ソロで生きる
2023-06-09T07:01:41+09:00
torasan-819
中年オヤジの趣味の記録と思いついたことを書き留めます
Excite Blog
蔵王・南蔵王縦走 ~ 2023年6月3日
http://torasan819.exblog.jp/33138156/
2023-06-04T10:26:00+09:00
2023-06-09T07:01:41+09:00
2023-06-04T10:26:28+09:00
torasan-819
山
山域山名 蔵王連峰 前山(1,684m) 杉ヶ峰(1,745m) 屏風岳(1,825m) 南屏風岳(1,810m) 不忘山(1,705m)
山行期間 2022年6月4日(土)
山行形態 一般登山
天候 曇り
参加者 16人(学校支援登山ボランティア関係者)
行程 南蔵王登山口8:39~前山9:19~杉ヶ峰9:44~芝草平10:19~屏風岳11:11~南屏風岳11:57~不忘山12:48-13:15~白石スキー場15:50
行動時間 7時間11分 移動距離 11.2km 累積標高差 +515m -1,268m
学校支援登山ボランティアの研修会として南蔵王縦走が行われた。台風の影響で開催が危ぶまれたが、天気は良い方に変わったので実施となった。雨は回避されたが空は雲に覆われ、特に稜線はガスが濃くて風も強い状況だった。それでも南蔵王縦走路は吹きっさらしのところは少なく、灌木に守られて風が直接当たらないところが多いので、それほど苦にはならなかった。ガスで眺めはなかったが、縦走路を進むにつれて様々な花が現れるので退屈することはない。天候のせいで見かけた登山者は数人とかなり少なかった。花は自分が撮影したものだけでも30種類ほどになった。明日(6月5日)は晴れる予報で日曜日でもあり、多くの登山者で賑わうのだろう。パーティーには山が初心者の教員もいたのでゆっくりと歩いた。しかも花の撮影などでしばしば足を止めたので、7時間以上かけての縦走となった。
ガスの縦走路
風がそこそこある
芝草平の花はまだこれからの様子
花々
屏風岳の稜線
不忘山
下界は日が差していた
花々
昨年の縦走
GPSトラック
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鳥海山・祓川(矢島口)~ 2023年5月4日
http://torasan819.exblog.jp/33125305/
2023-05-31T12:49:00+09:00
2023-06-08T12:14:17+09:00
2023-05-31T12:49:09+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 鳥海山 七高山(2,229m) 新山(2,236m)
山行期間 2023年5月4日(木)
山行形態 山スキー
天候 晴れ
参加者 2人(L:トラ山・T内・T尾)
行程 祓川キャンプ場口6:40~七ツ釜避難小屋8:05-8:13~七高山9:50-10:02~新山外輪分岐10:05~新山10:22-10:34~新山外輪分岐10:44-11:05~1,760m地点11:19-11:27~2,070m地点12:13-12:23~祓川キャンプ場口12:55
行動時間 6時間15分 移動距離 12.2km 累積標高差 ±1,562m
早朝、祓川駐車場へと車を走らせると、だいぶ手間の猿倉口駐車場が既に満車に近い状態。次の祓川キャンプ場駐車場も手前から道路脇駐車が現れ、駐車場は隙間のないほど満杯でとんでもない賑わいになっていた。さらに路駐の車の列が続いていたので祓川駐車場は諦めた。すると運よく路駐に1台分空いたのですかさず車を入れた。早めに現地に来たT内さんもキャンプ場駐車場にいたので無事合流。ゴールデンウイークの鳥海山が混むのは分かっているが、これまで見たことのないほどの混雑ぶりには驚くしかない。今年はどこも雪解けが早いので、雪のある鳥海山に集中したのではなかろうか。
祓川キャンプ場口からスタート。スキーヤー、ボーダー、登山者がぞろぞろと登っていく列に我々も加わる。青空に微風と天気も上々で軽快に登っていく。T尾さんが靴擦れ(通勤パンプスでなったという)で痛そうにしているので処置したが、どうしても遅れがちになる。やむなくT尾さんにはゆっくり七高山を目指してもらうことにして、その間にT内さんと自分は新山まで行くことにした。まるで鳥海山詣でのように多くの人々が山頂を目指し登っている。徐々に先行者を抜きながら最後の急登、舎利坂にさしかかった。雪もほどよく緩んできたので、シール登高でもあまりジグを切ることなく登ることが出来る。山頂間際まで残っている雪渓を登り切り登頂。賑わう七高山には長居せず、外輪を移動して新山へ向かう。T内さんは七高山も新山も初登頂となる。新山では北斜面を滑るという知り合いの3人パーティーがいた。今日はコンディション良好だから滑りを楽しめるだろう。自分も体力気力が残っているうちにもう一度滑りたいと思う。外輪まで戻りT尾さんに連絡すると七高山に着いていたので、こちらまで移動してもらい合流し休憩とした。
ひと休みした後は東斜面を滑る計画だが、靴擦れのT尾さんは左へトラバースして祓川ルートに戻り下山することになった。祓川ルートの北東斜面が多くの人々で賑わっているのと違い、東斜面に人はまばらでプライベートゲレンデのようだ。スキーのトップをフォールラインに向け、フラットな大斜面にスキーを走らせる。1,760m地点まで標高差450mを滑り降りた。爽快感を味わったあとは、秡川に戻るため2,070m地点まで登り返した。時間的にはまだ余裕があるが下山するとしよう。祓川ルートを滑り降りる途中アクシデントがあったものの、とりあえず祓川キャンプ場口に到着しT尾さんとも無事合流。明日は湯の台ルートを考えていたのだが、アクシデントの影響もあってキャンセルとした。フォレスタ鳥海で汗を流してから帰途についた。
大変な賑わいだ
山頂を目指す
初鳥海山のT内さん
七ツ釜避難小屋の上でひと息つく
舎利坂の急登を頑張る
七高山登頂
新山へ登る
初新山のT内さん
外輪山へ戻る
東斜面の滑降
登り返す
2度目の滑降
左手に日本海を見ながら
登山口に到着
アクシデントとは自分の転倒である。1,950m辺りで勢いよく転倒してしまい、したたかに体の左側面を固い雪面に打ち付けてしまった。20度もないような斜面だが転び方が悪かった。痛いが動けるので標高差900m以上を30分ほどかけて祓川キャンプ場口まで滑り降りた。その後徐々に痛みが強くなってきたものの、運転には支障がないので帰宅は可能だった。山スキーを始めて14シーズン、転倒は数えきれないほどしたが、ゲレンデも含めてこんな転倒は初めてのような気がする。後日、左肩、左膝、左足首のレントゲン検査。骨折はなかったので湿布をして回復を待つことにした。腱か靭帯を痛めた感じもあり回復には時間がかかりそうだ。今シーズンはこれで強制終了だろう。トホホ… (×_×;)
