2018年 10月 13日
蔵王・遭難者捜索 ~ 2018年10月7日
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10月6日の23時過ぎに山遭協の班長より捜索出動の連絡があり、7日朝5時に白石スキー場集合となった。遭難者は6日に南蔵王の水引入道周辺で滑落し捻挫のため動けなくなり、午後4時半頃に110番したらしい。7日朝に白石スキー場に行き状況を聞くと、6日の捜索は午後10時過ぎから日を跨いだ深夜にかけて登山道の捜索が行われたとのことだが、夜間ということもあり発見には至らなかったという。7日の捜索は、本人から連絡があったことで大体の位置は分かっているとのことで、警察、消防、山遭協の計32人が2班に分かれることになった。登山道(ジャンボリーコース)からの班と沢を渡って直接斜面を登る班であるが、自分は後者の班となった。なお、ヘリコプターは台風による昨夜からの強風のため期待できない。

白石スキー場から水引コースの登山道を辿り、コガ沢に登山道が下りたところから対岸に渡渉して30度ほどの斜面を登る。ヤブをかき分けて160mほど高度を上げると、目標点目指してトラバースしながら捜索を開始する。歩いていると爆風(白石市の平地でも風速約30mを記録)で、時々ブナの太い枝が折れて落ちてくる危険な状況だ。ヤブ斜面を1時間半ほど捜索したが、先行した県警機動隊のコールに本人が返したのをきっかけに本人を発見。捻挫以外は体調にも問題は無いようだ。発見場所は傾斜の緩い沢の中だったが、本人に確認するとこの沢を水引コースと誤認していたようだ。水流がほとんどない沢ということもあり、なおさら誤認を招いたのかもしれない。捻挫をしていなければこのまま下降するつもりだったようで、そうなれば沢は下部で急傾斜となるため、コガ沢まで滑落した可能性も高かっただろう。救助方法は協議の結果、本人をストレッチャーに載せて斜面を登山道まで引き上げることになった。県警と消防が交互に手際よく3分の1システムを組み、登山道までの標高差80mほど引き上げた。登山道からの班と合流し、ジャンボリーコースを林道まで約2.5kmの手持ち搬送を行い、林道に待機していた車両に引き継いだ。

今回は本人から直接救助要請があったことで、スマホの電波による遭難者の位置情報はあったが、結果的には水平距離で300m以上の誤差があった。県警によればそれでも比較的マシな方とのことだが、山での300mの違いは致命的な距離のこともある。スマホのGPSで測位した位置情報を確認できた場合はピンポイントに近い精度で分かるのだろうが、今回はそうではなかったということだ。そうなると通話による各基地局からの電波により位置を割り出すこととなり、当然GPSで直接測位するより誤差が大きくなる。そうなると本人が連絡してくる周囲の状況なども重要な情報になる。しかし、遭難者本人及び消防と警察の担当者も人間なので、情報に接したときにどうしても主観や先入観が働く。その情報を伝達された救助担当の人間が捜索に当たるわけだが、もしかするとバイアスがかかっているかもしれない情報を元に、最大限の想像力を働かせて捜索することとなる。やはり一番大事なのはより正確な情報なのだと、これまでの捜索経験からもつくづく思う。しかし、なかなかそうはいかないのが捜索現場なのだ。

登山者はGPSやスマホでの位置情報の確認方法を知っておくことはもとより、山では電波が通じない場所があることも考えると、ココヘリのような電波発信機能の付いた機器の携帯も非常に有効だと考えられる。もちろん登山届の提出が大前提ではあるが。誰しも山に登っているかぎり遭難の可能性があり例外はない。ビギナーもベテランも初心者も上級者も関係はない。遭難事故を防ぐにも限界はあるが、できることはやったうえで山を楽しみたいものだ。


# by torasan-819 | 2018-10-13 01:40 | | Comments(3)
2018年 09月 29日
和賀山塊・マンダノ沢 ~ 2018年9月22日~24日
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マンダノ沢は8月上旬にN井田さんが計画したのだが、事情により延期となっていた沢だ。9月のシルバーウィークにゆっくり3日間かけて歩く計画となったのだが、またしても台風の影響で雨が残りそうな予報で悩ましい。結局、初日は雨が残るだろうと考え、入渓は避けて現地への移動のみとすることにした。実質2日間での遡行となるので、ゆったりと遡行するわけにはいかないが、今回は足並みがそろったパーティーなので特に問題はないだろう。



