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2018年 10月 25日
安達太良山・東鴉川 ~ 2018年10月21日
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安達太良山の東鴉川を訪れた。自分としては2009年以来なので9年ぶりということになる。東鴉川は登山大系にもあるとおり、大滝の直登にこだわらなければ難しい滝もなく易しい沢といえるだろう。安達太良山はコンパクトな山域なので日帰りが容易な沢ばかりだが、その中でも東鴉川は地味な印象があるのか遡行するパーティーは少ない。ネットで検索しても福島登高会の記録の他はわずかしか見当たらない。周回ルートが取れないということもネックになるのだろう。しかし、ゆったりとした沢登りをしたいとき、初心者トレーニングとして遡行したい時などは頃合いの沢なのではないだろうか。今回のパーティーは初心者2名を含めた6人だが、紅葉を楽しみながらのんびり遡行することにした。


山域山名   安達太良山・東鴉川
山行期間   2018年10月21日(日)
山行形態   沢登り
天候     晴れ時々曇り
参加者    6人(L:トラ山・S木・N井田・W井・K玉・О田)
行程     旧東鴉川橋8:30~新東鴉川橋8:45~18ⅿ滝9:20~15ⅿ滝10:15~2段8m滝10:35~5m滝12:11~
       登山道12:27-12:54~僧悟台13:21~塩沢登山口P14:20
行動時間   5時間50分
移動距離   7.6kⅿ
標高     最低点780m 最高点1,509m
装備     ロープ 30ⅿ×2



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by torasan-819 | 2018-10-25 20:26 | 沢登り | Comments(4)
2018年 10月 17日
蔵王・水引入道(ルートミス検証)~ 2018年10月14日
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山域山名   蔵王連峰 水引入道(1,656m)
山行期間   2018年10月14日(日)
山行形態   一般登山
天候     曇り時々小雨
参加者    2人(L:トラ山・K藤)
行程     白石スキー場12:48~コガ沢渡渉点14:12~水引コース分岐14:50~水引入道15:00~林道16:25~白石スキー場16:50
行動時間   4時間2分
移動距離   9.5km
累積標高差  ±940m



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by torasan-819 | 2018-10-17 07:55 | | Comments(2)
2018年 10月 14日
黒伏山・南壁中央ルンゼ ~ 2018年10月8日
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山域山名   黒伏山 南壁中央ルンゼ(風の踊り場まで)
山行期間   2018年10月8日(月)
山行形態   クライミング
天候     晴れ時々曇り
参加者    3人(L:K樹・H田・トラ山)
行程     駐車地点8:03~南壁取付点8:55~風の踊り場12:50-13:24~南壁取付点14:40~駐車地点15:34
行動時間   7時間31分



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by torasan-819 | 2018-10-14 22:52 | | Comments(2)
2018年 10月 13日
蔵王・遭難者捜索 ~ 2018年10月7日
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10月6日の23時過ぎに山遭協の班長より捜索出動の連絡があり、7日朝5時に白石スキー場集合となった。遭難者は6日に南蔵王の水引入道周辺で滑落し捻挫のため動けなくなり、午後4時半頃に110番したらしい。7日朝に白石スキー場に行き状況を聞くと、6日の捜索は午後10時過ぎから日を跨いだ深夜にかけて登山道の捜索が行われたとのことだが、夜間ということもあり発見には至らなかったという。7日の捜索は、本人から連絡があったことで大体の位置は分かっているとのことで、警察、消防、山遭協の計32人が2班に分かれることになった。登山道(ジャンボリーコース)からの班と沢を渡って直接斜面を登る班であるが、自分は後者の班となった。なお、ヘリコプターは台風による昨夜からの強風のため期待できない。

白石スキー場から水引コースの登山道を辿り、コガ沢に登山道が下りたところから対岸に渡渉して30度ほどの斜面を登る。ヤブをかき分けて160mほど高度を上げると、目標点目指してトラバースしながら捜索を開始する。歩いていると爆風(白石市の平地でも風速約30mを記録)で、時々ブナの太い枝が折れて落ちてくる危険な状況だ。ヤブ斜面を1時間半ほど捜索したが、先行した県警機動隊のコールに本人が返したのをきっかけに本人を発見。捻挫以外は体調にも問題は無いようだ。発見場所は傾斜の緩い沢の中だったが、本人に確認するとこの沢を水引コースと誤認していたようだ。水流がほとんどない沢ということもあり、なおさら誤認を招いたのかもしれない。捻挫をしていなければこのまま下降するつもりだったようで、そうなれば沢は下部で急傾斜となるため、コガ沢まで滑落した可能性も高かっただろう。救助方法は協議の結果、本人をストレッチャーに載せて斜面を登山道まで引き上げることになった。県警と消防が交互に手際よく3分の1システムを組み、登山道までの標高差80mほど引き上げた。登山道からの班と合流し、ジャンボリーコースを林道まで約2.5kmの手持ち搬送を行い、林道に待機していた車両に引き継いだ。

今回は本人から直接救助要請があったことで、スマホの電波による遭難者の位置情報はあったが、結果的には水平距離で300m以上の誤差があった。県警によればそれでも比較的マシな方とのことだが、山での300mの違いは致命的な距離のこともある。スマホのGPSで測位した位置情報を確認できた場合はピンポイントに近い精度で分かるのだろうが、今回はそうではなかったということだ。そうなると通話による各基地局からの電波により位置を割り出すこととなり、当然GPSで直接測位するより誤差が大きくなる。そうなると本人が連絡してくる周囲の状況なども重要な情報になる。しかし、遭難者本人及び消防と警察の担当者も人間なので、情報に接したときにどうしても主観や先入観が働く。その情報を伝達された救助担当の人間が捜索に当たるわけだが、もしかするとバイアスがかかっているかもしれない情報を元に、最大限の想像力を働かせて捜索することとなる。やはり一番大事なのはより正確な情報なのだと、これまでの捜索経験からもつくづく思う。しかし、なかなかそうはいかないのが捜索現場なのだ。

登山者はGPSやスマホでの位置情報の確認方法を知っておくことはもとより、山では電波が通じない場所があることも考えると、ココヘリのような電波発信機能の付いた機器の携帯も非常に有効だと考えられる。もちろん登山届の提出が大前提ではあるが。誰しも山に登っているかぎり遭難の可能性があり例外はない。ビギナーもベテランも初心者も上級者も関係はない。遭難事故を防ぐにも限界はあるが、できることはやったうえで山を楽しみたいものだ。


by torasan-819 | 2018-10-13 01:40 | | Comments(3)