GPSトラック
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鳥海山・ 大平(吹浦口)から御浜小屋まで ~ 2023年5月3日
http://torasan819.exblog.jp/33125167/
2023-05-31T12:35:00+09:00
2023-06-02T16:10:01+09:00
2023-05-31T12:35:04+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 鳥海山 大平(吹浦口)ルート(御浜小屋まで)
山行期間 2023年5月3日(水)
山行形態 山スキー
天候 薄曇り
参加者 2人(L:トラ山・T尾)
行程 ブルーライン駐車帯13:31~御浜小屋15:27-15:36~ブルーライン駐車帯15:55
行動時間 2時間24分 移動距離 6.8km 累積標高差 ±685m
大平山荘で東京から3匹の犬のともに移動してきたT尾さんと合流。ブルーラインを登り駐車帯(標高1,067m)に車を止めた。夏道の大平登山口からは600m進んだ所だ。ゴールデンウイークは満車になる駐車帯だが、午後になると帰る車もあって少し空きが発生する。スタート地点の積雪量は昨年と比べるとやはり少ない。斜面には点々とスキーやボードの人々。ゴールデンウイーク山スキー定番の鳥海山人気ルートのひとつだけあって人が多い。トレースも目印もあって、天気が良ければ何の説明もいらない春スキーコースだ。久しぶりの山スキーのうえ、寝ないで運転してきたT尾さん(午前中は犬の世話で寝られなかったらしい)なので、ゆっくりと登っていく。それでも御浜小屋には2時間弱で着いた。午後も3時半になるとやや風が冷たく感じる。ジャケットを着て折り返すことにした。以前ならギリギリまで足を延ばすのだが、この頃はそんな欲もなくなってきた。
緩斜面を日本海を眺めながらゆっくり滑っていると、まるで船でクルージングしているような錯覚さえする。いつもながら最高だ。月山などでもそうだが、今年は斜面に降雨による縦溝が無く、フラットで快適な滑りができる。滑り降りていくと、この時間帯になってもまだ下から登ってくる人がいる。夕陽になる頃にサンセットクルージングと洒落込むつもりなのだろう。そのためには17時でクローズするブルーラインのゲートより上で泊る必要がある。我々は午後4時前に駐車帯に到着した。2時間半に満たないショートツアーだった。睡眠不足のT尾さんにはこのくらいでも十分だったと思う。ブルーラインを秋田側へと夕食用の山菜を採りながら下り、クローズの少し前にゲートを通過した。明日は祓川だ。
駐車帯をスタート
斜面には無数のトレース
ほとんど徹夜のT尾さん
長坂堂分岐付近
笙ヶ岳を背に登る
鳥海湖
御浜小屋へ
御浜小屋
新山方向
折り返す
日本海に向かって滑る
夕焼けならさぞかしの眺めだろう
日本海が近づく
最後のひと滑り
ゴール
コシアブラを少々
タラノメと豚肉の甘みそ炒め
GPSトラック
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月山 ~ 2023年4月25日
http://torasan819.exblog.jp/33118729/
2023-05-29T21:56:00+09:00
2023-05-31T12:04:01+09:00
2023-05-29T21:56:04+09:00
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山スキー
山域山名 月山 紫灯森・ 姥ヶ岳(1,670.1m)
山行期間 2023年4月25日(火)
山行形態 山スキー
天候 晴れ
参加者 2人(L:トラ山・K地)
行程 志津野営場駐車場7:50=姥沢駐車場8:10-8:21=リフト上駅8:53-9:00~紫灯森9:35~滑降開始点9:50~田麦川11:01~枝沢出合11:06-11:28~1479m標高点12:42~1619m標高点13:15~紫灯森13:50~姥ヶ岳鞍部14:22~石跳川14:46~志津野営場駐車場15:26
行動時間 6時間26分 移動距離 14.1km 累積標高差 +1,066m -1,808m
月山の地形図を見ながら、紫灯森から品倉山へ繋がる尾根のどこかで田麦川へ落としてみようと計画した。最有力は1,619m峰のように思えたが、雪の状況などにより斜面を選ぼうと考えた。志津野営場前の駐車場に1台デポしてリフト上駅から歩きだす。紫灯森までは姥ヶ岳東斜面をトラバースした。紫灯森から向きを変えて北西に派生する尾根に進む。まだ雪は緩んでおらずかなり固くガリガリである。横滑りの要領で進み標高を100mほど下げると、やや雪が緩んできた。斜面を観察しながら進んでいくと、1,619m標高点の300mほど手前の右手に良さそうな斜面が見えた。ここを落としてみようかと観察すると、大丈夫そうなので滑ることにした。雪が少し緩んでいることもあり、急斜面だが滑り始めはまずまずの感触。快適に落としていくと笹ヤブと岩が露出している部分があり、間を抜けられそうだが日陰の凹部がかなり固い急斜面のようで、さらに起伏で斜面が下まで見通せない。これを避けるため左方向へのトラバースすることにした。
するとザザザッという音が後ろから聞こえ、振り返るとK地さんが滑落していく姿が目に入った。斜面下まで見通せる場所まで移動すると、だいぶ下で止まっているK地さんが見えた。急ぎ滑り降りてK地さんに合流し状況を確認する。骨折など大きな怪我はなく行動は出来そうなのでホッとする。ストックが片方無くなっていたので登り返して捜したが見つからなかった。その際に確認するとK地さんが滑落した場所は45度ほどありそうな急斜面だった。滑落した標高差はGPSで確認すると約100mだったが、途中に岩やクラックなどがなかったので軽傷ですんだのだろう。もしそうでなかったら大きな怪我になったかもしれない。
少し休んで落ち着いてから残りの斜面を田麦川まで下降した。沢まで落ちたかと思ったストックだが、やはり見つけられなかった。K地さんは1本ストックで滑降と登高をすることとなり、疲れも倍加するだろうと思われた。田麦川を距離にして1キロほど下降すると、尾根に戻るため左岸に現れた枝沢を登って広い台地に上がった。台地を少し下って左手尾根に斜度の緩いところから取り付く。登っていくと三角大斜面などと呼ばれている広いゲレンデのような斜面になる。その頂点が1,479m標高点で紫灯森につながる尾根になる。
