1 2015年 11月 30日
![]() 茨城県北部から福島県を抜けて宮城県南部に至る沿岸部には、阿武隈山地というなだらかな高原状の山地が南北に走っている。海岸沿いに福島県新地町から阿武隈川まで一直線に続く山々を、特に亘理地塁山地と呼んでいる。自分はその一部(鹿狼山~小斎峠)を5年前に歩いたことがあるのだが、それ以降はご無沙汰となっていた。冬も近いこの時期の山間部では時雨れることが多くなる。しかし、太平洋沿岸部の平野では比較的晴れが多く、数百m程度の低山が連なる亘理地塁山地では平地の気象とそう変わらない。そんなわけで、晩秋から冬にかけて気軽に歩こうと思った場合、亘理地塁山地は恰好のハイキングコースとなるのだ。 山域山名 亘理地塁山地 閑居山(204.4m) 黒森山(255m) 四方山(272m) 山行期間 2015年11月28日(土) 山行形態 一般登山 天候 晴れ時々曇り 参加者 単独 行程 割山峠口12:05~閑居山12:45~夜討坂12:56~黒森山13:13~四方山13:30-13:50~ 黒森山14:04~夜討坂14:19-~閑居山14:30~割山峠口15:02 行動時間 2時間57分 移動距離 11.1km (GPS計測) 累積標高差 ±785m (GPS計測) 続きはこちら ▲
by torasan-819
| 2015-11-30 22:59
| 山
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2015年 11月 22日
![]() 那須朝日岳の東南稜は、以前に八◯さんから提案されていた。どうも過去に1度登ったことがあるらしい。調べてみると東南稜は岩稜で、初級アルパインクライミングとして登られている。岩が脆くてボロボロなので、夏場の記録もあるが、氷でパックされる冬季に良く登られているようだ。11月中旬に凍った東南稜の記録もあったので、21日に企画してみることにした。しかし、天気予報を見ると気温は氷点下までにはならないようだ。それでもとにかく現地に行ってみようと、5人で向かうことにした。 山域山名 那須朝日岳東南稜 朝日岳(1,896m) 茶臼岳(1,915m) 山行期間 2015年11月21日(土) 山行形態 一般登山 天候 曇り時々晴 参加者 5人(L:八◯・菅◯・深◯・中◯・トラ山) 行程 峠の茶屋駐車場8:17~下降点8:45~東南稜取り付き地点8:52-9:00~ギャップ9:30-10:05~朝日岳10:50-11:00~ 峰の茶屋跡避難小屋11:33-11:57~茶臼岳12:22-12:30-~峰の茶屋跡避難小屋12:53~峠の茶屋駐車場13:23 行動時間 5時間6分 移動距離 6.7km (GPS計測) 累積標高差 ±775m (GPS計測) 装備 アイゼン・ロープ(30m×1) 続きはこちら ▲
by torasan-819
| 2015-11-22 07:43
| 山
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2015年 11月 20日
![]() ナメコはそのつるりとした食感から人気のキノコだ。秋にはブナやナラなどの倒木や立ち枯れ、切り株などに群生する。特に晩秋になると山にある食用キノコの種類は、ナメコの他にエノキタケ、ムキタケ、ヒラタケなどに限られてくる。11月も中旬を過ぎた雨模様の日に、シーズン終盤のナメコ採りに行ってきた。狙ったのは標高600mほどのナラとブナの混在する林。初めに入ったところはさっぱりだったが、場所を変えてみたところ見つかりだした。笠が開ききった成菌ばかりで、残念なことに流れているものもかなり多かった。それでも高いところは道具を使うなどして、そこそこの量を採ることができた。これでおそらく今年のナメコ採りは終了。また来年を楽しみにするとしよう。 ![]() ▲
by torasan-819
| 2015-11-20 02:54
| キノコ
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2015年 11月 17日
![]() 木地夜鷹山は会越国境にある地味な山である。標高は859m。500mほど北には夜鷹山があり、地形図に山名表記されているのは夜鷹山だけである。それにしても木地夜鷹山という特異な名前が気になる。なぜ木地なのか、なぜ夜鷹なのか。全国に類似の山名は聞かない。木地夜鷹山は登山道の無い山と言われている。確かに地形図を見ても表記されていない。しかし、山は登山道が無ければ登れないというわけではない。ヤブを漕げば登れるし、踏み跡程度でもあれば十分だが、木地夜鷹山にも踏み跡があるのだ。3年前の沢登りで木地夜鷹山から下る際に踏み跡を利用した。しかし、途中で見失ってしまい、その後は適当に下ったということがあった。今回は木地夜鷹山に落合集落側からピストンで登ってみよう。 山域山名 会越国境 木地夜鷹山(859m) 山行期間 2015年11月14日(土) 山行形態 一般登山 天候 雨のち曇り 参加者 2人(L:トラ山・中◯) 行程 駐車地点9:28~百戸沼10:16-10:21~木地夜鷹山10:56-11:01~百戸沼11:22-11:50~駐車地点13:38 行動時間 5時間53分(キノコ採り含む) 移動距離 不明 累積標高差 不明 続きはこちら ▲