山域山名   和賀山塊 堀内沢マンダノ沢下天狗沢(遡行)部名垂沢(下降)
山行期間   2018年9月22日(土)~24日(月)
山行形態   沢登り
天候     22日曇り時々雨 23日 曇り時々晴れ 24日 曇り時々晴れ
参加者    3人(L:N井田・S木・トラ山)
行程     22日 白石14:00=夏瀬温泉18:30
       23日 夏瀬温泉5:26~堀内沢入渓6:25~朝日沢出合7:38~シャチアシ沢8:08~マンダノ沢出合9:00-9:28~蛇体淵12:03~
          上天狗沢出合12:48~テン場12:55
       24日 テン場6:13~898m二俣6:38~奥の二俣8:10~朝日岳9:22-9:38~部名垂沢下降点10:30~二俣11:38-11:53~
          林道末端13:47~林道分岐14:10~堀内沢渡渉点15:00~夏瀬温泉15:17
行動時間   23日 7時間29分 24日 9時間4分
移動距離   23日 13.0km 24日 14.3km 計27.3km
標高     最低点150m 最高点1,376m
装備     ロープ30m×1



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# by torasan-819 | 2018-09-29 23:17 | 沢登り | Comments(4)
2018年 09月 21日
焼石岳・尿前川本沢 ~ 2018年9月17日
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焼石岳の東面を流れる尿前沢を5年前に初めて遡行した。初秋の晴れ渡った日に陽光きらめく沢登りとなり、何て美しい沢なのだと感激したのだった。また行きたいと思いつつ再訪の機会を得ることが出来ないでいたが、今回企画したところパーティーを組むことが出来た。予報では今ひとつはっきりしない不安定な天気だが、山は行ってみなければわからないので決行することにした。


山域山名   焼石岳・北上川水系胆沢川支流 尿前沢(尿前川本沢)
山行期間   2018年9月17日(月)
山行形態   沢登り
天候     曇り時々雨時々晴れ
参加者    6人(L:トラ山・W井・E藤・Y島・K樹・H田)
行程     中沼登山口7:34~入渓7:56~フロ沢出合8:12~万円沢出合8:21~三ツ折滝9:02~30m滝10:04~
       二俣・夫婦滝12:36~奥の二俣14:48~登山道15:24-15:40~中沼登山口17:18
行動時間   9時間44分
移動距離   10.2kⅿ
標高     最低点707m 最高点1,366m
装備     ロープ 50ⅿ×1・30ⅿ×1




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# by torasan-819 | 2018-09-21 21:42 | 沢登り | Comments(4)
2018年 09月 15日
遡行図追加(悪沢・大倉沢)
3年ぶりの遡行図作成で結構時間がかかってしまいましたがとりあえず完成です。リンクしている元記事に大きいサイズの遡行図があります。
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# by torasan-819 | 2018-09-15 19:59 | 沢登り | Comments(0)
2018年 08月 27日
飯豊・内ノ倉川七滝沢 ~ 2018年8月24日・25日
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山域山名   飯豊連峰二王子岳・加治川水系内ノ倉川支流七滝沢
山行期間   2018年8月24日(金)・25日(土)
山行形態   沢登り
天候     24日 曇り 25日 曇り一時雨
参加者    3人(L:トラ山・N井田・F田)
行程     24日 道の駅飯豊5:30=内ノ倉湖駐車地点7:20-7:54~七滝沢出合8:40~第1連幕帯入口4ⅿ滝10:43~
          第2連幕帯10ⅿ滝13:50~20ⅿ滝15:23~テン場16:58
       25日 テン場5:46~18m滝7:10~三ツ釜の滝7:41~1060m二俣8:20~取水口9:32~稜線10:54~
          二王子岳山頂10:57-11:23~二王子神社13:43-14:00=内ノ倉湖駐車地点14:35
行動時間   24日 9時間4分 25日 7時間57分
移動距離   24日 7.6km 25日 12.8km
標高     最低点180m 最高点1,420m
装備     ロープ50m×1



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# by torasan-819 | 2018-08-27 21:07 | 沢登り | Comments(0)
2018年 08月 20日
神室岳・悪沢遡行/大倉沢下降 ~ 2018年8月19日
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沢登りの場所探しで登山大系を時々見るのだが、二口山塊の南に位置する神室岳(仙台神室)に源を発する太郎川流域についての記載がある。遡行対象となるのは本流と悪沢、大倉沢の3本とされているが、簡単な紹介文で大倉沢に至ってはわずか3行である。いずれの沢も未遡行なので、難しくなさそうな大倉沢を下降に使い、悪沢を遡行する周回ルートで訪れてみることにした。