尾根を辿り1,619m標高点そして紫灯森まで戻ったが、雪面は朝よりだいぶ緩んでいて歩きやすくなっていた。紫灯森を少し滑り降りてからトラバースして姥ヶ岳の鞍部に登り返す。乗っ越して西側斜面に出ると石跳川の源頭へと滑り降りた。結局ここがこの日一番気持ちよく滑ることができた斜面だった。石跳川沿いに下降してネイチャーセンターの前を通り、デポしておいた駐車場へと戻った。今回ばかりは無事到着出来て良かったと心底思った。
滑落の原因はK地さんによると、トラバース中に突然谷側のビンディングが外れて転倒したからだという。バランスを失い成すすべもなく落ちたということらしい。ビンディングを何かにぶつけたとかではないので、外れた直接の原因は不明だ。もしかすると、ビンディングのセットが不十分だったということも考えられる。セットしたように見えて実は中途半端な状態だったのかもしれない。トラバースなので片側に体重がかかり、ビンディングを捻じるような方向に力が働いた結果、ビンディングが解放したということも考えられる。もちろん通常ならその程度では解放しないはずだが、やはり何らかの問題があったのだろうと思う。いずれにしても外れてはならない場面で外れてしまったというわけだ。K地さんによれば、ビンディングは以前から稀に調子の悪い時があったという。その都度ショップでは点検してもらっていたというが、今回のことを踏まえて、解放値の設定など再点検はすべきだろう。また、自分でもセットの都度、しっかり固定されているか確認すべきと思われる。
姥ヶ岳東斜面をトラバース
35分で紫灯森に着く
月山西斜面
尾根へ入る
雪面はかなり固い
この辺りの斜面が良さそうだ
斜面に入る
少し雪が緩み始めていた
フラットで滑りやすい
笹ヤブと岩をトラバース回避
田麦川に滑り込む
沢床を下降する
枝沢を登り台地上の雪原に
左端に鳥海山 中央に雨告山
ストック1本で登るK地さん
月山~1,619m峰~姥ヶ岳~湯殿山~遠くに朝日連峰
場所によってはシートラーゲン
紫灯森に戻る
尾根を振り返る
紫灯森からひと滑り
姥ヶ岳へ登り返す
ヤブを越えて西側へ
快適斜面
石跳川左岸はあちこち口を開けている
GPSトラック
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蔵王・不忘山~南屏風岳 ~ 2023年5月27日
http://torasan819.exblog.jp/33111824/
2023-05-29T11:05:00+09:00
2023-05-29T21:25:58+09:00
2023-05-27T17:39:04+09:00
torasan-819
山
山域山名 蔵王連峰 不忘山(1,705m) 南屏風岳(1,810m)
山行期間 2023年5月27日(土)
山行形態 一般登山
天候 晴れ
参加者 3人(L:N井田・A部・トラ山)
行程 硯石登山口7:04~不忘山9:33-9:46~南屏風岳10:21-10:36~不忘山11:08~硯石登山口13:01
行動時間 5時間57分 移動距離 9.7km 累積標高差 ±1,200m
脚(足首と膝)と肩を痛めたので山は休んでいた。休んだというと聞こえいいが、実際はとても登れる状態ではなかったというのが本当のところ。3週間が経過して脚の痛みはほぼ気にならなくなり(肩はまだ痛いが)運動不足が気になり始めた。ちょうど山仲間が不忘山に登る予定というのを聞き、同行させてもらうことにした。少々不安はあるが登ってみなければ分からない。もし脚が痛くなれば途中でもパーティーを離脱し下山することで了解を得た。いつの間にか5月も下旬となったが、昨年の記録を見ると5月25日に不忘山に登っていた。今年は雪解けが早かったので不忘山もすっかり花の時期だろうと思った。 硯石登山口から7時過ぎにスタート。不安を抱えながら歩き始めたが、リーダーがゆっくり歩いてくれるので助かる。さっそくヤマツツジの赤い花が目立つ。昨年より花数が多いように思う。今度はシロヤシオが出てくる。昨年は花数がかなり少なく寂しい感じだったが、今年は盛大に咲いている。隔年で花の多寡があるのかもしれない。3人パーティーの先行者が休んでいたがエコーラインまでの縦走とのこと。不忘の碑に近づくと何人もの登山者が見えてくる。白石スキー場から登ってくる人が多いのだ。ミネザクラにミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、シラネアオイの花々が目に入ってくる。可憐なユキワリコザクラも咲いている。南屏風岳が見えてくると残雪は昨年よりかなり少ない。不忘山山頂周辺は大勢の登山者で賑わっている。高校生が目立ったのは翌週行われる高校総体のトレーニングのようだ。同行者のひとりA部さんはなんと初登頂。山頂から南屏風岳にかけてがフラワーロードとなり、この時期は大勢の登山者が行きかうようになる。皆さんスマホやカメラを差し出して花の撮影に忙しい。我々もそうなのでなかなか進まないのだが、それがかえって自分の脚にとっては良かった。南屏風岳でひと休みして折り返す。下山もゆっくりと膝をかばうように足を運ぶ。2人から少し遅れて登山口に到着。膝に少し鈍い痛みはあるが何とか最後まで持ってくれた。
ゆっくり登る
シロヤシオツツジが見頃
眼下に眺めが広がる
不忘の碑からは登山者が増える
ハクサンイチゲがお出迎え
ユキワリコザクラ
今年は残雪が少ない
ミネザクラ
稜線を南屏風岳へ
山頂より刈田岳方向
ミネズオウがちらほら
ミヤマキンバイ
撮影にいそしむ
可憐なユキワリコザクラ
ムラサキヤシオ
シロヤシオ
下山もゆっくり歩く
ヤマツツジ
GPSトラック
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蔵王・杉ヶ峰と芝草平 ~ 2023年4月22日
http://torasan819.exblog.jp/33113036/
2023-05-28T09:10:00+09:00
2023-05-29T08:39:07+09:00
2023-05-28T09:10:28+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 蔵王連峰 杉ヶ峰(1,744.7m) 前山(1,684m)
山行期間 2023年4月22日(土)
山行形態 山スキー
天候 晴れ時々曇り
参加者 2人(L:トラ山・K藤)
行程 駐車地点9:52~残雪9:57~刈田峠避難小屋10:08~前山10:44~杉ヶ峰11:12~昼食11:55-12:10~芝草平ベンチ12:29~杉ヶ峰12:50~前山13:30~刈田峠避難小屋14:03~エコーライン14:22~駐車地点14:30
行動時間 4時間38分 移動距離 9.8km 累積標高差 ±636m
