蔵王・馬ノ神岳（1,409ｍまで）～ ２０２１年１月１６日

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山域山名　蔵王連峰 馬ノ神岳(1,551ｍ)

山行期間　２０２１年１月１６日（土）

山行形態　山スキー

天候　曇り

参加者　２人（Ｌ：トラ山・K藤）

行程　南蔵王野営場12:16～神嶺林道13:04～東尾根14:31～1,409m標高点14:55～神嶺林道15:47～南蔵王野営場16:03

行動時間 3時間47分　移動距離 9.1km　累積標高差 ±820m

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時間が空いた土曜日の午後。自宅からも近い蔵王の馬ノ神岳に登ることにした。時間的に山頂は厳しいので行けるところまでの計画だ。気温が高くまるで3月の様な雰囲気なので雪質は期待できない。南蔵王野営場から登るので管理事務所で受付をする。受付簿を見ても来場者はかなり少ないようだ。雪は多くないが管理事務所前から歩くことが出来る。スタート地点（624m）はプラス気温で湿雪だが歩くには問題ない。場内通路どおりに歩いていくとやがて神嶺林道に突き当たる。斜面に取り付くが積雪量は少なくヤブっぽい。カラマツなどの密度の濃い林を登っていくとブナ林になり樹間も広がるがそれでも灌木の枝がうるさい。ふと微かなスキーのトレース跡を見つけた。我々以外にもこのようなところを滑る人がいるのだと感心して嬉しくもなった。標高を上げていくと徐々に気温が下がりシールにダンゴが付きだした。重くなり歩きにくいが取ってもまたすぐ付くのでかまわず登高を続ける。やがて1,270ｍで東尾根に乗った。15時で引き返すことにして尾根を登っていく。1,409m標高点まで登ってくると前方には尾根ルートが白い道の様に見えてきた。あそこを登れば山頂だが今日は時間切れということで引き返すことにした。下山の滑降はなかなかの修行となった。モナカになりかけの雪でスキーが回しにくい割には走るという難しい雪に難儀した。さらに密な樹林とヤブで忍耐の滑りとなった。それでも中間部緩斜面では短い区間だが気持ちよく滑ることができたのは良かった。最後の野営場内通路も意外に走る雪で労せずして帰着できた。

管理事務所前からスタート

場内通路を歩いていく

神嶺林道を横切り斜面に取り付く

雪が少なく枝がうるさい

密な樹林を登る

ブナ林になる

白い尾根ルートが見えた

かなり滑りにくい雪に苦戦する

悪雪には敵わない

野営場の場内は思ったより滑る

ＧＰＳトラック