山域山名   二口山塊・太郎川流域 悪沢(遡行) 大倉沢(下降)
山行期間   2018年8月19日(日)
山行形態   沢登り
天候     晴れ時々曇り
参加者    2人(L:トラ山・K藤)
行程     大倉沢出合9:40~悪沢出合10:17~8m滝11:27~720m二俣11:43~780m二俣12:11~10m滝12:18-12:35~
       850m二俣12:52~尾根13:27~5m滝14:52~二俣下15:57~12ⅿ滝16:04~10ⅿ滝16:27~大倉沢出合16:32
行動時間   6時間52分
移動距離   8.8kⅿ
標高     最低点470m 最高点1,040m
装備     ロープ 50ⅿ×1・20ⅿ×1



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# by torasan-819 | 2018-08-20 21:06 | 沢登り | Comments(2)
2018年 08月 15日
浅草岳と鬼ヶ面山 ~ 2018年8月15日
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今年山スキーに行きたかった山のひとつが浅草岳だが、結果的に行くことができなかった。次のシーズンの下見というか、何の気なしにお盆のさなかの15日に行ってみようと思い立った。相方のK藤さんと前夜に移動し、道の駅かねやまでテントを張った。翌早朝に田子倉登山口に向かったが、何の目印もないので行き過ぎてしまい引き返す。登山口に着くとすぐ続いて2台・3人の登山者が現れた。こんな暑い日に登る人もいるのかと、自分のことは棚に上げて思ってしまう。


山域山名   越後山脈 浅草岳(1,585.4m) 鬼ヶ面山(1,465.1m)
山行期間   2018年8月15日(水)
山行形態   一般登山
天候     晴れ
参加者    2人(L:トラ山・K藤)
行程     只見沢登山口5:55~水場6:27~田子倉眺め7:03~鬼ヶ面眺め7:40~浅草岳8:59-9:11~前岳9:26~
       ムジナ沢カッチ10:04~北岳10:36~鬼ヶ面山11:03~南岳11:53~国道252号13:10~只見沢登山口14:32
行動時間   8時間37分
移動距離   11.6km ほかに国道区間6.6km
累積標高差  +1,541m -1,248m




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# by torasan-819 | 2018-08-15 19:11 | | Comments(2)
2018年 08月 12日
蔵王・小屋ノ沢 ~ 2018年8月11日
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山の日の11日は蔵王の小屋ノ沢を日帰りで遡行することにした。先日の沢合宿で予定していた沢なのだが、台風の影響でやむなく変更したのでリトライということだ。小屋ノ沢は通常2日間で遡行されるのだが、工夫すれば日帰りでの遡行が可能だ。今回は峩々温泉に下山することにして、距離と時間を短縮することにした。車のデポが必要になるが、地元の利を生かせばさほどの手間ではない。なお、登山道あるいは沢下降での周回ルートでも日帰りが可能だ。その場合は足並みのそろった少人数のパーティーとしたい。


山域山名   蔵王・小屋ノ沢本流
山行期間   2018年8月11日(土)
山行形態   沢登り
天候     曇り時々晴れ
参加者    5人(L:トラ山・W井・E藤・F井・T葉)
行程     峩々温泉5:40=林道終点7:25-7:40~二俣8:11~淵(高巻き)8:27~魚止の滝10:23~12m滝10:46~875m二俣11:33~
       1,000m二俣12:33~30m大滝13:12-14:35~1,200m二俣15:06~登山道16:40-16:54~峩々温泉18:08=林道終点19:10
行動時間   10時間28分
移動距離   8.5kⅿ
標高     最低点670m 最高点1,390m
装備     ロープ 50ⅿ×1・30ⅿ×1




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# by torasan-819 | 2018-08-12 16:37 | 沢登り | Comments(1)
2018年 08月 05日
蔵王・コガ沢 ~ 2018年8月5日
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南屏風岳は地元の山で我が家からも眺められることもあり、尾根歩きに沢登りや山スキーで幾度となく登り滑っている。今回は南屏風岳の東面を源頭とするコガ沢を、稜線まで詰め上げてみることにした。コガ沢は何度も遡行しているのだが、本流を稜線までというとまだ1度しか詰めたことがない。良い機会なのでW井さんのトレーニングも兼ねて遡行することにした。


山域山名   蔵王・コガ沢
山行期間   2018年8月5日(日)
山行形態   沢登り
天候     曇り
参加者    2人(L:トラ山・W井)
行程     スキー場8:04~入渓8:40~5mナメ滝9:10~権現沢出合9:45~10mナメ滝10:14~8m滝11:07~
       滝沢出合11:23~黒滝沢出合11:28~登山道13:29-13:45~不忘山14:17~スキー場15:48
行動時間   7時間44分
移動距離   10.0kⅿ
標高     最低点840m 最高点1,810m
装備     ロープ 30ⅿ×1