一昨年、5月8日に杉ヶ峰~芝草平を歩いて印象が良かったので、今年も行ってみようと考えた。ただし、今年は雪解けがかなり早いので、一昨年より2週間以上前倒しの日程である。現地に近づいたころシールを忘れたことに気が付いた。戻るには遠すぎる。歩きメインの行程ということもあり、スキーをザックに取り付け(シートラーゲン)てツボ足で歩くことにした。もちろん相方はシールで歩く。前半はサクサク歩いたが後半は徐々に疲れが出て、最後の方はヘロヘロになってしまった。今回の行程はシール歩行では比較的楽な標高差と距離なので疲れるほどではない。しかし、ツボ足の場合は使う筋肉が少し違うようで、その部分を中心に疲労したのだろう。予報では最大20mほどの強風で、実際エコーラインの駐車地点ではかなりの強風だった。歩けないほどではないのでスタートすると、エコーラインから刈田峠までは強かったものの、前山に取り付いて以降はそれほどでもなく、芝草平の雪原でもは穏やかといえるほどだった。ただし、風は冷たく一日中ジャケットを脱ぐことはなかった。
<エコーライン~刈田峠避難小屋>
斜面へ入るポイントを探しながらエコーラインを歩き、夏道の登山口より100mほど西でエコーラインから斜面の残雪に入った。まだ十分な残雪量なので歩行に支障はなく、締まった雪はツボ足でも沈み込むことはなかった。スムーズに刈田峠避難小屋に到着したところ、小屋は雪が解けてすっかり現れていた。
<刈田峠避難小屋~杉ヶ峰>
稜線の夏道は辿らずに東側をトラバース気味に進む。雪面は固いもののエッジやキックの支障になるほどではない。前山の山頂を踏んで次に向かった杉ヶ峰は、ブッシュに阻まれ山頂にはタッチしなかった。
<杉ヶ峰~芝草平>
芝草平を大きく周回した。風も穏やかなのでゆっくりと歩き、昼食も芝草平で取った。雪解けで地面があちこち露出し始めているが、まだ雪上歩行で芝草平を周回できる。ただし、来週末くらいになると雪を拾って歩くのがやや難しくなるだろう。湿原保護からも芝草平を歩くのは4月いっぱいを限度(今年の場合)とした方が良いだろう。
<芝草平~前山>
杉ヶ峰で1本滑った。ザラメを期待していたのだが、気温が低いこともあり斜面はほとんど緩んではいなかった。ただし、雪面がフラットで縦溝が無いのでそれなりに滑りを楽しめる。トラバースで前山に登り返す際に1か所ブッシュを3mほど突っ切った。今後はブッシュの露出が拡大するので突っ切るのは困難になるだろう。
<前山~エコーライン>
前山の東斜面を少しだけ滑り、その後はほぼ往路のとおりに戻った。雪面が締まっているのでツボ足でも歩きやすいのだが、疲れから大幅ペースダウンになった。シール歩行のK藤さんはペース変わらず問題なし。エコーラインに出て駐車地点まで戻った。
エコーラインから残雪へ入る
左から屏風岳~杉ヶ峰~前山
刈田岳を背に進む
刈田峠避難小屋
トラバース気味に前山へ
ツボ足で登るトラ山
枯死したオオシラビソの森
前山山頂から杉ヶ峰方向
杉ヶ峰山頂付近
南屏風岳と芝草平
西側から回り込む
ランチタイム
雪解けが進んでいる
芝草平ベンチ
杉ヶ峰へ戻る
杉ヶ峰の東斜面を滑る
縦溝もなくコンディションが良い
ザラメ斜面が気持ち良い
登り返して前山へ
前山東斜面
エコーラインへ戻る
GPSトラック
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月山 ~ 2023年4月15日
http://torasan819.exblog.jp/33096916/
2023-05-25T10:23:00+09:00
2023-05-28T01:41:46+09:00
2023-05-22T16:15:37+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 月山 牛首(1,729m) 姥ヶ岳(1,670.1m)
山行期間 2023年4月15日(土)
山行形態 山スキー
天候 曇り
参加者 4人(L:H沢・T内・S谷・トラ山)
行程 姥沢8:45~リフト下駅9:01=リフト上駅9:15-9:42~牛首10:28~姥ヶ岳11:11~南斜面11:32滑降~登り返し昼食12:10-12:25~石跳川左岸12:39~ネイチャーセンター12:48~駐車場13:00
行動時間 3時間18分 移動距離 9.6km 累積標高差 +679m -1,419m
午後から雨予報だが、週末しか山に行けないオジサンたちが午前中なら何とかなるかと月山に向かった。弓張平でいったん集合した後、志津野営場の駐車場にデポして相乗りで姥沢駐車場へ上がる。駐車場で支払う環境美化協力金は、今年から2倍の1,000円になっていてびっくり。土曜日にしては駐車台数が少ないのは天気のせいばかりではないだろう。リフトも200円値上がりして800円(モンベル会員は40円引き)になった。何でも値上がりの時代だが仕方ない。
リフト乗車中メンバーにヘルメット落下というアクシデントがあり、拾ってもらい上駅に届くまでしばしのロスタイム。スタートして少し滑り降りてからシール歩行開始。月山は山頂部にガスがかかっているが、それ以外は今のところ視界もあり問題はない。四ツ谷川に入り登っていくと稜線からガスがゆっくり降りてきた。牛首で尾根に乗る頃にはガスで月山西斜面は見えなくなり、かなり風も強くなった。計画では山頂ピストンだが、この状況では山頂まで頑張っても辛いだけだろう。いや、そもそも視界のないカリカリ斜面の登高は、オジサンパーティーには危険だろうと計画変更をリーダーに進言した。あっさり提案を受け入れて(待っていたのかも)もらい、牛首から滑り降りて姥ヶ岳へ行くことにした。
いったん滑り降りるのだが、黄砂の影響もあるのかイマイチ引っ掛かる雪でスキーが滑らない。姥ヶ岳に登り返したものの、やはり強風とガスにみまわれた。計画では石跳川へと滑り湯殿山もと、かなり欲張った計画だったこともあるのかあっさり再度の変更。東斜面を山頂下から100mほど滑り降りるもやはり滑りにくい雪だった。南側斜面ならと考えて途中からトラバースし南尾根に向かう。するとザラメでまずまずのコンディションで滑りやすい。気を良くしてお代わりしたくなり、ガスの手前まで登り返して滑った。その後は石跳川へと落としてツリーランを楽しむ。石跳川左岸沿いを流してネイチャーセンターを経由し、デポしておいた駐車場に戻った。ほどなく予報どおりに雨が降り始め、濡れずに良かったと安堵した。
リフト下駅へ
やはりリフトは楽ちん
四ツ谷川源頭を登る
ガスが牛首近くまで下りてきた
山頂は断念し滑り降りる
姥ヶ岳へ登り返す
姥ヶ岳山頂付近
南尾根へトラバース
快適なザラメ
気持ちよく滑る
石跳川へ落とす
ツリーランが楽しい
石跳川左岸
ネイチャーセンター
県道に出た
GPSトラック
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羊蹄山 ~ 2023年3月25日
http://torasan819.exblog.jp/33096856/
2023-05-25T10:21:00+09:00
2023-05-25T10:31:46+09:00