by torasan-819
| 2015-11-17 22:42
| 山
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2015年 11月 15日
![]() ヤマブドウは日本固有のブドウで、北海道から四国の山地に自生している。特徴は酸味の強さだ。あまり熟していないものを食べてみると分かるが、とても酸っぱいのだ。もちろん十分熟したものは甘いのだが、やはり酸っぱいことには変わりない。ヤマブドウは山に行けば何処でも採れるというわけではない。ヤマブドウの蔓はあっても実っていないものも多い。木に絡まって延びるので、高いところにあり手が届かないことが多い。また、実の粒も房も小さいので量を採るには結構手間がかかる。しかし、そんな苦労をしても採りたいほどの魅力ある味わいなのがヤマブドウなのだ。今年の秋はヤマブドウをそこそこ採ることが出来たので、初めての仕込みにチャレンジしてみることにした。数ヶ月後が楽しみだ。何を仕込んだのかは詳しく書けないが(^^ゞ 続きはこちら
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by torasan-819
| 2015-11-15 11:04
| 山菜・木の実
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2015年 11月 08日
![]() この週末は天気がパッとしない。土曜日の方がいくぶんましな予報だったので、低山を歩いてみようと思った。いくつか案はあったのだが、結局自宅からもあまり遠くない豪士山に登ろうかと考えた。しかし、豪士山は昨年登っているので、同じ山域にある駒ヶ岳に登ることにした。駒ヶ岳は栗子山塊の中にあり、米沢市と高畠町の境に位置する。会津駒ヶ岳や甲斐駒ヶ岳など全国に駒ヶ岳という山名は多いので、この駒ヶ岳を山形駒ヶ岳とか高畠駒ヶ岳と呼ぶこともある。同じ山域にある豪士山は、ある程度登山者もいるのだが、はずれに位置する駒ヶ岳は少ないようだ。 山域山名 栗子山塊 駒ヶ岳(1,067m) 焼枯(1,075m) 山行期間 2015年11月7日(土) 山行形態 一般登山 天候 晴れのち曇り 参加者 2人(L:トラ山・藤◯) 行程 駐車地点9:42~西信濃沢登山口9:47~キノコ採り(約1時間)~P969m12:17~駒ヶ岳12:50-13:20~ 焼枯13:34~ひかば越え14:23-14:41-~ひかば越え登山口15:24~駐車地点15:35 行動時間 5時間53分 移動距離 8.8km (GPS計測) 累積標高差 ±990m (GPS計測) 続きはこちら ▲
by torasan-819
| 2015-11-08 21:04
| 山
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2015年 11月 03日
![]() 御前ヶ遊窟とは山そのものの名称ではない。その昔、武将 平維茂の奥方が隠れ住んでいたと言い伝えられている洞窟のこと。会越国境山群の中に井戸小屋山という山があり、その西側の岩塔に御前ヶ遊窟がある。自然に穿たれた穴のようであり、風をしのぐには使えそうである。しかし、この険しい山中に一時的にせよ高位の奥方が住んでいたかどうかは疑問だが、そんな言い伝えがあること自体が興味を引かれる。御前ヶ遊窟に至るには鍬ノ沢沿いを辿るのが一般的だ。スラブの急な登りがあり、一般ルートとしては上級者向けということになるが、それがまた楽しさにもなっている。下山ルートは2年前はソウケエ新道を辿ったが、クサリ場も多くそこそこ時間もかかる。今回は距離は伸びるが楽に下山でき、時間も短縮できると思われる井戸小屋山経由でのルートとした。 山域山名 御前ヶ遊窟(846m) 井戸小屋山(902m) 山行期間 2015年11月1日(日) 山行形態 一般登山 天候 曇り時々晴れ 参加者 9人(L:トラ山・和◯・佐◯・菅◯・柏◯・深◯・大◯・中◯・◯木) 行程 駐車地点7:55~登山口8:00~鍬ノ沢渡渉点8:10~登山道合流点8:30~シジミ沢出合9:40-10:08~御前ヶ遊窟11:40~ 岩塔頂上12:20-12:50~井戸小屋山13:17~林道14:10~車道14:26~駐車地点14:48 行動時間 6時間53分 移動距離 8.8km (GPS計測) 累積標高差 ±970m (GPS計測) 装備 ロープ 30m×2 続きはこちら ▲
by torasan-819
| 2015-11-03 12:24
| 山
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