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2021年 04月 03日
湯殿山 ~ 2021年4月3日
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山域山名 湯殿山(1,500m)
山行期間 2021年4月3日(土)
山行形態 山スキー
天候 晴れ
参加者 2人(L:トラ山・N山)
行程 月山第一トンネル7:50~大岫峠9:10~1,220m折り返し9:30~湯殿山10:54-11:14~東面滑降→石跳川11:17~湯殿山12:28-12:52~南面滑降→田代沢源頭13:01~南西尾根13:31~月山第一トンネル14:00
行動時間 6時間10分 移動距離 13.9km 累積標高差 ±1,428m





月山第一トンネル
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建物裏から回り込む
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疎林を登っていく
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湯殿山が見えてくる
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西ノ平
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尾根の状況を観察
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月山第一トンネルの東口に車を置いてスタート。朝から気温が高く2人ともジャケットは着ていない。トンネル東口の建物裏を回り込む。旧道を横切り急斜面を登ると尾根に乗る。疎林を快適に登っていくと湯殿山が見えてくる。広がりのある平坦な地形になると西ノ平である。単独の先行者がひと休みしている。その東側を通過し大岫峠と思われる辺りで立ち止まる。南西尾根はこの先で収束し細尾根となり駆け上がるのだが尾根の雪稜はあちこち口を開けている。さらに東斜面にはクラックが入っているようだ。通過は困難であり危険かもしれないが近づいてから判断することにした。



近づくとクラックが見えてくる
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ブロックが崩壊したようだ
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斜面下には大きなブロックが落ちていた
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クラックも大きく深い
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いったん下降して回り込む
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南斜面下部をトラバース
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東南尾根に乗る
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東面にはクラックが見える
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山頂
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近づくと尾根は大きなブロック崩壊で口を開けていた。状態を見るとこの1~2日間で発生したようで安定していない。斜面を巻こうにも大きなクラックが入っている。通過はリスクが大きく断念せざるを得ない。東南尾根から山頂へ登ることに計画変更だ。尾根をクラックが切れるところまで戻り東斜面を斜度が緩むところまで下りた。南斜面の下部をトラバースして東南尾根へ向かう。こちらにはあまりクラックは見られない。東南尾根に乗ると山頂を目指す。志津から登って来た登山者が数名程度と思ったより少ない。登っていくとN山さんが珍しく遅れがちになる。山頂には10人弱の登山者。遅れて到着したN山さんは体調不良の様子。本人も言う通りどうも軽度の熱中症のようだ。水分を取って休んでいてもらうことにして自分は東斜面を滑ることにした。



東面にドロップしようとするスキーヤー
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東面を滑り降り見上げる
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石跳川を登る
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湯殿山の北東尾根を登る
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山頂に大勢の人が見える
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月山を眺めくつろぐ人々
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南面にドロップ
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オープンバーンに板を走らせる
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南西尾根を眺める
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月山第一トンネルへと戻る
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山頂の少し南からクラックを避けてドロップ。やや固いバーンを石跳川へと滑り降りる。すぐシールを貼って石跳川を登ると装束場の手前で湯殿山の北東尾根に取り付く。先行していたボーダーをかわして先を急ぐ。尾根の状態からするとスキーで辿れるのはそう長くないだろう。周回している間に登山者が増えた山頂に到着。10数年ぶりとなる旧友に声をかけられ驚く。N山さんはかなり体調が回復した様子。下山は南斜面を滑る。標高差400mの大滑降だ。わずかに縦溝があったが問題ではない。ボトムまで滑り降りるとシールを貼って南西尾根に戻る。ぐっしょりと水を吸ったシールが重い。春スキーを通り越して初夏とでも言いたくなるほどの陽気である。尾根を滑り月山第一トンネルへと戻った。



GPSトラック(往路=赤 復路=青 )
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by torasan-819 | 2021-04-03 17:31 | 山スキー | Comments(0)


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