2023-05-22T16:02:43+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 羊蹄山
山行期間 2023年3月25日(土)
山行形態 山スキー
天候 薄曇り
参加者 3人(L:トラ山・K地・H田)
行程 登山口7:50~1,330m地点10:16-10:45~登山口11:30
行動時間 3時間40分 移動距離 6.8km 累積標高差 ±919m
北海道3日目は羊蹄山。予報どおり青空で低めの気温となった。計画では羊蹄山南東側の喜茂別登山口から登ることにしていたが、羊蹄山がきれいに見えるとのことで4キロほど北に回り込んだ京極登山口に変更した。登山口に到着すると土曜日だが誰もいない。準備していると1台やってきたのはツボ足アイゼンの若者2人だった。案の定スタートから固い雪面でスキーの跡さえつかない。樹林帯に入っても同じ状態が続く。斜度が増してくると時々シールがスリップするようになる。旭岳でも思ったがスキーアイゼンを装備表に加えるべきだった。堪らず1,000mを超えたところでスキーを担ぐことにした。キックステップの方が楽に効率的に登ることができる。1,150m辺りで樹林帯を抜けるとダケカンバがまばらにあるだけの斜面になった。一昨日夜の雨だろうテカテカの固いバーンだ。ブーツのつま先を蹴りこむが浅くしか刺さらない。途中で我々を追い越していった若者は仰ぎ見る斜面の上に小さく見える。あそこまで行けそうもない。1,330m地点まで登ったところでダケカンバにすがり付いてひと息ついた。
見下ろす斜面は平滑で今日のコンディションでは足を滑らせたら止めるのは困難だろう。これ以上アイゼン無しでは滑落のリスクがあり危険と判断。今日帰宅するので時間には余裕が欲しいこともあり下山することにした。滑降態勢にチェンジするのもひと苦労。ダケカンバがなければどうなったことやら。転倒は許されないカリカリバーンをいなして樹林帯まで落とす。それ以降は日射で少し雪が緩んできたようで気持ちよく滑ることができた。さらに高度を下げていくとザラメ雪で滑りが楽しい。途中でツボ足アイゼンの単独女性が登ってきた。京極ルートでこの日見かけた登山者は3人でスキー及びボードは皆無だった。ジモティは羊蹄山のようなカチカチ山には登らず、標高の低いところで滑っていたのだろう。下から見る羊蹄山は均整がとれた姿で美しく、次回はあの山頂まで登りたいと思った。空路で帰宅し駆け足4日間の北海道スキーツアーを無事終えた。
登山口
スタート
均整の取れた山容
こんなところに登山道標識
二合目下
ダケカンバが増えてくる
四合目上
五合目でスキーを担ぐ
木々がまばらになる
斜度30度ほど
斜面はカリカリで緩まない
六合目でダケカンバにすがりついてやれやれ
滑り降りる
転倒はできない
高度を下げていく
雪が緩んできた
滑りが楽しくなる
また来たい羊蹄山
今回の到達地点
雪原を流して終了
ワイパーに挟んであったチラシ
GPSトラック
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三段山 ~ 2023年3月24日
http://torasan819.exblog.jp/33096845/
2023-05-23T23:07:00+09:00
2023-05-24T23:26:15+09:00
2023-05-22T15:59:36+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 三段山
山行期間 2023年3月24日(金)
山行形態 山スキー
天候 曇り
参加者 3人(L:トラ山・K地・H田)
行程 白銀荘8:33~一段目下8:52~二段目下9:18~三段山10:38-10:50~白銀荘11:36
行動時間 3時間3分 移動距離 6.4km 累積標高差 ±729m
三段山は十勝連峰の山で山スキーの好適地として知られている。厳冬期など深いドライパウダーが楽しめるようだが、今回は時期的にも昨日の旭岳の状況からも望むべくもない。それでも初めての三段山はどんな所かと期待半分で向かった。三段山は吹上温泉白銀荘がスタート地点になる。駐車場の公衆トイレは冬季閉鎖中だが、白銀荘のトイレを借りることができる。今日の計画タイムは4時間半だが、予報からしても午前中勝負だろう。単独山スキーヤーがスタートするのを見送ると我々も歩き始めた。他に登山者が見当たらないのは平日のうえ天気もイマイチだからだろう。切り開きの緩斜面にはトレース多数で人気のほどがうかがえる。
斜度のある斜面が見えてきて、これが一段目のようだが思ったより小ぶりな斜面だった。一段目を登り樹林を抜けると二段目になる。ここまで薄日も差していたのだが、二段目を登り切ったあたりでガスになってきた。所々のダケカンバがホワイトアウトになりそうな視界を助けてくれた。また斜度が増して三段目になったようだが、ガスで見えないので斜面の状況はさっぱり分からない。とにかく上を目指して登っていくのだが、初めての斜面で見えないのは気持ちが悪い。それでもハイマツがあちこち出ていて目標になった。しかし、ハイマツの周りは雪が薄く何度か踏み抜いた。そうかと思うとガリガリのバーンもあり、やや手こずりながら登っていく。
三段山には四段目もあるらしいのだが、視界もなく地形が見えないのでどこが何やらまったく分からない。風も強くなってきて撤退を考えてもおかしくない状況だ。それでも辛抱強く登っていくと地形が変わり尾根に乗り上げたようだ。ガスでよく見えないが、地形図では南側は崖状に切れ落ちているので要注意だ。東へ100mほど尾根を進むと標柱があった。三段山の山頂だ。晴れていれば十勝岳、上ホロカメットク山、富良野岳などが見えたことだろう。吹きさらしの山頂に長居は無用。急ぎ滑降態勢を整えて下山を開始する。方向と地形に注意しながらゆっくりと下降。やがてダケカンバが見えてきてガスがやや薄くなるとひと息つける。
樹林帯に入るとスキーヤーが2人滑り降りてきた。外人ペアで昨日我々と同じ宿泊所に泊っていた人達だったが「good snow」と言う。どこがgoodなのかと思うのだが、外人ペアはそう言うだけあって滑りは上手い。登山口まで滑り降りると、これからスタートしようというスキーヤーが数人いた。我々は人間霧氷状態(特にH田さんが凄い)でお互いを見て笑ってしまった。過冷却の霧が吹き付けられ氷となって付いたのだ。冷えた体を温めるため白銀荘の温泉(700円)に入ったが、とても良い温泉だった。今回は3時間のショートツアーだったが内容は濃かったといえる。とはいえ三段山らしさはまだ味わえてない。次回は何としてもパウダーを食べたいものだ。
十勝連峰の山々(3/23富良野市より撮影)
吹上温泉白銀荘
スタート
切り開きの緩斜面
1段目を登る
1段目と2段目の中間斜面
2段目へ
2段目上からはガスになる
三段目?
