかし小斎峠のスタートはかなり遅くなり10時48分となった。小斎峠の登り口はかなり分かりにくい。県道の三叉路を丸森町側に200mほど下ると道路沿いに退避スペースがあり数台駐車できる。ここに「小斎峠」書かれた案内板があるのだが小さいので見逃しやすい。退避スペースがあったらまずは車を止めて確認したほうが良いだろう。登り口は草の土手についている踏み跡で縦走路とは思えないほどだ。土手を登るとすぐ林の中にはっきりした道が続く。尾根へとひと登りすると最初のピークの金華山だ。ここから道は尾根を辿っていく。小さなアップダウンがあり次のピークの音羽山を越えると花嫁峠へと下りまた登って主義山のピークとなる。 権現堂山 ![]() この辺りで道をロストした ![]() 新しい林道があった ![]() 地蔵森 ![]() 地蔵森の地蔵堂 ![]() 西側の展望 ![]() 福田峠 ![]() 尾根道は比較的明瞭だがややヤブ化しているところがありイバラのトゲが煩わしい。また倒木も多くそれを避けるための小さな迂回を繰り返す。山の手入れがされなくなって倒木が放置されている感じがする。権現堂山を過ぎると倒木が増えてきた。落ち葉で見えにくかったこともあり、地蔵森の手前で倒木を迂回しているといつの間にか道をロストしてしまった。GPSで確認すると曲がるべきところをまっすぐ進んでしまったようだ。斜面をトラバースしながら本来のルートに復帰を試みる。途中で新しい林道にいったん出たが再び林に突入してしばらく登り地蔵森の手前でルートに復帰した。やれやれと思ったが地蔵森からまたルートを外してしまいトラバースで復帰し福田峠に下りた。権現堂山~地蔵森のルートには注意したい。 植林地を通過 ![]() 五社壇 ![]() 林道を横断する ![]() 鹿狼山コースマップ ![]() 地形図にある鈴宇峠付近 ![]() 土塁の防火帯沿いに道がある ![]() 鹿狼山が近づいた ![]() 山頂へひと登り ![]() 社のある山頂 ![]() 眺望コースを下る ![]() 登山口で合流 ![]() 福田峠から五社壇へは標高差が200m以上あり結構きつい登りだ。大汗をかきながら五社壇に到着し遅い昼食とした。風は当たらないが休んでいると汗冷えしてくるので休憩もそこそこにして歩き出す。鈴宇峠に下り道路を渡ると鹿狼山遊歩道の入り口だ。大きな案内板もあり道が俄然良くなる。手入れされていて倒木の類はまったく無いので大変歩きやすい。走り出したくなる(実際時々走った)ような道が続く。ハイキング気分で歩いていくと鹿狼山への最後の登りになる。ロープもある急登を一気にこなすと鹿狼山の頂上である。ここまで誰も見かけなかったが鹿狼山はさすがに登山者が多い。下山は眺望コースを小走りに駆け下った。あとわずかで登山口というところで月例山行をしていた会の7人パーティーに追いついた。鹿狼の湯(660円)で汗を流し月例山行に参加していたK地さんに小斎峠まで送ってもらった。 自分は2008年4月に七峰縦走路の鹿狼山から小斎峠までをピストンした。山登りを始めてまだ半年ほどの頃に単独で歩いたのだが、道が分かりにくく何度か見失うなどした記憶がある。その時から見ても小斎峠~鈴宇峠間の状況はあまり変わっていないように思える。かえって倒木が増えた分だけ難しくなったのかもしれない。里山の整備と維持には継続して労力をかける必要があるが、縦走路は民有林内が多いと思われるので簡単にはいかないのだろう。我々に出来ることは一人でも多く歩いて踏み跡をしっかり付けることではないかと思う。 GPSトラック(ルートミスあり) ![]()
by torasan-819
| 2020-11-08 22:10
| 山登り
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Comments(4)
ココも善さげですねえ。。。阿武隈山地は郡山・田村・石川近辺しか歩いていないので盲点です。
イノシシに荒らされたりはしていないように見えましたが。。。
0
tabilogue2さん
この時期になると里山に目が行きますが、そのひとつが阿武隈山地です。 冬枯れの里山をゆっくり歩いてみるのも良いと思いますよ。 そういえばイノシシが掘り返したような跡は目につきませんでしたね。 餌になるミミズがいなかったか?それとも駆除が進んでいるのか?不明です。
ご無沙汰しています。
ここは何度か歩いていて、近頃(最後は17年11月でした)は歩きやすくなったと思っていましたが、又わかりにくくなったのですかね。 近々行こうと思っていましたので、注意しながら歩いてみます。 |
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