山域山名 蔵王連峰 不忘山(1,620mまで)
山行期間 2021年2月6日(土)
山行形態 山スキー
天候 曇り時々晴れ
参加者 単独
行程 白石スキー場12:36~1,620m地点15:21-15:31~白石スキー場16:22
行動時間 3時間46分 移動距離 7.1km 累積標高差 ±785m
午前中は所用があり午後から不忘山へ。気温が高い日で平地では11度にもなっている。当然スキー場も6度ほどとまるで春のようだ。当然雪は湿雪ぎみとなり重い。このところ東尾根を登るのが定番となっている自分だが、積雪量が増えてきたので変えてみることにした。ゲレンデのAコース沿いに登っていくとスキーのトレースがあったので追ってみることにした。そのトレースは大きく左から回り込むようなルート取りで、巧みにヤブの薄いところを突いて登っていく。感心しながら追っていくとやがて山頂へと続く斜面が見えてくる。時折日が差していたが風がやや強く雪煙が舞う。いつも悩ませられる灌木は増加した積雪でだいぶかわしやすくなっていた。1,550mを超えたところで尾根に乗ると風が強くなる。1,620mまで登ったところで今日の山頂とした。本当の山頂はガスで隠れている。さて下山だが今日は東尾根の北斜面、コガ沢右岸を滑る可能性を探るという目的がある。東尾根から北側に踏み出すと幅は狭いものの比較的オープンな斜面が見下ろせた。ウインドクラストした斜面を滑り降りる。戻ることを考えて100mほどでストップしたが地形図ではさらに250mは落とせそうである。時間に余裕がある時に試してみよう。尾根には登り返さずにトラバースして戻ることにした。1,320mほどで尾根に近づくとそのまま片斜面を滑降する。尾根では支障になる樹木もあまり気にならない。やがてゲレンデに出ると営業終了間近のゲレンデを滑り降りた。
Aコース沿いを登る
先行者のトレースが林間に延びる
山頂方向が見えてくる
緩やかな雪原を登る
東尾根に乗る
北斜面・コガ沢右岸を滑り降りる
北斜面をトラバースする
途中にも滑られそうなラインがある
営業終了間近のゲレンデを降りた
厳冬期とは思えない春のような雰囲気
GPSトラック(往路=赤 復路=青 )