ハイマツ以外は白一色
霧氷のハイマツ
三段山山頂
樹林帯まで下るとホッとする
このくらい見えれば十分
登山口標識
人間霧氷
GPSトラック
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大雪山・旭岳 ~ 2023年3月23日
http://torasan819.exblog.jp/33096836/
2023-05-23T22:48:00+09:00
2023-05-23T23:07:30+09:00
2023-05-22T15:57:33+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 大雪山・旭岳
山行期間 2023年3月23日(木)
山行形態 山スキー
天候 曇り
参加者 3人(L:トラ山・K地・H田)
行程 登山口8:46~姿見の池10:26~旭岳12:07-12:22~夫婦池13:03-13:23~登山口13:48
行動時間 5時間2分 移動距離 11.6km 累積標高差 ±1,210m
当初1月にと思っていた北海道だが、いろいろあって踏ん切りがつかず見送っていた。すると3月に北海道との話があり、この機会を逃したら今シーズンのチャンスは無いだろうと思い行くことにした。行くのは3月下旬ということだが、すでに厳冬期は過ぎており時期的には中途半端な感がある。しかし、まとまって家を空けることができるタイミングが、ここしかなかったという事情もある。3人パーティーとなったが、自分とK地さんは北海道でのスキーはゲレンデも含めてまったくの初めてである。H田さんも北海道のスキー場では何度も滑っているものの、まともな山スキーとなると初めてとのこと。北海道の山については土地勘も無いに等しいので、初中級者向けとされているルートを選んだ。他の記録をざっと斜め読みして計画書を作成した。
22日は空路とレンタカーで移動し、旭川のビジネスホテルに投宿した。23日の天気は曇っていてあまり芳しくない。ガスっていないことを祈って旭岳へと向かう。大雪山旭岳は北海道最高峰(2,291m)の山だ。ロープウェイがありスキー場があるが、普通のゲレンデはなく連絡コース以外は自然地形を滑る山岳スキー場である。そのため、正確な名称はスキー場ではなく、旭岳スキーコースとなっている。現地に着くと薄曇りで稜線は見えており、風も穏やかと思ったより悪くない。ロープウェイの山麓駅駐車場に車を置き登山届を提出する。ロープウェイには申し訳ないが、我々は登山口からシール登高だ。ピステンされたスキーコースを登るので楽に歩かせてもらう。おおむねCコースで登り、難なく石室のある姿見の池の辺りまで来た。ここから先は傾斜が増し、山頂へと続く西尾根を辿る。尾根から南面にかけては雪が少ないのか飛ばされたのか岩の露出が目立つ。
登るにつれて雪が固くなり氷化してきた。自分はシールで頑張ることにしたが、一度スリップしてヒヤッとする場面もあった。他の2人は山頂近くになってスキーを担いでツボ足になった。アイゼンを持ってくるべきだったとの思いが頭をよぎる。ところが、たちまち追いついてきた単独の山スキーヤーを見るとシールだけである。何事もないようにサクサク登ってきた。よく見ると若い外人さんだった。平日とあってか山頂にこの時間帯登ってきたのは、我々以外にはこの外人男性だけだった。山頂はガスで風もあり長居無用だ。下山ルートは山頂を北側に落とすことにした。西へ尾根を進み右手の北斜面に入ると、急斜面のハードバーンを滑り降りる。200mほど落とすと少し雪が緩み、西へとトラバース気味に滑りロープウェイの姿見駅の方へ向かう。ややストップ雪で思ったように板が走らず、景観は最高なのに少々残念。夫婦池の辺りで遅い昼食を取る。ここからはスキーコースだが、途中で逸れてツリーランもしながら登山口に戻った。心配した天気だがガスもかからず1日持ってくれたことに感謝しながら、今日の宿泊地である富良野へと向かった。
旭岳登山口
スキーコースを登っていく
山頂が近づく
右手にはトムラウシ山や十勝連峰の山々
斜度が増して雪が固くなる
シール登高が厳しくなる
旭岳山頂
ハードバーンを下降する
急斜面を落とす
トラバース気味に下降
夫婦池
スキーコースを下る
コースを逸れてツリーランも
到着
GPSトラック
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村山葉山 ~ 2023年4月10日
http://torasan819.exblog.jp/33096900/
2023-05-22T16:12:00+09:00
2023-05-22T23:52:48+09:00
2023-05-22T16:12:03+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 葉山(1,462.1m)
山行期間 2023年4月10日(月)
山行形態 山スキー
天候 快晴
参加者 2人(L:K地・トラ山)
行程 葉山市民荘9:12~小僧森11:02~大僧森11:16~大ツボ石11:36~葉山11:43-12:03滑降~1,270m12:13登り返し~大僧森12:57-13:08滑降~大僧森沢下13:29-13:37~畑コース尾根13:50~葉山市民荘14:07
行動時間 4時間55分 移動距離 9.6km 累積標高差 ±1,072m
K地さんの計画に乗っかって畑コースからの葉山へ。土曜日夜あたりに降雪があったらしいので、もしかすると新雪滑降かと期待した。10日は朝から快晴。雪が腐れないかと心配しながら葉山市民荘へ到着。珍しく遅刻のK地さんを待ってスタート。新雪は積もっていたが、早くも湿雪で重くなっている。標高を上げればもしかするとと淡い期待をかけて登っていく。風もなくとにかく暑い。雲もない青空では雪は腐れるばかり。尾根になり登っていくと、昨日の日曜日と思われる滑走跡がある。天気は良くなかったはずだが、逆に雪は温存されて滑るには良かったのだろう。登山道分岐はトラバースして小僧森へ。急斜面があるがシールで登り切る。大増森を越えて大ツボ石では雪が切れ始めていた。登り始めて2時間半で葉山山頂に到着。月山を眺めて昼食にする。それにしても天気が良すぎるほど。さて滑降だが雪が問題。斜面に入り滑り始めるととにかく重い。ターン出来ずにツリーホールに突っ込んでしまった。怪我もなくやれやれ。滑りにならずに200m弱下げて登り返した。次は大僧森沢を滑る。こちらは同様だが少しだけましな感じがした。脚がパンパンになるような滑りに耐えて下降する。景色が良くて新雪を滑ることが出来たので満足と言いたいが、やはり残念な雪だったのには変わりない。昨年はガスで今年は重雪でと2年連続の消化不良である。来年は3度目の正直にしたいと思いながら葉山市民荘へと戻った。