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# by torasan-819 | 2018-08-05 20:21 | 沢登り | Comments(0)
2018年 07月 31日
歴代マイカー備忘録
マイカー備忘録を別な場所に置いていたのだが、整理することにしたのでこちらに移植した。
40年以上運転しているのでマイカーも数だけは乗り継いだ。歴代のマイカーを並べてみると、給料も安かったからだが全然いい車には乗ってないとしみじみ思う(笑) 若い頃の一時期を除いて車にはあまりこだわりがなく、走って曲がって止まればいいと割り切っていた。買った時期など記録するほどマメではないが、乗った順番はだいたい覚えている。結婚前後からは女房の車も含めているが、なぜか女房は新車ばかりなのが気になる。自分は個人売買で手に入れることが多かった。友人知人から買ったり、ネット時代前は雑誌の売買欄で見つけて連絡を取り、東京、埼玉、長野などに電車で行っては乗って帰ってきたものだ。ネット時代の今から思えば随分と手間がかかっていたのだが、当時はすべてそんなものだった。名義変更やユーザー車検など、自分でやれることは極力やって経費を節約した。安いだけに当たりはずれもあり、安物買いの銭失い的な車もあった。解体屋巡りをして部品取りもやった。ブレーキパッドの交換を始め、ジムニーでは足回りをそっくり交換したこともあったが、リフトを使わない作業なので工夫が必要だった。そういえばボルトの閉め忘れでドライブシャフトを落としたこともあった。板金塗装も何度かやってみたが、素人以下の出来栄えだったのは懐かしい思い出だ。電子機器も付いてなく、もちろん排気ガス浄化装置もない昔の車はエンジンルームもスカスカで、まだ自分でいじることのできる余地があった。チープな自分の車ライフはそんなものだった。今は昔の物語…

トヨタ スターレット 1300cc 初めてのマイカーは新車。後輪駆動だが悪路に強く気分はラリードライバー。17万キロ以上走行。
スバル レックス 550cc 女房の車で新車。高回転が楽しいエンジン。
フォード フェスティバ 1300cc 衝動買いの新車でサンルーフ付き。10万キロ以上走行後個人に売却。
ミツビシ ミニカ 550cc 繋ぎに2万円で購入。車検残期間だけの短命車。
トヨタ コロナ 1800cc 10万円で購入。車重1トン未満の軽量車。アイスバーンでスリップし修理せず廃車。
ニッサン リベルタビラ 1700cc ディーゼル車。10万円の足車。タイミングベルト切れて修理。
トヨタ ビスタ 2000cc 知人から33万円で購入。ATだが12km/Lと好燃費。パワステ壊れたが17万キロ以上走行。
トヨタ スターレット 1300cc 知人から4万円で購入。軽快で燃費良くしばらく乗った。
トヨタ マークⅡ 2500cc 長野で14万円くらい。事故であえなく廃車と短命。
トヨタ マークⅡ 3000cc 埼玉で6万円。2年乗って5万円で売却。直列6気筒だがヘッドガスケット吹き抜けて修理。
ダイハツ アトレー 660cc 中古10万円の軽1ボックス。パートタイム4駆。故障で後輪駆動の2駆になってしまい短命。
マツダ ファミリア 1500cc 東京で走行距離わずか9000kmのセダンを5万円で購入。程度良好で軽快な走りしばらく乗った。
ダイハツ ミラ 660cc 女房の新車。CVTでフルタイム4駆なれど好燃費。これ以降女房車は4駆オンリーに。
ニッサン プレーリー 2000cc 新潟で48万円で購入の4駆。鈍重だが使い勝手は良い。小修理が多かったがしばらく乗った。
ダイハツ ムーブ 660cc 女房の新車。CVTでフルタイム4駆。年に2万キロ以上走行。
ホンダ ステップワゴン 2000cc 山形で105万円で購入の4駆。18万キロ近く走行。サス交換で走りはいいが腹が低い。
ダイハツ ミライース 660cc 女房の新車。CVTでフルタイム4駆。現在も走行中。
三菱 デリカⅮ5 2400㏄ 福島の知人から11万キロ走行車を25万円で購入。4駆以外何もついていないベーシックグレード。

以上の車と平行して4駆の遊び車を持っていた時代もあった。
スズキ ジムニー 1000cc 貴重な1000cc。トライアルのまねごとを。
スズキ ジムニー 550cc 名車のSJ30。崖から転落九死に一生。
スズキ ジムニー 550cc やっぱり2ストジムニーは面白い。
スズキ ジムニー 360cc 名車のSJ10。結局ナンバー取らずじまい。
ミツビシ ジープ 2400cc ガソリンのJ56と言えばわかる人はわかるナローボディ車。

日本の自動車メーカーではイスズだけ所有しなかったのが残念。
残りの人生であと何台の車に乗れるだろうか…



# by torasan-819 | 2018-07-31 06:55 | 備忘録