スタート地点の葉山市民荘
夏道ルートの尾根を登る
小僧森と大増森が見えてくる
小僧森に登る
小僧森より大増森へ
大増森に登る
大増森から葉山へ
急登に汗をかく
大ツボ石
葉山山頂
葉山から南面の沢へ落とす
重雪でターンできない
悪戦苦闘
登り返す
大増森沢へ入る
こちらも重いが何とか滑る
雪が良ければ最高なんだが
100mほど登り返す
かつての畑地区集落
葉山市民荘に到着
GPSトラック
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湯殿山 ~ 2023年3月29日
http://torasan819.exblog.jp/33094324/
2023-05-21T13:05:00+09:00
2023-05-22T15:51:32+09:00
2023-05-21T13:05:07+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 湯殿山(1,500m)
山行期間 2023年3月29日(水)
山行形態 山スキー
天候 快晴
参加者 3人(L:トラ山・K藤・H田)
行程 志津駐車場9:22~シール登高9:43~湯殿山11:50-12:10東面滑降~石跳川12:13-12:37~湯殿山13:42-13:55南面滑降~道路14:34~志津駐車場14:45
行動時間 5時間23分 移動距離 13.6km 累積標高差 ±1,235m
今シーズンから車は志津温泉入口の志津駐車場に置くことになった。昨シーズンまでの駐車状況は酷いものだったから、この措置は致し方ないといえよう。志津温泉手前の駐車場に着くと平日だが30台ほどの車があった。15分ほど道路を歩いて国道と県道の分岐の所からシール登高開始。今回はネイチャーセンター経由での石跳川左岸沿いではなく、右岸側尾根を歩くことにした。快晴だがそれほど気温が上がらず快適に登ることができた。森林限界を超えたオープンバーンも、シールが良く効きジグを切ることなく直登。東面はクラックや縦溝もなくとても綺麗な斜面だった。まだらにある白い新雪部分がややストップ雪だが、ザラメの部分は板が走り一気に石跳川まで落とした。昼食を取ってから再度シール登高。石跳川を登り北東尾根を辿って2度目の山頂。下山は南面を滑る。ザラメとフイルムクラストのクリーンな大斜面だ。ただし、一部クラックがあり南西尾根寄りの方には大きなクラックが入り始めている。一部雪崩も発生していたので近づかない方が無難だろう。とはいうものの斜面のコンディションは良好と言える。湯殿山(姥ヶ岳も)は今が滑り時だろう。
志津温泉手前の駐車場に車を置く
徒歩15分
湯殿山と姥ヶ岳
ブナ林の尾根を登る
森林限界でひと休み
朝日連峰を背に山頂へ
東面滑降
フラットなバーンで爽快
尾根を登り返す
尾根のクラック
2度目の山頂
南面滑降
ブナ林を下降
石跳川左岸
GPSトラック
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蔵王・熊野岳東面 ~ 2023年3月16日
http://torasan819.exblog.jp/33094207/
2023-05-21T11:50:00+09:00
2023-05-22T21:52:34+09:00
2023-05-21T11:50:41+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 蔵王連峰 刈田岳(1,757.8m) 熊野岳(1,841m)東面(丸山沢)
山行期間 2023年3月16日(木)
山行形態 山スキー
天候 曇り
参加者 2人(L:トラ山・H田)
行程 すみかわスキー場8:41~中央コース入口9:15~刈田岳避難小屋10:12井戸沢滑降~刈田岳避難小屋10:53~熊野岳避難小屋11:34-11:46~丸山沢源頭11:57~濁川渡渉点12:36-12:50~索道跡13:25~すみかわスキー場14:04
行動時間 5時間23分 移動距離 13.0km 累積標高差 ±1,320m
今年は例年より2週間は融雪が早い感じがしている。熊野岳東面は3月末ごろに行くことが多いのだが、今年は前倒しにした。すみかわスキー場の登山者駐車場からはスキーで歩くことができた。いつものようにゲレンデトップから中央コースへ。縞の沢から剣ヶ峯の尾根を辿って刈田岳避難小屋へと最短ルートで歩く。プラス気温で剣ヶ峯の雪は緩み登高は容易。斜面に誘われて井戸沢を1本滑ってみた。まだらにある薄い新雪がややブレーキだが気持ちよく滑降。登り返して刈田岳を経由し馬の背を熊野岳避難小屋へ。見える範囲に登山者は2人しかいない。馬の背の登山道はまだ雪が繋がっているが、来週にはかなり地面が露出するだろう。小屋へ着いて休憩しているとH田さんがやってきた。追いついたら同行したいと言っていたが間に合ったようだ。熊野岳東面の丸山沢源頭へ。見下ろす斜面には縦溝もなくフラットで良好だが、茶色の部分と白い新雪がまだらにある。新雪はややブレーキになるものの特に問題なし。新噴気口の下まで標高差約700mの滑降を楽しむ。トラバースしてツボで少し登り返すと濁川渡渉点へ降りる。沢はギリギリ繋がっている雪で渡れたが、使えるのは今週末までだろう。ツボでひよどり越えを登り、緩くなったところでシール登高にチェンジ。除雪中のエコーラインを横断してシーールオフ。あとみゲレンデ下端に出て駐車場に戻った。
※総合力が必要なルートです。初めての場合は経験者とともに入ることをお勧めします。
高曇りの刈田岳
刈田岳避難小屋
井戸沢を1本
熊野岳避難小屋
追いついてきたH田さん
丸山沢源頭
丸山沢バックボウル
ダイナミックな地形を滑る
滝のあるあたり
滝を抜けたところ
下部は転石が増える
標高差600mを滑降
濁川を渡渉
ひよどり越えを登る
エコーラインを横断
GPSトラック
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安達太良山・くろがね小屋 ~ 2023年3月9日・10日
http://torasan819.exblog.jp/33092262/
2023-05-20T15:39:00+09:00
2023-05-21T11:36:57+09:00
2023-05-20T15:39:36+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 安達太良山(1,699.7m)
山行期間 2023年3月9日(木)~10日(金)
山行形態 山スキー
天候 9日曇り 10日曇り
参加者 3人(L:トラ山・K地・S木)
行程 9日 奥岳登山口14:35~勢至平分岐15:50~くろがね小屋16:15
10日 くろがね小屋7:45~峰ノ辻8:15~安達太良山8:37-8:57~登山道9:25~奥岳登山口9:40
行動時間 9日1時間40分 10日1時間55分 移動距離 9日4.1km 10日5.8km 累積標高差 9日+508m-95m 10日+382m-795m
安達太良山のくろがね小屋が建て替えのため閉鎖となる。老朽化が主な理由とのことだが、昭和39年3月建設(前の小屋は昭和24年8月建設とのこと)とのことだから、厳しい自然の中で60年近い年月を重ねてきた建物になる。くろがね小屋は自分の登山においては、通過地点のひとつであり泊るという考えはなかった。それでも数年前から、仲間と泊ってゆっくり杯を傾けたいと思っていた。今年になって見納めになるから最後に泊まろうとしたところ、誰しも考えることは同じようで連日予約で満室だった。いったんは諦めたのだが、たまたま9日にキャンセルがあったようで、空きが出たのですかさず申し込んだ。というわけで今回はくろがね小屋に泊まるのが主たる目的の山行となった。
9日 くろがね小屋まで登るだけなので遅いスタートとした。各自の都合により、自分とS木さんが先行してK地さんは後から追いかけることとなった。あだたら高原スキー場のゲレンデは驚くほど融雪が進んでいた(3/12で営業終了)。登山道はかろうじて雪が繋がっていたが、今週末にはあちこち地面が露出し始めるだろう。踏み固められたトレースを辿るだけなので楽ちんである。勢至平分岐を過ぎて小屋に近づくと、20分ほど遅れてスタートしたK地さんが追い付いてきた。相変わらずの健脚である。やがてくろがね小屋が見えてきた。スキーやブーツを中に入れて受付を済ませる。平日だが連日満員との話のとおり20数人の宿泊者とのこと。我々は3人ともくろがね小屋に泊まるのは初めて、そして現在の建物では最後となる。17時30分夕食。くろがね小屋の夕食は毎日カレーライスと決まっている。源泉掛け流しの温泉に入り21時消灯。暖かく快適な一夜を過ごした。(宿泊費1泊2食6,600円+暖房費400円)
10日 6時30分の朝食は普通のメニュー。外に出ると気温はプラスのようで暖かいが、ガスがかかり小雪も舞って視界が良くない。S木さんは所用があり下山するので小屋前で見送る。登っていくとガスは濃くなり、計画していた振子沢滑降と船明神東斜面滑降は早々と諦めた。安達太良山の山頂だけを踏んで下山という短縮行程に変更した。登っていくとさらにガスが濃くなり、峰ノ辻からトラバースルートで山頂へ至る。下山は概ね夏道ルートだが、ガスなのでゆっくり滑っていく。高度を下げていくとガスの下に出て視界が回復したので、夏道から離れて烏川左俣へと滑り込んだ。標高1,300mで五葉松平に上がり登山道に合流。ゲレンデに出てひと滑りで登山口に到着した。行動時間は2日間合わせても4時間に満たないという山行だった。
くろがね小屋へ
小屋全景
小屋内部
夕食のカレーライス
朝食
出発
ガスの山頂
視界回復
最後はゲレンデ
GPSトラック
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蔵王・屏風岳 ~ 2023年2月28日
http://torasan819.exblog.jp/33092202/
2023-05-20T15:22:00+09:00
2023-05-20T15:23:25+09:00
2023-05-20T15:22:17+09:00
torasan-819
山スキー
山域山名 蔵王連峰 屏風岳(1,825m)
山行期間 2023年2月28日(火)
山行形態 山スキー
天候 快晴
参加者 3人(L:トラ山・K地・H田)
行程 標高595m地点8:32~蔵王観測所8:47~1,166m標高点付近10:24~稜線12:25~ドロップポイント12:34-12:45~昼食13:07-13:19~標高595m地点13:53
行動時間 5時間21分 移動距離 13.5km 累積標高差 ±1,338m
屏風岳の滑降はタイミングを掴むのが難しい。特に厳冬期に条件が揃うことは何日もない。そんな屏風岳だが、最近の雪の状況と予報からしてチャンスと思った。同行可能な仲間に声をかけて急きょ計画を立て行くことにした。東北大学の蔵王観測所に車で向かっていくと雪のため進めなくなった。蔵王観測所よりかなり手前(800m以上)だがここからのスタートとなる。スキーで歩き始めると残雪は薄くて今週末までには無くなると思われた。蔵王観測所を過ぎて秋山沢ルート登山口より林道へ入る。しばらく歩いていくと自分とH田のシールにダンゴが付き始めた。なぜかK地さんのシールには付かない(本人いわくメンテナンスしているからだとか)。以後ずっと2人ともダンゴには悩まされることとなった。K地さんに先行してもらい後から2人が何とかついていくという構図。天気は最高で良すぎるがゆえの雪質の心配はあったが、やはり山は青空の方が良い。汗をかきかき屏風の壁の直下まで来てスキーを担ぐ。急斜面をキックステップで160mほど登ると稜線に到達。思ったより風もなく好条件。稜線を南へ少し進んだ所をドロップポイントとした。屏風岳の山頂まではまだ距離にして700m以上あるが、山頂周辺の稜線は雪庇があり滑降は技術的にもハードルが高いので、比較的易しい滑りやすいラインを選んだ。滑降準備を整えてひとりずつドロップ。パックされた雪はやや重く足を取られそうになるが、各々爽快な滑りを楽しむことができた。下山はほぼ往路のとおりに滑る。登りは4時間かかったが下りは昼食を含めても1時間ちょっとだった。
かなり手前からスタート
蔵王観測所
林道を登る
ブナの2次林を歩く
沢地形をたどる
屏風岳の東面が近づいてきた
高度を上げる
急斜面はキックステップで登る
稜線に到達
杉ヶ峰と刈田岳、遠く朝日連峰
斜面を観察
K地さんドロップ
H田さんドロップ
地形に合わせてダイナミックに滑る
最高だ!
滑るのはあっけない
シュプールを見上げる
下山しよう
GPSトラック
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